fc2ブログ
不沈艦日記
マーケット展望などなど。
いよいよ明日から今年最後の大一番入り
こんばんはです。

明日のFOMCを前にまたしてもトランプマンがパウエルおじさんに対し、


powell.png

「お前わかっとるやろな、アホみたいに利上げに踏み切ったらシバクぞ!」

とトランプファイヤー(クビ切り)も匂わせるパワハラ発言をしており、
トランプマンの子分であるナバロ通商政策局長も、

「本業であるはずの物価が伸びないまま利上げって・・・アホか!」

と最近の市場では形骸化している物価2%上昇原理主義を持ち出し、
親分と共にパワハラ発言をしております。

パウエルおじさんがパワハラに屈して(忖度して)利上げを見送るようだと、
世界経済と金融市場の中心である米国の中央銀行(FRB)が、
ついに独立性を失い、トランプマンの忠犬中銀とのレッテルを貼られ、
市場からの信用も失い兼ねないだけに・・・
恐らくトランプマンの本音としては、
パウエルおじさんには楯突くように利上げを強行してもらうことで、
足元の景気がほんまに減速した場合の責任をFRBに押し付けられるので、
度重なるパワハラ発言をしているだけだと思うばかりですが、
そもそも景気減速懸念の大きな要因は金融引締め(利上げ)だけでなく、
トランプマンが中国を始め世界中に喧嘩を売っている貿易戦争もあるので、
自らの貿易戦争を棚に上げて、FRBに責任を押し付けるのは、
少々呆れてしまうばかりですが、とにかく明日のFOMCにて、
どっちに進もうと茨の道となってしまいそうなパウエルおじさんが、
どのような決断を下すのか注目でおます。
同時にパウエルおじさんがトランプファイヤーになると見込んで、
他のFOMCメンバーが空いたポストを狙おうと、
裏切った投票行動に出るのかも注目と言えます(笑)

そして明日はFOMC&パウエルおじさん会見だけでなく、
国内では史上最大規模のIPOとなるハゲバンコ降臨(Kudanも)、
中国の中央経済工作会議開幕、明後日は黒光り銀行会合と英中銀会合、
週末の21日は中央経済工作会議閉幕、米つなぎ予算期限、米欧MSQ、
という豪華ラインナップなので、今年最後の大一番と言えます。

ついでにこれら大一番を受けた市場の反応に対し、
火に油にも火消しにもなりそうなイベントもそれなりのラインナップであり、
今夜は独版日銀短観とも言える独12月IFO企業景況感指数、
世界景気の先行指標とも言えるフェデックス決算(マイクロンTも)、
昨夜に続いて米住宅指標が鈍化しているのか注目の米住宅着工件数、
明日は我が国の対米と対中が注目の11月貿易統計、11月訪日外客数、
米住宅のメイン市場は大丈夫なのか注目の米11月中古住宅販売件数、
20日は年末恒例のプーチン大魔王のプレスカンファレンス、
米12月フィリー指数、米11月CB景気先行指数、
21日は我が国の11月消費者物価、米英の7-9月期GDP改定値、
と言ったところです。

以上の通り、しつこいようですがメインイベントはFOMCなのですが
貿易戦争が進展すればメインイベントにもなる中央経済工作会議、
(会議期間中の李首相の演説が重要と言えそう(日時は不明))
足元のデフレも無視して空気も読まず、米欧に遅れまいと、
出口観測をチラつかせたり、逆にまさかのクリスマス緩和でもぶっ放すと、
時系列で後出しジャンケン的にメインイベントとなり得る黒光り銀行会合、
というトリプルメインイベントにもなり得ます。

国内独自のものとしては、明日のハゲバンコIPOであり、
ハゲ散らかるのか、ボーボーになるのか注目ですが、
いずれにせよ国内独自の需給イベントでもあり、
まさか寄らずのS安とか寄った後に大暴落なんて大惨事とならない限り、
これまで耳にタコが出来るほど換金売り懸念を含む警戒感が強かったので、
ハゲバンコIPOネタに関しては、あく抜けにも期待したいところですが
正直、蓋を開けてみないことにはわからないゴリラIPOでおます。

足元では裁定買い残が、株数ベースでは16年9月以来の水準であり、
金額ベースでも1兆円割れとガスはかなり抜けており、
今年の外国人の売り越しも先物を合わせる約12兆円とゴリラ並みですから
信用買い残は約3兆円弱であったり、ハゲIPOの影響は未知数ですが、
国内株式市場の需給環境としては大人を中心にかなりガスが抜けております。
海の向こうも株、債券、原油の需給面でのガス抜きはかなり進んでいるので、
ガス抜けがほぼされてないどころかさらにガスの溜まっている為替市場が、
明日からのFOMCを始めとする今年最後の大一番をきっかけに、
巻き戻し(ドル安、円高、欧州通貨高)が加速しなければ、
株高が見込めそうな需給環境ではあるのですが・・・

遅かれ早かれ為替市場のガス抜きは必要なので、
株高になったとしても賞味期限は短く、せいぜい年内くらいでしょうし、
足元の市場の動きを見ている限り、昨夜の米国市場では、
債券買い(逆イールド継続の金利低下、欧州金利は仏伊以外は低下)、
ドル安(円最強高、欧州通貨高)、
米株はラッセル、輸送株はさらに年初来安値更新、
SP500とナスも年初来安値割れを含む商いを伴った米株大幅安、
VIX大幅上昇、欧州株は商い減での株安(すでに年初来安値は更新)
原油大幅安、銅小幅安、商品安、金大幅上昇
というベタと言うかキレイなリスクオフの動きであり、
本日の我が国も商いはイマイチながら、トピの年初来安値更新、
新興市場の大幅安を含む株安・円高・債券高(金利は年初来最低水準)
というベタなリスクオフでした。

ということで明日からの大一番をきっかけに、
明日はハゲバンコIPOの影響を見ながらではありますが、
需給主導の年内株高を見込んでの打診程度の参戦ならばアリです。
ただし大一番をきっかけに、為替の巻き戻しと共に現在のリスクオフ継続、
もしくはセリクラのような商いを伴ったリスクオフでのもう一段安、
となる可能性は十分にあるので、くれぐれもお気を付けください。
当然ながら無難なのは、せめてFOMCを見極めることです。

新興市場についても、明日からの大一番期間中は同様なので、
需給的にもシコリのないIPOや取組妙味のある銘柄に留めましょう。

お手数ですが下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングに参加しております。


スポンサーサイト




コメント

 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
Copyright © 2021 不沈艦日記. all rights reserved.