こんばんはです。
昨夜の海の向こうは原油が反発した以外(商品も)、
債券も株も為替もマチマチな動きとなり、
強いて言えばリスクオフ風味な動きだったとも言えるのですが、
それにしても本日の日本株は派手に下げて終えております・・・
本日はMSQだったので売買代金は3.16兆円と膨らみましたが、
SQ売買分の約9400億円を差し引けば約2.2兆円程度ですから、
ここ最近と同様、派手に上がるも下がるも商いは伴わず・・・
という情緒不安定な動きが続いており、
11日と同様、本日もセリクラ感のない商いでの大幅安であり、
強い意志を感じる方向感もイマイチハッキリしまへん。
とにかく現状としては、意志を感じないイマイチな商いが続いているだけに、
為替以外はガス抜きが進んでいる需給面かテクニカルによって、
反発するのを期待して波乗りするくらいしか出来ず、
腰を据えて参戦する状況ではないですから、一喜一憂と言われようとも、
ダメならさっさと撤退するしかないと言う感じです。
そんな市場を取り巻く小難しい背景としても、
昨夜のドラギナイト(ECB理事会)では、
足元で伊と仏の政治がズンドコしていようとも(英国も)、
ドイツ銀行を始め欧州金融機関の株価がドイヒーであろうとも、
足元の欧州のマクロ指標が肝心の物価を含めて低調であろうとも、
ついにお薬注入はやめまっせと宣言・・・
にも関わらず、何かあればお薬注入も辞さないとか、
欧州の経済見通しは下方修正してみたり、
もはや何が言いたいのか、どうしたいのかわからないのですが、
シンプルにこれ以上のお薬注入を続けても効果が無いと言いたいのか、
副作用を含めて廃人になってしまうことに気付いたとも思えるだけに、
我が国は足元で薬が減っているとは言え、
薬漬けが続いていることに変わりはなく、大丈夫なのかと心配になります。
足元では欧州を除く日米のマインド系指標に改善も見られますが、
本日発表された企業マインドを示す日銀短観は、
現状判断は意外に堅調だったものの、肝心の先行きは悪化しており、
業績見通しも通期では上方修正でしたが、
下期は想定為替レートを円安方向に修正したにも関わらず下方修正しており、
企業マインドの先行きはよろしくないと言わざるを得ないです。
先日の先行きではなく終わった期の7-9月期GDPは、
先進国の中でイタリアすらも差し置いてのマイナス成長、
他の工作機械受注等の国内ハードデータ系指標も鈍化傾向が続いており、
物価もデフレ脱却には程遠い状況なので、
我が国にはお薬注入継続も止む無しかなと思っていたら、
本日は黒田薬局がお薬を減らしており(オペ減額)
昨夜のドラギのおっさんが意味不明とも言ってられないです(笑)
さらに昨日は内閣府が足元の景気について「いざなぎ景気」超えでっせ!
来年1月も景気拡大が続けば戦後最長やで!と言っているので、
市場の主役ネタである貿易戦争や金融引締め動向よりも、
そもそも日欧の政治と中央銀行は大丈夫かいなと言いたくもなります。
そして欧州の政治騒動が継続しているのはもちろんのこと、
今夜発表された欧州各国のマインド指標であるPMIは、
デモで揺れる仏がドイヒー、独も鈍化が継続、
主役の貿易戦争動向についても、本日の中国のイマイチな経済統計を含め、
まだまだ危うい状況が続いており(本日の中国株も大幅安)、
もう一つの主役である米主導の金融引締め動向もハッキリしないままなので、
市場が意志を感じないイマイチな商いと共に、
情緒不安定なボラボラな動きになるのも仕方ないと言えます。
来週には日英欧の金融政策会合、貿易戦争絡みでは中国の中央経済工作会議、
需給イベントとしてはハゲバンクIPO、米MSQ等が控えているので、
市場がそれらをきっかけに、上げるにしても下げるにしても、
意志を感じる動きへと変わることを期待するしかないです。
一応、今夜は欧州のPMIだけでなく米国のPMIも発表され、
クリスマス商戦が堅調と言われる中での米11月小売売上高の発表もあり、
これらを含めて今夜の海の向こうの動きを見極めた上で、
改めて来週の見通しは週末の記事で書きます。
良い週末をお過ごしください。
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昨夜の海の向こうは原油が反発した以外(商品も)、
