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不沈艦日記
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さざなみと割り切り
こんばんはです。

7-9月期GDPがマイナス成長であろうとも、
内閣府は足元の景気回復が「いざなぎ景気」を超え、
来年1月まで回復が続くと戦後最長やで!と判断したそうで・・・

名前を付けるとなると「さざなみ景気」とも言いたくなりますし、
10-12月期GDPもマイナス成長となれば、
定義上はリセッション入りなので、大丈夫かいなと言いたくもなりますが、
まぁ黒歴史な民主党と不愉快な仲間たち時代から考えると、
確かに回復しているので、安倍ちゃんマン政権には引き続き頑張って頂き、
転機となりがちな元号が変わる来年も乗り越え、
個人的に思い入れの強い東京五輪を無事に迎えるためにも、
来年の消費税増税だけは何とかならんもんかと・・・

そんな勝手に名付けた「さざなみ景気」真っ只中の我が国と共に、
親分の米国も戦後2番目の景気拡大が続いておりますが、
我が国よりも長い10年目に突入しているので、
果たして日米共に戦後最長の景気拡大を記録し、
後世に語り継がれる「大波景気」と言われるようになるのか・・・、
それとも来年どころか今年で終わるんじゃないのか・・・、
現在はどちらになるのか疑心暗鬼が続いております。

足元では景気の先行きに影響する貿易戦争は、
一昨日から楽観モードも窺えますが、直近の米中貿易収支を見る限り、
このまま数字として成果も見えないまま収束するとは思えない状況であり、
景気の重石となる米国が主導する金融引締め(金利上昇)についても、
足元の貿易戦争動向や鈍い物価を含むマクロ環境の現状、
市場での株安や逆イールドと言った不穏な動きからも、
金融引締めを鈍化させるのか、継続させるのか明確になっておらず、
欧州政治動向もメイ首相の不信任投票は否決されたものの、
ブレグジット交渉が収束したわけではなく、
伊の予算騒動もEUに譲歩したとは言え、財政規律違反に変わりなく、
仏も暴動が続いており、暴動に譲歩したことで財政規律違反になっており、
これらの貿易戦争、金融政策、欧州政治の状況からも、
景気拡大の継続に対する疑心暗鬼は続いていると言えます。

ただし昨日も書きましたが、足元のマクロ指標だけを見れば、
欧州はマインド指標も終わった期のハードデータ系指標も低調ですが、
日米はハードデータ系指標は鈍化傾向ながら、
マインド指標は単月ながら改善しているので、
単月ではなく次月もマインドが改善すれば、
景気は「気」からとばかりにやや期待も高まることにはなります。

そういう意味でも明日発表の企業のマインド指標である日銀短観、
米国と貿易戦争を繰り広げている中国の11月経済統計、
欧州の企業のマインド指標である各国PMI、同じく米国のPMI、
真っ只中のクリスマス商戦が堅調と言われる中での米11月小売売上高、
これらは戦後最長の景気拡大となるのかどうかだけでなく、
金融政策の方向性を占う上でも重要な目安となります。

そしてマクロ環境が低調な上に政治がゴタついている欧州では、
政治動向はもちろんのこと、今夜のドラギナイト(ECB理事会)にて、
ほんまに予定通りに金融緩和終了に向かうのか・・・
来週18-19日のFOMCにて、トランプマンに忖度するように、
追加利上げ見送りを含む米金融引締め姿勢を鈍化させるのか、
喧嘩を売る利上げに踏み切り、強気な引締め姿勢も継続させるのか、
来週19-20日の黒田薬局会合にて、
米欧とは違う薬漬け路線(金融緩和)を継続させるのか、
これら日米欧の金融政策の舵取りと言う意味でも、
戦後最長の景気拡大となるのかどうか疑心暗鬼は続いていると言えます。

以上の通り、小難しい背景としては、
日米のマインド面での明るい兆しも見られますが、
実体経済よりも先行する市場においては、
株式市場は需給面でのガス抜けが進んでいることもあり、
昨日から切り返しを見せているものの、
セリクラのような底打ち感はないまま、商いもイマイチであり、
基調としては本格反発とは言えず(原油は低迷中)、
需給面での買戻しに過ぎない状況です。
米債券市場ではやや売られているものの(金利上昇)、
逆イールドは継続しており、リスクオンの債券売りとは言えず、
適温相場と言えるほど安定もしてない状況であり、
為替市場では投機筋のポジションは積み上がったままなので、
一時的な英政治懸念の和らぎと共にポンド買いが続くと共に、
株式市場が少しでも不安定になると、
ドルの巻き戻しと共に円も巻き戻される可能性は十分にあります。

ということで、現状の株式市場としては需給的には軽いので、
小難しい背景が収束したとは言えないながら落ち着いてさえいれば、
商いもイマイチな買戻しの範疇であろうとも継続し、
直近のレンジ上限あたりまでは戻す余地もあるでしょうから、
小難しい背景がいつ再燃してもおかしくないリスクは覚悟の上ならば、
割り切って波に乗るのはアリです。
くれぐれも再燃したり、異変を感じたら、チキンと言われようとも、
さっさと撤退する機敏な姿勢だけは忘れずに参戦しましょう。

ちなみに小難しい背景やリスクが再燃するきっかけとなりそうなイベントは、
日々の貿易戦争動向や欧州政治動向、金融政策動向もありますが、
決まったイベントとしては、先に述べた通りであり、
需給面でのきっかけイベントとしては、明日のMSQ、
ハゲバンコIPO購入申込期間終了、来週の米MSQといったところです。

新興市場についても同様ですが、国内外がリスクオフとなれば、
業績の裏付けが乏しい新興市場はリスク資産の最たるものとして、
過度に売られるのも相場の常であり、現状の小難しい背景としても、
決して収束したとは言えず燻ったままなので、
IPO関連や資金の集中しているテーマ株での波乗りはお任せしますが、
くれぐれ主力大型株以上に機敏で慎重な姿勢で立ち回りましょう。

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