FC2ブログ
不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
三連休前の明日は・・・
こんばんはです。

昨夜の米国市場はエヌビディアの反発を始め半導体SOXは反発でしたが、
ダウは551ドル安(2.21%安)、SP500は1.82%安、
ナスは1.7%安、ラッセルは1.84%安(欧州株も大幅安)、
てな感じで商いも伴っての株安となり、
GAFAを始めとするハイテク株、半導体株、エネルギー株、
金融株の株安「基調」は続いているのですが・・・
我らが日経平均は約300円のGDからほぼ寄り底の展開となり、
終わってみれば75円安のほぼ高値引けで終えております。
(TOPIXもほぼ高値引けの0.6%安)

日本株は世界の景気敏感株と言われ、
世界の中でも際立つ弱さを見せたりすることも多々あるので、
たまには際立つ強さを見せても罰は当たらないでしょうけど、
米英中市場がそれなりに商いが膨らむ一方で、
未だ金融緩和状態の我が国と欧州の商いが低調というのは、
やはり金融政策の弊害も垣間見えるというか、
低いところに水が流れるかの如く資金が流入するのも終わり、
今は吹き溜まり?排水口?のように、
世界中の食べカス等のツケが来そうな嫌な感じもするばかりです(笑)

そんな薄商いだったこともあり、黒田薬局とかクジラによる下支えは、
効果も発揮しやすいとも言えますし、足元の株式市場の需給環境としても、
ハゲバンコIPOの弊害売り以外は、ガスが抜けている状況なので、
薄商いの中では需給の巻き戻し効果も発揮しやすい環境ですが・・・

せめて国内独自の好材料でもあればいいのですが、
現状は貿易戦争や金利引締めによる景気の先行き「懸念」だけでなく、
マクロ・ミクロの実体経済が傷を負っていることが表面化しており、
欧州ではブレグジットや伊財政問題等の政治騒動も起きていたりと、
海の向こう次第という状況に変わりはなくで、
海の向こうの市場の動きとしても、冒頭で書いた通りであり、
原油は年初来安値更新の大幅安(銅反落)、
債券市場は米短期金利が小幅上昇する一方で米長期金利が低下、
欧州は独伊仏等の高格付け国の長期金利が低下する一方(中国も)、
伊や南欧重債務国、新興国の長期金利は上昇、HY債は売られ、
為替市場ではドル高(ドル>円>新興国>ユーロ>ポンド)、仮想通貨安、
安全資産の金は下げたものの、VIXは大幅上昇となっており、
海の向こうはリスクオフモードが継続していると言えるので、
炭鉱のカナリアがあちこちで異常繁殖していたり、
ツイッター等ではお説教・ご指導ご鞭撻な呟きが氾濫していようとも、
我が国だけが底打ちとかお気楽というわけにもいかない状況です。

ただし市場の動き目線だけで言えば、足元で米金利は低下しているので、
まさかの逆イールドとかドル高が加速したりせず、
先に述べたリスクも再燃・激化しなければ、
結局は米株と原油が上昇すると適温相場という御都合解釈となり、
薄商いであろうとも気合(マインド)と需給主導によって、
短期的な株高余地は十分にあり得る状況でおます。

従ってシンプルに市場の動きや需給面だけで判断してもいいのですが、
気合(マインド)に関わる先に述べた小難しい背景やリスクは、
残念ながら未だ落ち着いておらず、
賛否は有れど世界の中心人物でもあるトランプマンはまたしても
「金利が高すぎるがな!ボケナス!」と愚痴っており、
トランプマンの経済政策における実務面での側近であるカドローくんは、
「米減税第二弾はネジレてからの来年以降に協議やで」と言っており、
以前から繰り返し言っている通り、
トランプマンは自らの貿易戦争による影響は棚に上げ、
景気が失速した場合の責任は、金融引締めを主導するFRB、
ネジレで法案を通さない民主党のせいやで!
という責任転換プロジェクトを着々と進めているようにも見えるので、
同時に市場を気にしまくりモードも緩んでいる可能性があり、
結果として貿易戦争でも強硬姿勢を続け、
月末の米中首脳会談も期待出来ないかも知れないのですが・・・

一応、今週末は感謝祭であり、ブラックフライデーも控えているので、
責任転嫁が不十分なまま、投資大国である米国の株価が低迷し、
クリスマス商戦の消費も低迷すると支持率にも響き、
責任転嫁にも時間を要することになりますので、
目先では何らかのテコ入れもあり得るかも・・・

ちなみに堅調予想が飛び交うブラックフライデーを前にして、
昨夜までに発表された米小売企業決算は、金利上昇の影響なのか、
株安による資産効果の減少による影響なのか、低調な決算が多く、
ほんまにブラックフライデーは大丈夫なのかと心配にはなります。

以上の通り、市場の動きとしても、小難しい背景やリスクの面においても、
気合(マインド)と需給による短期的な上昇余地はあれど、
腰を据えて参戦する状況ではなく、今週の我が国は明後日から三連休、
海の向こうは明晩が米休場、明後日の米市場は半ドンとブラックフライデー、
欧州では今夜の伊予算案への審判であったり、
日曜のEU首脳会議でのブレグジット協議と政治騒動が続いているので、
明日は御都合解釈な適温相場のような株高になっていたとしても、
まさかの貿易戦争収束にでもならない限り、明後日からの三連休跨ぎは、
新興市場も含め控えておいた方がいいでしょう。
もし明日がゴリラ商い(3.5兆円超)での暴落にでもなれば、
週明けのリバ狙いで摘むのはアリですけど、くれぐれも御注意を。

お手数ですが下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングに参加しております。


スポンサーサイト

コメント

 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
Copyright © 2018 不沈艦日記. all rights reserved.