こんばんはです。
昨夜の米国がまたしても下髭男爵な反発となったものの、
日本株は先物の商いが膨らむ一方、現物の商いはパッとしないまま、
日経平均とTOPIXは年初来安値更新・・・
日経平均が0.34%安だったのに対し、肝心のTOPIXは0.9%安、
小型株指数は1.7%安、マザーズは2.67%安となっており、
相変わらずの温度差と言うか、個人の置き去り感も拭えませんが、
週末にMSQを控え、来週19日にはハゲバンコIPOも控え、
そんな中でも黒光り銀行やクジラが買っていたりもするので、
こういった温度差のある動きも止む無しなのか・・・
本日発表された我が国のマクロ指標を見ると、
マインド系の10-12月期法人企業景気予測調査は良かったものの、
先行指標ながらハードデータ系の指標である11月工作機械受注は、
前年比では16.8%減というなかなかのドイヒーな結果となっており、
良かった前年の反動と言う見方もありますが、
受注総額自体が減少しており、しかも2ヶ月連続ですから、
一時的とは言い難くなっております。
てな感じで昨日に続き、マインド系指標は堅調な一方、
ハードデータ系指標は低調という温度差があり、
実体面では傷を負いながらも、
気合だけは持続している脳みそ筋肉感が強いです(笑)
従って市場の動きとしての温度差についても、
実体面での温度差を反映しているだけと言えなくもないですが、
黒田薬局の過剰なお薬注入にラリってしまって傷に気付いてないのか、
ハイになっている可能性も十分にあるだけに、
市場の温度差については、実体面よりも闇を感じるばかりです。
以上の通り、国内だけを見ていると、
MSQやハゲIPOと言った国内独自の需給要因はあれど、
実体面でも海の向こうに比べて弱さが際立ちつつあり、
しかも来年には消費税増税も控えているだけに、ちと心配になります。
そして海の向こうですが、小難しい背景としては、
米中を始めとする貿易戦争は、朝方に米中協議再開観測もあり、
中国株が小反発したり、あからさまな人民元高となる場面もありましたが、
旬のファーウェイ騒動は続いており、中国側のiPhone規制もあったり、
何より先週に発表された米10月貿易収支は、
対中関税が始まったにもかかわらず対中を始め貿易赤字が拡大しているので、
トランプマンとしては振り上げた拳をおろす(譲歩する)には、
せめて貿易赤字が少しでも縮小しないことには、
トランプ支持層から何を根拠に譲歩しとるんやと言われかねないですからね。
何やら昨夜の対中ではなく対日貿易交渉の公聴会では、
我が国に対する「為替条項」の声も蒸し返されているようなので、
米中ばかり気にするわけにもいかなくなりつつあります。
さらに逆イールドを含む足元の金利低下についても、
単なるリスクオフでの債券買い(金利低下)によるものなのか、
景気後退やFRBの金融引締め打ち止めを見込んだ動きなのか、
ハッキリしないままであり、19日のFOMC待ちという状況です。
欧州についても、英国のブレグジット騒動は継続・激化しており、
本日に伊がEUへ提出する19年度予算案の修正版についても、
(12日に伊首相と欧州委員長が会談も)
懲りずにEUの財政規律に反する内容とのことであり、
EUが承認すると、緊縮を強いられている他の重債務国が怒るでしょうし、
EUが拒否すれば、伊の財政リスクが高まったり、
EUからの離脱を言い出してもおかしくない状況です。
しかも仏では暴動が激化しており、暴動の要求に応じる形で、
財政政策の変更をまで強いられている状況だけに、
仏自体が危ういのはもちろんのこと、EUも伊に対して甘い顔をすると、
仏の暴動が激化したり、伊を始め重債務国でも暴動が起きかねないですから
欧州の政治騒動は、舵取りが難しくなっており、
舵取り次第では長期的にユーロ圏やEUの崩壊に向かっている感も・・・
そんな政治騒動と共に欧州はマインドを含むマクロ面では低調であり、
お馴染みスットコドイツ銀行は不気味に上場来安値を更新しており、
伊始め南欧重債務国の銀行株も似たり寄ったりの水準なので、
欧州は政治面、マクロ面、金融面においても危うい状況です。
そういう意味では今週13日のドラギナイト(ECB理事会)も、
果たしてこの状況下で予定通り金融緩和終了を示唆して大丈夫なのか?
