FC2ブログ
不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
背景抜きの短期目線ながら明日以降に期待しつつ
こんばんはです。

昨日で国内企業決算も一巡となったので、素直に好決算銘柄が物色され、
少しは商いが膨らむのではないかと淡い期待もあったのですが、
むしろ低調な決算銘柄の商いが膨らむ程度であり、
全体としては本日もモヤシっ子商いが続いております。

一巡した国内企業決算も堅調とは言えず(特に見通し)、
昨日発表された我が国の7-9月期GDPについても、
貿易戦争の主役である米国と中国、政治や財政が不穏な欧州、
これらの国々を差し置いてのマイナス成長となり、
次期(10-12月期)もマイナスという2期連続となってしまうと、
定義上はリセッション入りとなってしまいます・・・
(恐らく毎度のことながら改定値でプラスにするのでしょうけどw)

しかも足元の物価がデフレ脱却には程遠い状況にも関わらず、
物価コントロールが本業の黒田薬局は金利の上昇幅拡大を容認しており、
先に述べたプラス成長の国々が減税路線なのに対して、
我が国は来年にドMな消費税引き上げ・・・
(あえてリセッション入りにして消費税増税の撤回を期待するのもw)

本日の薄商いも含め、もはや海の向こうがどうこうと言うよりも、
国内に原因があるのではと思ってしまうばかりですが・・・。

日本株にとって重要な為替市場は海の向こう次第の要素が強いのを始め、
金融市場はグローバルに繋がっておりますし、本日の日本株の動きを見ても、
現物が薄商いの中でサジ加減に動かしている先物の動きは、
米国と海の向こうにその日の価格(株価)を決めて貰い、
日本時間はその価格近辺をウロウロするだけのような動きなので、
先に述べた国内独自の事情に留意しつつも、
米国を始め海の向こうからの便りを待つしかないという状況です・・・

そんな海の向こうについても、主役である昨夜の米国市場は、
史上初の12日連続安となった原油が小幅に反発したものの、
米長短金利低下、ドル安、商いやや増での米株安(VIX上昇、金反発)、
というベタなリスクオフ(債券買い(ドル安)株売り)な動きなので、
このまま原油か米株が反発なり、下げ止まって落ち着くなりすれば、
リスクオフでの過度な債券買い(米金利低下)も落ち着き、
現状の金利低下(ドル安)に対して適温相場との解釈になりますが・・・

景気の先行き懸念となる貿易戦争が燻ったまま、
FRBが主導する金融引締めによる米金利上昇は(ドル高も)、
景気の重石となりますので、とにかく貿易戦争が落ち着かないことには、
再び金利が上昇すると、景気の重石になるだけでなく、
株を始めリスク資産が悲鳴を上げる(売られる)ことになるので、
貿易戦争が収束するか、米減税第二弾でも可決されない限り、
適温相場での株高しか期待できないです。

ただし貿易戦争の主役である米国と中国は、
双方の要人発言や水面下で始めている米中通商協議、
個人的に目安としている日々の人民元基準値設定を見ると、
月末のG20での米中首脳会談に向けて、双方の譲歩姿勢が窺えるので、
本日の早朝に講演したパウエルおじさん(FRB議長)、
昨夜に議会証言したクオールズFRB副議長の懲りない金融引締め姿勢、
それによる金利上昇の重石は多少なりとも軽くなっていると思うのですが、
昨夜は米金利低下を始め、重石が軽くなった動きは見えないままです。

国内外のマクロ指標についても、足元やハードデータ系指標は堅調ながら、
景気の先行指標や住宅等の金利上昇の影響が大きい指標は鈍化傾向であり、
海の向こうの企業業績も足元は堅調ながら見通しは軟調なので、
もはや貿易戦争と金利上昇による景気の先行き「懸念」を通り越し、
すでに傷みを伴っている(実害を被っている)となると、
貿易戦争激化&金融引締め継続は傷口に粗塩を塗り込むことになり、
逆に貿易戦争が収束することでの「懸念」が払拭されたとしても、
ほんまに傷が癒えたのかを確認するまでは、
本格反発とならず落ち着かない状況が続く可能性はあります。

実際に現在の市場の動きを見ても、
リンゴリラッパやなくてリンゴリ落下(アップル安)は続いており、
米欧ハイテク株の低調ぶりも継続しており(金融株・資源株も)、
我が国でもハイテク・半導体・自動車、貿易戦争の影響を受ける銘柄は
決算の中身もさることながら、未だ低調な動きが続いております。

そして他のリスク要因としても、ブレグジットズンドコ劇場、
南欧に波及しかねない伊の財政問題も落ち着いておらず、
市場の需給面で見ても債券と為替はリスクオフとなる余地が大きく、
原油はかなりガス抜きが進んだとは言え、
昨年以前と比べれば巻き戻し余地はあるでしょうから、
ガス抜きが進んでいる株式市場の需給環境だけが頼りという状況です。

一応、最近は風化気味ながら本日までは45日前ルールの期限であり、
今週のイベント的なヤマ場は今夜までなので(明日は米SQもあるけど)、
明日以降は株式市場の需給の巻き戻しに期待したいのですが、
国内はハゲバンコIPOの売り需要もありますので、
いつもながらの先物主導での薄商いの需給の巻き戻しは、
果たして通用するのか・・・という疑問は拭えないので、
それなりにパワー(商い)が必要かも知れないです。

ということで、明日以降については、
今夜の来週のブラックフライデー前の米小売売上高、
先行指標である米NY連銀製造業とフィリー指数、
エヌビディアとAマテリアルズとウォルマートの決算
といった今週(目先)のヤマ場イベントを経て、
貿易戦争と金利上昇の傷(悪影響)が和らぎ、原油も下げ止まり、
過度な米金利低下(上昇)とドル安(高)にもならず(適温相場)、
米株は特にアップルを始めハイテク株が反発となれば、
単なる巻き戻しであろうとも株高は続く可能性があるので、
各リスクが再発するのも覚悟の上で割り切って参戦するのはアリですが、
先にも述べた通り、日本株は商いも伴うことがベターでおます。

当然ながらこう言った状況や動きとならなければ、
ひとまず月末の米中首脳会談までは、
貿易戦争の方向感が明確にならないと見て、大人しくしておきましょう。

私としては、小難しい背景の改善も伴う息の長い本格反発は、
現時点ではかなり厳しい状況だと見ておりますが、
明日以降の短期的な巻き戻しは期待しているのですが・・・
あわよくば年末高くらいは(笑)

新興市場については、海の向こうと国内主力大型株が、
本日の様に薄商いで大きな動きが無ければ、
世界で最も下げた新興市場が中小型と共に物色されることもありますが、
本日も薄商いでの反発ですからアテにはならないですし、
御存知の通り、一巡した新興企業決算には香ばしい決算も多いので、
国内外がリスクオフとなれば、香ばし決算に改めて目が向けられると共に、
新興市場はリスク資産の最たるものとして過度に売られるので、
いくら資金が流入している銘柄であろうとくれぐれもお気を付けください。
従って国内外のリスクが落ち着くと言うか、方向感が見えてくるまでは、
国内主力大型株と同様のスタンスで動きましょう。

お手数ですが下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングに参加しております。


スポンサーサイト

コメント

 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
Copyright © 2018 不沈艦日記. all rights reserved.