こんばんはです。
米中の貿易戦争を巡る報道も飛び交っていたり、
パウエルおじさんのフンドシ(金融引締め)が緩むんじゃないのかとか、
どさくさに紛れて黒いおじさんが、自らのマイナス金玉の影響を棚に上げ、
銀行がよろしくないと言ってみたり、欧州ではブレグジット騒動、
伊の財政騒動といった政治のごたつきもあり、原油の低迷も続いていたりと、
盛り沢山なリスクは燻ったままでおます。
特に欧州政治は週を通してブレグジット騒動が佳境を迎え、
EUと物別れに終わるリスクだけでなく、
もしかすると「去る・イン・メイ(首相)」となる可能性もあり、
伊の放漫財政な予算案への審判も21日に下る可能性もあったり・・・
米中の貿易戦争についても、ASEAN首脳会議にて、
ペン吉(ペンス副大統領)が冷や水を浴びせたり、
それに対して中国側も応戦したりと対立が激化しており、
先週末のトランプマンの譲歩姿勢ツイートは一旦なんやったんや?
と言わんばかりなので、月末のG20での米中首脳会談までは、
双方からどんな牽制が出てくるのかわからない状況ですが、
本日の人民元基準値設定は米国に配慮した?ような元高設定となったり、
中国株も相変わらずの大商いでの上昇で終えており、
市場は意外と対立激化懸念を感じない動きです。
以上の様なマインド中心のリスク動向ではなく、
実体面ではあるマクロと企業業績の先行きについては(足元は堅調)、
貿易戦争と金利上昇の悪影響「懸念」だけでなく、
実際に傷を負っている状況が露呈しているので、
傷が癒えるには時間が掛かると言わざるを得ないのですが、
景気の先行き懸念となる貿易戦争が収束に向かい、
景気の重石懸念となる金融引締め姿勢(金利上昇)も緩やかになれば、
マインドが改善されることでの気合?プラシーボ効果?と言うか、
病は気から、景気も気からと言うように、
傷がほんまに癒えるのは後回しでも、一時的には痛みが緩和されます。
そして足元の需給環境としても、ガス抜きが不十分な為替市場において、
金利低下と共にこのまま円高が進んだとしても、
平均的な国内企業想定為替レートの1ドル107-108円、
もしくは日本の顔であるトヨタの1ドル110円を割らなければ、
(ソニーは112円とかユーロは平均をすでに割り込んでますけどね)
債券、原油(昨年比では不十分ですが)は、足元でガスが抜けており、
株式市場も国内独自のハゲバンコIPOに絡む売り圧力はあれど、
足元ではかなりガスが抜けており、日米欧共にSQも通過し、
すっかり風化気味ながら45日ルール期限も一応通過しましたので、
マクロ・ミクロの傷が癒えずとも、気合(マインド改善)さえあれば、
需給主導の株高は十分に有り得る状況です。
しかも今週末の米感謝祭に向けた薄商いが続くのであれば、
需給や短期的なテクニカルが効果を発揮しやすい状況ですし、
本日の日本株についても薄商いだったので、
買戻しに過ぎないとか、銀行株が低迷したまま(国内外共に)とか、
自動車株が弱いままとか、ツッコミどころは多いものの、
円高にも屈せず反発で終えているので、
冒頭で書いた燻ったままの盛り沢山なリスクが拡大・再燃せず、
金利(債券)、ドル、原油が落ち着いていれば、
適温相場という御都合解釈での需給主導の株高となりやすい状況です。
ということで、こういった適温相場&需給主導相場ではなく、
単なる金利低下・ドル安が加速、株安・原油安・リスク資産安、
というリスクオフモードとなっていれば、大人しくしておくだけですが、
適温相場&需給主導相場が続いているのであれば、
リスク覚悟で割り切って乗るのはアリです。
ただししつこいようですが、傷を負った状態であることに変わりはなく、
地合いが好転したというわけではないので、くれぐれも直近安値を割る等、
ダメならば即座に撤退する機敏な姿勢だけは忘れずに乗りましょう。
新興市場については、本日はマザーズが大幅高となりましたが、
相変わらずの薄商いであり、国内主力大型株が落ち着いていたからこそ、
という自主性に欠けている面も否めないので、
海の向こうと国内主力大型株がリスクオフモードとなれば、
業績の裏付けが乏しい新興市場はリスク資産の最たるものとして、
過度に売られるのも相場の常であり、リスクオン・オフを決めるのは、
海の向こう次第というのをくれぐれも承知の上で、
割り切って動くようにしましょう。
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パウエルおじさんのフンドシ(金融引締め)が緩むんじゃないのかとか、
どさくさに紛れて黒いおじさんが、自らのマイナス金玉の影響を棚に上げ、
銀行がよろしくないと言ってみたり、欧州ではブレグジット騒動、
伊の財政騒動といった政治のごたつきもあり、原油の低迷も続いていたりと、
盛り沢山なリスクは燻ったままでおます。
特に欧州政治は週を通してブレグジット騒動が佳境を迎え、
EUと物別れに終わるリスクだけでなく、
もしかすると「去る・イン・メイ(首相)」となる可能性もあり、
伊の放漫財政な予算案への審判も21日に下る可能性もあったり・・・
米中の貿易戦争についても、ASEAN首脳会議にて、
ペン吉(ペンス副大統領)が冷や水を浴びせたり、
それに対して中国側も応戦したりと対立が激化しており、
先週末のトランプマンの譲歩姿勢ツイートは一旦なんやったんや?