という難しい舵取りを迫られそうではあります。
以上の海の向こうの燻ったままの小難しい背景と共に現在の市場の動きも、
債券買い(金利低下)株売り(原油始めリスク資産売り)
というベタなリスクオフ基調は継続しており、
昨夜の米国市場では反発したもの、債券は小幅であり(金利小幅上昇)、
逆イールドも継続中、為替市場は小幅なドル高(円安も)ポンド安、
米株の反発も商いはイマイチですから、
緩やかな金利上昇と商いを伴う株高となることが理想ですけど、
せめて継続しないことにはリスクオフ基調から脱したとは言えないです。
我が国も同様にせめて円安・株高が継続しないことには・・
と言うことなので、小難しい背景が収束することが重要ですが、
市場だけの目線では、引き続きリスクオフ基調から脱するまでは、
短期のサーフィン以外は、丘サーファーになるくらい、
慎重構えておくくらいでもいいでしょう。
新興市場についても基本的には同様であり、昨日に書いた通りなので、
サーフィンするにしてもくれぐれもお気を付けください。
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昨夜の米国がまたしても下髭男爵な反発となったものの、
日本株は先物の商いが膨らむ一方、現物の商いはパッとしないまま、
日経平均とTOPIXは年初来安値更新・・・
日経平均が0.34%安だったのに対し、肝心のTOPIXは0.9%安、
小型株指数は1.7%安、マザーズは2.67%安となっており、
相変わらずの温度差と言うか、個人の置き去り感も拭えませんが、
週末にMSQを控え、来週19日にはハゲバンコIPOも控え、
そんな中でも黒光り銀行やクジラが買っていたりもするので、
こういった温度差のある動きも止む無しなのか・・・
本日発表された我が国のマクロ指標を見ると、
マインド系の10-12月期法人企業景気予測調査は良かったものの、
先行指標ながらハードデータ系の指標である11月工作機械受注は、
前年比では16.8%減というなかなかのドイヒーな結果となっており、
良かった前年の反動と言う見方もありますが、
受注総額自体が減少しており、しかも2ヶ月連続ですから、
一時的とは言い難くなっております。
てな感じで昨日に続き、マインド系指標は堅調な一方、
ハードデータ系指標は低調という温度差があり、
実体面では傷を負いながらも、
気合だけは持続している脳みそ筋肉感が強いです(笑)
従って市場の動きとしての温度差についても、
実体面での温度差を反映しているだけと言えなくもないですが、
黒田薬局の過剰なお薬注入にラリってしまって傷に気付いてないのか、
ハイになっている可能性も十分にあるだけに、
市場の温度差については、実体面よりも闇を感じるばかりです。
以上の通り、国内だけを見ていると、
MSQやハゲIPOと言った国内独自の需給要因はあれど、
実体面でも海の向こうに比べて弱さが際立ちつつあり、
しかも来年には消費税増税も控えているだけに、ちと心配になります。
そして海の向こうですが、小難しい背景としては、
米中を始めとする貿易戦争は、朝方に米中協議再開観測もあり、
中国株が小反発したり、あからさまな人民元高となる場面もありましたが、
旬のファーウェイ騒動は続いており、中国側のiPhone規制もあったり、
何より先週に発表された米10月貿易収支は、
対中関税が始まったにもかかわらず対中を始め貿易赤字が拡大しているので、
トランプマンとしては振り上げた拳をおろす(譲歩する)には、
せめて貿易赤字が少しでも縮小しないことには、
トランプ支持層から何を根拠に譲歩しとるんやと言われかねないですからね。
何やら昨夜の対中ではなく対日貿易交渉の公聴会では、
我が国に対する「為替条項」の声も蒸し返されているようなので、
米中ばかり気にするわけにもいかなくなりつつあります。
さらに逆イールドを含む足元の金利低下についても、
単なるリスクオフでの債券買い(金利低下)によるものなのか、
景気後退やFRBの金融引締め打ち止めを見込んだ動きなのか、
ハッキリしないままであり、19日のFOMC待ちという状況です。
欧州についても、英国のブレグジット騒動は継続・激化しており、
本日に伊がEUへ提出する19年度予算案の修正版についても、
(12日に伊首相と欧州委員長が会談も)
懲りずにEUの財政規律に反する内容とのことであり、
EUが承認すると、緊縮を強いられている他の重債務国が怒るでしょうし、
EUが拒否すれば、伊の財政リスクが高まったり、
EUからの離脱を言い出してもおかしくない状況です。
しかも仏では暴動が激化しており、暴動の要求に応じる形で、
財政政策の変更をまで強いられている状況だけに、
仏自体が危ういのはもちろんのこと、EUも伊に対して甘い顔をすると、
仏の暴動が激化したり、伊を始め重債務国でも暴動が起きかねないですから
欧州の政治騒動は、舵取りが難しくなっており、
舵取り次第では長期的にユーロ圏やEUの崩壊に向かっている感も・・・
そんな政治騒動と共に欧州はマインドを含むマクロ面では低調であり、
お馴染みスットコドイツ銀行は不気味に上場来安値を更新しており、
伊始め南欧重債務国の銀行株も似たり寄ったりの水準なので、
欧州は政治面、マクロ面、金融面においても危うい状況です。
そういう意味では今週13日のドラギナイト(ECB理事会)も、
果たしてこの状況下で予定通り金融緩和終了を示唆して大丈夫なのか?
という難しい舵取りを迫られそうではあります。
以上の海の向こうの燻ったままの小難しい背景と共に現在の市場の動きも、
債券買い(金利低下)株売り(原油始めリスク資産売り)
というベタなリスクオフ基調は継続しており、
昨夜の米国市場では反発したもの、債券は小幅であり(金利小幅上昇)、
逆イールドも継続中、為替市場は小幅なドル高(円安も)ポンド安、
米株の反発も商いはイマイチですから、
緩やかな金利上昇と商いを伴う株高となることが理想ですけど、
せめて継続しないことにはリスクオフ基調から脱したとは言えないです。
我が国も同様にせめて円安・株高が継続しないことには・・
と言うことなので、小難しい背景が収束することが重要ですが、
市場だけの目線では、引き続きリスクオフ基調から脱するまでは、
短期のサーフィン以外は、丘サーファーになるくらい、
慎重構えておくくらいでもいいでしょう。
新興市場についても基本的には同様であり、昨日に書いた通りなので、
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