債券も株も為替もマチマチな動きとなり、
強いて言えばリスクオフ風味な動きだったとも言えるのですが、
それにしても本日の日本株は派手に下げて終えております・・・
本日はMSQだったので売買代金は3.16兆円と膨らみましたが、
SQ売買分の約9400億円を差し引けば約2.2兆円程度ですから、
ここ最近と同様、派手に上がるも下がるも商いは伴わず・・・
という情緒不安定な動きが続いており、
11日と同様、本日もセリクラ感のない商いでの大幅安であり、
強い意志を感じる方向感もイマイチハッキリしまへん。
とにかく現状としては、意志を感じないイマイチな商いが続いているだけに、
為替以外はガス抜きが進んでいる需給面かテクニカルによって、
反発するのを期待して波乗りするくらいしか出来ず、
腰を据えて参戦する状況ではないですから、一喜一憂と言われようとも、
ダメならさっさと撤退するしかないと言う感じです。
そんな市場を取り巻く小難しい背景としても、
昨夜のドラギナイト(ECB理事会)では、
足元で伊と仏の政治がズンドコしていようとも(英国も)、
ドイツ銀行を始め欧州金融機関の株価がドイヒーであろうとも、
足元の欧州のマクロ指標が肝心の物価を含めて低調であろうとも、
ついにお薬注入はやめまっせと宣言・・・
にも関わらず、何かあればお薬注入も辞さないとか、
欧州の経済見通しは下方修正してみたり、
もはや何が言いたいのか、どうしたいのかわからないのですが、
シンプルにこれ以上のお薬注入を続けても効果が無いと言いたいのか、
副作用を含めて廃人になってしまうことに気付いたとも思えるだけに、
我が国は足元で薬が減っているとは言え、
薬漬けが続いていることに変わりはなく、大丈夫なのかと心配になります。
足元では欧州を除く日米のマインド系指標に改善も見られますが、
本日発表された企業マインドを示す日銀短観は、
現状判断は意外に堅調だったものの、肝心の先行きは悪化しており、
業績見通しも通期では上方修正でしたが、
下期は想定為替レートを円安方向に修正したにも関わらず下方修正しており、
企業マインドの先行きはよろしくないと言わざるを得ないです。
先日の先行きではなく終わった期の7-9月期GDPは、
先進国の中でイタリアすらも差し置いてのマイナス成長、
他の工作機械受注等の国内ハードデータ系指標も鈍化傾向が続いており、
物価もデフレ脱却には程遠い状況なので、
我が国にはお薬注入継続も止む無しかなと思っていたら、
本日は黒田薬局がお薬を減らしており(オペ減額)
昨夜のドラギのおっさんが意味不明とも言ってられないです(笑)
さらに昨日は内閣府が足元の景気について「いざなぎ景気」超えでっせ!
来年1月も景気拡大が続けば戦後最長やで!と言っているので、
市場の主役ネタである貿易戦争や金融引締め動向よりも、
そもそも日欧の政治と中央銀行は大丈夫かいなと言いたくもなります。
そして欧州の政治騒動が継続しているのはもちろんのこと、
今夜発表された欧州各国のマインド指標であるPMIは、
デモで揺れる仏がドイヒー、独も鈍化が継続、
主役の貿易戦争動向についても、本日の中国のイマイチな経済統計を含め、
まだまだ危うい状況が続いており(本日の中国株も大幅安)、
もう一つの主役である米主導の金融引締め動向もハッキリしないままなので、
市場が意志を感じないイマイチな商いと共に、
情緒不安定なボラボラな動きになるのも仕方ないと言えます。
来週には日英欧の金融政策会合、貿易戦争絡みでは中国の中央経済工作会議、
需給イベントとしてはハゲバンクIPO、米MSQ等が控えているので、
市場がそれらをきっかけに、上げるにしても下げるにしても、
意志を感じる動きへと変わることを期待するしかないです。
一応、今夜は欧州のPMIだけでなく米国のPMIも発表され、
クリスマス商戦が堅調と言われる中での米11月小売売上高の発表もあり、
これらを含めて今夜の海の向こうの動きを見極めた上で、
改めて来週の見通しは週末の記事で書きます。
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