こんばんはです。
ブラックフライデーを含む米クリスマス商戦は、
特にネット販売を中心に堅調なスタートを切り、
今宵のサイバーマンデーもドイヒーマンデーではなく、
好調な結果となりそうですから、お薬頼みのベン・ジョンソンのように、
ロケットスタートだけで失速しなければ、
米GDPの7割を占める消費は「足元」で堅調やがな!
ひとまず貿易戦争と金利上昇による「先行き」懸念は置いといて、
というポジティブマインドと共に需給面ではガス抜きが進んだ株式市場は、
巻き戻しの株高が続く可能性はあります。
ただし米金利が急騰(米債券安)や急低下(米債券高)とはならず安定し、
原油も下げ止まり、需給面でのガス抜きが不十分な為替市場においても、
円高が加速しなければ・・・ということですが、
現状のリスクオン・オフを決めているのは米株と原油であり、
それら次第で米債券と為替の動きに対して、
リスクオン・オフとか適温相場だと言われるので、
欧州政治もゴタついていたり、中国も不穏な動きが続いておりますが、
シンプルに見れば、米株と原油の動き次第(米と油次第w)とも言えます。
日本株目線で言えば、米株と原油さえ上昇すれば、
リスクオンムードが高まることで米金利は上昇傾向となり、
ドル高・円安もしくはドル安・円最弱安での日本株高となります。
逆に米株と原油が下落してリスクオフムードが高まれば、
米金利は低下傾向となり、ドル高・円最強高もしくはドル安・円高となり、
日本株安になるという状況が続いているので、
海の向こう目線も日本株目線も米株と原油次第という状況です。
本日もブラックフライデーのベン・ジョンソンスタートとか、
英とEU間での離脱合意案が双方の議会承認という壁はあれど、
ひとまず合意したという一時的なマインドの好転もありましたが、
米株先物が堅調に推移し、原油が下げ止まりの動きとなったので、
ドル安であろうと円最弱安と共に需給面でも軽くなっている日本株は、
薄商いながらも上昇したと言う感じです。
以上はあくまで月末の米中首脳会談までという短期目線なので、
米中首脳会談が鼻血を出しながらのド突き合いに終われば、
肝心の「先行き」懸念が再燃し、
「足元」のブラックフライデー等の堅調ぶりは無視される、
というマインドの悪化と共に米株と原油が下がることになり、
リスクオフムードが再燃して他のリスク資産も売られ、
債券は買われ(金利低下)、ドル高だろうがドル安だろうが円高となり、
日本株は売られることになりますので、
期待は薄いですけど、米中首脳会談がド突き合いとはならず、
双方が譲歩して貿易戦争が収束(打ち止め)となれば、
マインドの好転と需給の巻き戻しで米株と原油が上昇すると共に、
リスクオンモードが高まって債券は売られる(金利上昇)もしくは安定し、
ドル高だろうがドル安だろうが円安となり、日本株は買われます。
ただし貿易戦争と金利上昇が原因と言える景気の先行き懸念については、
単なる「懸念」ではなく、マクロ指標(特に景気の先行指標と住宅指標)、
企業業績の見通しにおいて、傷を負っている現実があるので、
傷を負っていることが改めて確認できるマクロ指標や業績見通しが出ると、
マインドと需給によるリスクオンモードには水を差すことになり、
傷が一時的に過ぎないものなのか確認できるまでは、
(昨日も書いた通り、傷が回復したのを確認できるまで)
健全な金利上昇と商いを伴うリスクオンにはならないでしょう。
個人的には現在の景気の先行き懸念とか、過去のアノマリーとか、
歴史は繰り返すとか、消費税増税とかは無視した感情論ながら、
何としてでも景気良く東京五輪を迎えて欲しいものですが・・・
現時点では厳しいと言わざるを得ないので、リスクオンになったとしても、
息の長い相場は厳しいと言う冷静な目線、欧州と中国のリスクも忘れず、
割り切った見方をして立ち回りましょう。
せめて年末・正月くらいまでは明るく迎えたいので、
米中首脳会談で貿易戦争が完全収束とはならずとも、
双方が歩み寄る姿勢くらいは見せて欲しいものです。
ということで明日は、米株高・原油の下げ止まりが続いていれば、
ひとまず30日の米中首脳会談までは割り切って乗ればいいですし、
逆に米株と原油が軟調ならば、いっそのこと30日までというか、
今週は大人しくしておいてもいいでしょう。
新興市場についても、今週は同様でいいでしょう。
ちなみに今夜はサイバーマンデー以外にもシカゴ連銀全米活動指数、
ダラス連銀製造業指数、米2年債入札、
明日は中国工業利益、米住宅指標、先行指標である米消費者信頼感指数、
クラリダFRB副議長の講演、米5年債入札、セールスフォース決算、
といったイベントも注目です。
あっ、先日も少し触れましたが、現在の相場(地合い)とは関係なく、
私はこの時期恒例の僻地へ行かなければならないので、
明日からちょっくらお休みを頂きます。
お手数ですが下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
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ブラックフライデーを含む米クリスマス商戦は、
特にネット販売を中心に堅調なスタートを切り、
今宵のサイバーマンデーもドイヒーマンデーではなく、
好調な結果となりそうですから、お薬頼みのベン・ジョンソンのように、
ロケットスタートだけで失速しなければ、
米GDPの7割を占める消費は「足元」で堅調やがな!
