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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
ウリスマスラリー
こんばんはです。

あわてんぼうのサンタクロースがプレゼントも無く手ぶらのくせに、
律儀に日出る国からカチ込んで来たのか、
ソリで滑り降りるだけのメニーウリスマスとなっておりますが、
日本だけの豪快な滑りっぷりを見ていると、ハゲ社長の頭のせいで、
ソリの滑りが加速していると言いたくもなります。

ただし米株は今週に入ってから大商いが続いているのに対し、
我が国の商いは本日ですら約3.0兆円なので(欧州も商いはイマイチ)、
日経平均の年初来安値割れを含む下げ幅の大きさとか、
新安値銘柄がリーマンショック以来の高水準だった割には、
セリクラ感も緊張感も悲壮感もイマイチであり、
本日の売られ方も阿鼻叫喚な売られ方ではなく淡々と売られているので、
長引きそうなオイニーは漂っております。

そもそも11月以降は商いを伴わない上げ下げだったことや、
足元の株式市場は裁定買い残を含めガスがかなり抜けているので、
(裁定買い残は民主党時代や2016年のようなこともありますけどね)
セリクラ感が無いのは仕方無いとも言えますが、
だからこそ国内独自のハゲ要因が効いている感もあります。

さらに米欧が金融引締め路線に対して、
本日に金融政策決定会合を開催した黒い銀行は、
足元の景気は堅調やで!と言いながら、本業の物価見通しは相変わらず、
足元のGDPは先進国の中で異彩を放つマイナス成長であり、
定番ギャグの「出口の検討は尚早!」も炸裂させていたので、
ハゲ要因と共にこういった金融政策やマクロ環境も国内要因とは言えます。

いやはや・・・今年最後の大一番の一つだった昨夜のFOMCでは、
「利上げすな!アホか!」というトランプマンのパワハラに対して、
鼻メガネを叩き割られたり、クビを飛ばされることも覚悟の上なのか、
それとも単に無視しているだけなのか、トランプマンとのプロレスなのか、
昨夜のパウエルおじさん(FRB議長)は口(会見)では一応、
「金融政策の決定に政治は関係あらへんがな!」とも言っているので、
政治とズブズブなどこぞの黒い銀行とは大違いです。

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とか言いながら昨夜のFOMCでは、
トランプマンのパワハラに抗って今年4回目の利上げに踏み切ったものの、
来年以降の利上げ見通しは3回から2回に引き下げているので、
トランプマンに忖度したのか、現状のマクロと市場から冷静に判断したのか、
どちらなのかわかりませんが、利上げ姿勢が鈍化したのは事実です。

何やら市場ではもっとハト姿勢(鈍化)を期待?催促?していたので、
この程度の利上げ姿勢鈍化に対して失望したとの声もありますが、
ホンマにそうなんでしょうか?
理想は緩やかな金利上昇と共に景気拡大することであり、
現状は景気の鈍化懸念があれど、ショックが起きているわけではないので、
ハト姿勢の期待や催促というのはにわかに信じ難く、
足元で発表されているイマイチな米マクロ指標(日中欧も)、
世界景気の先行指標でもあるフェデックスの低調な決算などと共に、
強気だったFRBの利上げ姿勢が鈍化したことで、
景気の鈍化懸念が増したというか裏付けられただけではと思うばかりです。

まぁこういったFOMCに対する解釈は十人十色状態なので、
脳みそ筋肉ゴリラの解釈よりも、いずれは答えが出るでしょうから、
素直に市場がどのように反応したのかを見ると・・・

ザックリと言えば債券買い(金利低下)株売り(リスク資産売り)
というベタなリスクオフ基調が継続・加速したと言えます。

細かく言えば、米債券市場では短期金利上昇、2年金利横ばい、
長期金利低下というイールドカーブの縮小と共に、
米金利が2年>1年>3年>5年という逆イールドも悪化、
需給的には最もガスの溜まっている為替市場では、
巻き戻し&リスクオフなドル安(円最強高、欧州通貨高)基調が継続、
リスク資産である株式市場では、米株はハイテク株の大幅安を始め、
商いを伴った株安基調は継続(昨夜は反落)、ついにダウも年初来安値、
英欧株は商いがイマイチながら株安基調は継続(年初来安値更新済み)
中国株も同様、同じくリスク資産である原油は50ドル割れのまま低迷、
景気と中国の鏡でもある銅を始め商品も低迷、安全資産の金は足元で堅調
そして我が国は巻き戻しの円高に加え先に述べた通りなので、
FOMCを経ても国内外共にベタなリスクオフが継続していると言えます。

以上の通り、今年最後の大一番の中心だったFOMCは通過し、
ついでに黒田薬局会合も通過しましたが、
明日は貿易戦争動向に関わる中国の中央経済工作会議が閉幕、
2月まで延長されそうな米つなぎ予算の期限、
需給イベントである米欧MSQも控えているので、
これらをきっかけにリスクオフの動きが止まるかどうかでおます。

ということなので、リスクオフが止まるには、
こういった小難しい背景の落ち着きや好転も重要ですが、
シンプルに市場の動き目線で言えば、
まずはセリクラ風な商いもある米株が止まるか、
ガスの溜まった為替市場の巻き戻しが止まらないことには、
米金利低下(債券買い)も止まらない可能性もあり、
止まったとしても適温相場とは言われないので、
まずは米株安と為替の巻き戻しが止まることです(原油安も)。

国内だけの目線では、ハゲ止まりと円の巻き戻しが止まるなり、
セリクラのような動きにならない限り、大人しくしておくしかないですが、
円(為替)は国内要因だけでなく海の向こうの要因が大きいので、
今夜の海の向こうの動きを受けた明日の日本市場の動きだけでは、
リスクオフが止まったのかどうかは判断が難しいので、
三連休跨ぎは控えておくのが無難でおます。
ただし明日がセリクラのような動きとなれば、
リバウンド狙いをするのは自由ですが、くれぐれもお気を付けください。

新興市場についても同様ですし、本日の動きを見てもわかる通り、
リスクオフとなれば過度に売られてしまうので、
特に三連休前の明日については、資金の集中するIPOやテーマ株も含め、
主力大型株以上に慎重に立ち回りましょう。

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