と言わんばかりなので、月末のG20での米中首脳会談までは、
双方からどんな牽制が出てくるのかわからない状況ですが、
本日の人民元基準値設定は米国に配慮した?ような元高設定となったり、
中国株も相変わらずの大商いでの上昇で終えており、
市場は意外と対立激化懸念を感じない動きです。
以上の様なマインド中心のリスク動向ではなく、
実体面ではあるマクロと企業業績の先行きについては(足元は堅調)、
貿易戦争と金利上昇の悪影響「懸念」だけでなく、
実際に傷を負っている状況が露呈しているので、
傷が癒えるには時間が掛かると言わざるを得ないのですが、
景気の先行き懸念となる貿易戦争が収束に向かい、
景気の重石懸念となる金融引締め姿勢(金利上昇)も緩やかになれば、
マインドが改善されることでの気合?プラシーボ効果?と言うか、
病は気から、景気も気からと言うように、
傷がほんまに癒えるのは後回しでも、一時的には痛みが緩和されます。
そして足元の需給環境としても、ガス抜きが不十分な為替市場において、
金利低下と共にこのまま円高が進んだとしても、
平均的な国内企業想定為替レートの1ドル107-108円、
もしくは日本の顔であるトヨタの1ドル110円を割らなければ、
(ソニーは112円とかユーロは平均をすでに割り込んでますけどね)
債券、原油(昨年比では不十分ですが)は、足元でガスが抜けており、
株式市場も国内独自のハゲバンコIPOに絡む売り圧力はあれど、
足元ではかなりガスが抜けており、日米欧共にSQも通過し、
すっかり風化気味ながら45日ルール期限も一応通過しましたので、
マクロ・ミクロの傷が癒えずとも、気合(マインド改善)さえあれば、
需給主導の株高は十分に有り得る状況です。
しかも今週末の米感謝祭に向けた薄商いが続くのであれば、
需給や短期的なテクニカルが効果を発揮しやすい状況ですし、
本日の日本株についても薄商いだったので、
買戻しに過ぎないとか、銀行株が低迷したまま(国内外共に)とか、
自動車株が弱いままとか、ツッコミどころは多いものの、
円高にも屈せず反発で終えているので、
冒頭で書いた燻ったままの盛り沢山なリスクが拡大・再燃せず、
金利(債券)、ドル、原油が落ち着いていれば、
適温相場という御都合解釈での需給主導の株高となりやすい状況です。
ということで、こういった適温相場&需給主導相場ではなく、
単なる金利低下・ドル安が加速、株安・原油安・リスク資産安、
というリスクオフモードとなっていれば、大人しくしておくだけですが、
適温相場&需給主導相場が続いているのであれば、
リスク覚悟で割り切って乗るのはアリです。
ただししつこいようですが、傷を負った状態であることに変わりはなく、
地合いが好転したというわけではないので、くれぐれも直近安値を割る等、
ダメならば即座に撤退する機敏な姿勢だけは忘れずに乗りましょう。
新興市場については、本日はマザーズが大幅高となりましたが、
相変わらずの薄商いであり、国内主力大型株が落ち着いていたからこそ、
という自主性に欠けている面も否めないので、
海の向こうと国内主力大型株がリスクオフモードとなれば、
業績の裏付けが乏しい新興市場はリスク資産の最たるものとして、
過度に売られるのも相場の常であり、リスクオン・オフを決めるのは、
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