ひとまず貿易戦争と金利上昇による「先行き」懸念は置いといて、
というポジティブマインドと共に需給面ではガス抜きが進んだ株式市場は、
巻き戻しの株高が続く可能性はあります。
ただし米金利が急騰(米債券安)や急低下(米債券高)とはならず安定し、
原油も下げ止まり、需給面でのガス抜きが不十分な為替市場においても、
円高が加速しなければ・・・ということですが、
現状のリスクオン・オフを決めているのは米株と原油であり、
それら次第で米債券と為替の動きに対して、
リスクオン・オフとか適温相場だと言われるので、
欧州政治もゴタついていたり、中国も不穏な動きが続いておりますが、
シンプルに見れば、米株と原油の動き次第(米と油次第w)とも言えます。
日本株目線で言えば、米株と原油さえ上昇すれば、
リスクオンムードが高まることで米金利は上昇傾向となり、
ドル高・円安もしくはドル安・円最弱安での日本株高となります。
逆に米株と原油が下落してリスクオフムードが高まれば、
米金利は低下傾向となり、ドル高・円最強高もしくはドル安・円高となり、
日本株安になるという状況が続いているので、
海の向こう目線も日本株目線も米株と原油次第という状況です。
本日もブラックフライデーのベン・ジョンソンスタートとか、
英とEU間での離脱合意案が双方の議会承認という壁はあれど、
ひとまず合意したという一時的なマインドの好転もありましたが、
米株先物が堅調に推移し、原油が下げ止まりの動きとなったので、
ドル安であろうと円最弱安と共に需給面でも軽くなっている日本株は、
薄商いながらも上昇したと言う感じです。
以上はあくまで月末の米中首脳会談までという短期目線なので、
米中首脳会談が鼻血を出しながらのド突き合いに終われば、
肝心の「先行き」懸念が再燃し、
「足元」のブラックフライデー等の堅調ぶりは無視される、
というマインドの悪化と共に米株と原油が下がることになり、
リスクオフムードが再燃して他のリスク資産も売られ、
債券は買われ(金利低下)、ドル高だろうがドル安だろうが円高となり、
日本株は売られることになりますので、
期待は薄いですけど、米中首脳会談がド突き合いとはならず、
双方が譲歩して貿易戦争が収束(打ち止め)となれば、
マインドの好転と需給の巻き戻しで米株と原油が上昇すると共に、
リスクオンモードが高まって債券は売られる(金利上昇)もしくは安定し、
ドル高だろうがドル安だろうが円安となり、日本株は買われます。
ただし貿易戦争と金利上昇が原因と言える景気の先行き懸念については、
単なる「懸念」ではなく、マクロ指標(特に景気の先行指標と住宅指標)、
企業業績の見通しにおいて、傷を負っている現実があるので、
傷を負っていることが改めて確認できるマクロ指標や業績見通しが出ると、
マインドと需給によるリスクオンモードには水を差すことになり、
傷が一時的に過ぎないものなのか確認できるまでは、
(昨日も書いた通り、傷が回復したのを確認できるまで)
健全な金利上昇と商いを伴うリスクオンにはならないでしょう。
個人的には現在の景気の先行き懸念とか、過去のアノマリーとか、
歴史は繰り返すとか、消費税増税とかは無視した感情論ながら、
何としてでも景気良く東京五輪を迎えて欲しいものですが・・・
現時点では厳しいと言わざるを得ないので、リスクオンになったとしても、
息の長い相場は厳しいと言う冷静な目線、欧州と中国のリスクも忘れず、
割り切った見方をして立ち回りましょう。
せめて年末・正月くらいまでは明るく迎えたいので、
米中首脳会談で貿易戦争が完全収束とはならずとも、
双方が歩み寄る姿勢くらいは見せて欲しいものです。
ということで明日は、米株高・原油の下げ止まりが続いていれば、
ひとまず30日の米中首脳会談までは割り切って乗ればいいですし、
逆に米株と原油が軟調ならば、いっそのこと30日までというか、
今週は大人しくしておいてもいいでしょう。
新興市場についても、今週は同様でいいでしょう。
ちなみに今夜はサイバーマンデー以外にもシカゴ連銀全米活動指数、
ダラス連銀製造業指数、米2年債入札、
明日は中国工業利益、米住宅指標、先行指標である米消費者信頼感指数、
クラリダFRB副議長の講演、米5年債入札、セールスフォース決算、
といったイベントも注目です。
あっ、先日も少し触れましたが、現在の相場(地合い)とは関係なく、
私はこの時期恒例の僻地へ行かなければならないので、
明日からちょっくらお休みを頂きます。
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