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不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
プチゴリラ安
こんばんはです。

朝から世界のどこよりも大幅GDで始まった日本株は
米中・日米間の貿易交渉進展期待とかで下髭男爵となりましたが、
対ドルで円安が進んでいる割には日経平均が459円安(2.06%安)、
TOPIXは2%安で終えております。

債券安も含めると、もしかして日本はトリプル安なのか?
というのは置いといて、確か昨夜の米株市場が下げた理由は、
背景としては貿易戦争と金利上昇の両雄並び立たず問題によって、
恒例のIT・ハイテクの売られる動きと言えばそれまでですが、
昨夜のきっかけとなったのは、リンゴの出荷が減ったとか、原油安とか、
GEの借金で首が回らんから資産売却するんや騒動とか、
金男(GS)社員のマレーシアでの汚職とか、
欧州の政治騒動や恒例のスットコドイツ銀行ネタといったところなので、
これら数々のきっかけネタが単なる口実だったとか、
昨夜の下げで織り込んだならばまだしも、何も確認・解決しないまま、
日本時間のザラバ中に報じられた貿易交渉進展期待だけで、
下髭男爵になって終えるのはさすがに危うい気もするのですが・・・

御存知の通り、景気の先行き懸念をもたらしているのは貿易戦争であり、
それを裏付けるようなマクロ指標や企業見通しが散見されたり、
半導体やアップル、中国等の異変も現れつつあり、
そういった影響の裏付けを含む貿易戦争が燻ったままでは、
米国が主導する金利上昇(ドル高も)は景気の重石となりますので、
ほんまに貿易戦争が進展・解決するのであれば、
昨夜の数々の理由も吹き飛ばすウルトラ好材料であるのは事実ですが、
先にも述べた通り、その割には大きく下げたままで終えており、
商いも約2.82兆円と3兆円にも達しておらず、
ゴリラ商いなセリクラとも言えず、押し目と言うには地味に商いも多いので、
普通に商いを伴ったプチゴリラな下げという色合いが強いです。
(昨夜の米欧株は薄商いですけどね)

しかも今夜は伊達男の国(伊)がEUへ予算案を提出し、
EUの財政規律に反した予算案となるようなので、
21日予定のEU側の回答が予算案を受け入れることになると、
他の重債務国がなんでワシらだけ緊縮やねん!と騒ぐことになるでしょうし、
付き返すとイタリアの財政問題が騒がれることになるので、
財政規律を守った予算案を出さないと、ゴタゴタは続きそうです。

英のブレグジット劇場もこじれているようで、
今夜に合意文書を公表するのかも怪しくなっており、
明日のメイ首相の議会演説も怪しい状況です。
(見方を変えると、問題は先送りで当面は落ち着くとも言えます)

今週のイベント的なヤマ場としても、以下の通り14-15日なので、
ほんまに貿易戦争が収束に向かわないと、安心はできない状況です。

 14日 我が国のGDP速報値、中国経済統計、独&ユーロ圏GDP速報値
    メイ英首相の議会声明、IEA月報
    米消費者物価、シスコシステムズ、メーシーズ、テンセントの決算
    クオールズFRB副議長の議会証言、パウエルFRB議長講演
 15日 米小売売上高、NY連銀製造業、フィリー指数、原油在庫
    エヌビディア、Aマテリアルズ、ウォルマートの決算
    クオールズFRB副議長の議会証言、45日前ルール該当日
 16日 米英欧SQ、ドラギECB総裁講演

そしてこれらの落ち着いてない背景と共に、市場の動きとしても、
依然として債券(米金利)、為替(ドル)、原油は落ち着いてないので、
株式市場の本日の下げが押し目だったとも言えないです。

ただし株式市場は需給的には軽くなっており、
需給主導の巻き戻しだけの短期的な株高ならば期待できるので、
リスク覚悟で割り切って参戦する価値はありますが、
貿易戦争等の背景の落ち着きも伴わないと息の長い相場は期待出来ないので、
くれぐれも直近安値を割る等、ダメならば即座に撤退する
という機敏な姿勢だけは徹底して参戦しましょう。
(参戦するにしても好決算&取組妙味のある銘柄にしましょう。)
腰を据えて参戦する方は、残念至極ながら今のところ2020年まで、
景気が持ちそうなにないですが、来年までならば可能性は残っているので、
参戦するにしても、昨夜の数々なネタ動向の見極めもありますが、
せめて14-15日のヤマ場を見極めてからでも遅くはないです。

新興市場については、本日はかなりの切り返しを見せましたが、
終わってみれば商いを伴ってない非力な切り返しであり、
決算が一巡するのも明日ですから、
ひとまず主力大型株と同様のスタンスで動きましょう。

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