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不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
売りゴリ感はなくとも
こんばんはです。

本日はSQ日にも関わらず売買代金は約2.6兆円程度であり、
肝心のTOPIXも踏ん張りを見せ、新興市場も奮闘したので、
これといった売りゴリ感もなく、週末を終えております。

しかしながら海の向こうについては、
景気の先行き懸念となる貿易戦争は落ち着かないまま、
景気の重石となる米金利は10月の騒動水準近辺で高止まりしており、
さらに物価と市場の空気(マネー)に影響する原油は、
ドル高も継続していることや供給過剰懸念のせいか下げが続いており、
なんともスリリングと言わざるを得ない状況なのですが、
昨夜の米株はダウの横ばい以外は軟調だったものの薄商い、
英株も薄商いでの続伸、欧州株と新興国株も薄商いでのマチマチなので、
変わらず商いがお祭り騒ぎな中国(今日は大幅安)以外は、
我が国と同様、株式市場の売りゴリ感はありまへんでした。

国内外共に株式市場の足元の需給環境だけは軽くなっているので、
売りゴリ感がなく上げてもおかしくないとは言えますが、
足元のマクロ指標は、雇用等の景気の遅行指標は堅調ながら、
景気の先行(マインド)指標や金利敏感な住宅・自動車指標等は鈍化傾向、
米国を始め海の向こうの企業業績は足元が堅調ながら、
肝心の見通しへの懸念は払拭されておらず、
国内企業決算も足元が堅調でEPSが上昇していたりするものの、
見通しについては1Q決算時とは違って明らかに鈍化しております。
(そもそも中間決算終えたので来期がどうやっちゅう話ですしね)

以上の通り、マクロ・ミクロ(企業業績)両面において、
貿易戦争や金利上昇の影響が裏付けられつつあるにも関わらず、
貿易戦争戦争と金利上昇は落ち着いてないので、
どちらも落ち着くか、マクロ・ミクロが好転するか、
それとも米減税第二弾等の財政政策が出ることが理想ですけど、
目先ではマクロ・ミクロの好転確認には時間が掛かり、
減税第二弾は中間選挙でネジレてしまったために実現困難なので、
(インフラ投資法案には期待できますけど・・・)
せめて貿易戦争か金利上昇のどちらか一方でも落ち着かないことには、
やはりスリリングな状況と言わざるを得ないです。

貿易戦争については、主役である米中間の小競り合いは、
下旬の米中首脳会談と米中通商協議までは落ち着きそうにないので、
(日米も下旬からですが、早ければ来週に進展があるかも・・・)
手っ取り早いのは金利が低下することと言えるのですが・・・

昨夜の米金利(米金融政策)のサジ加減を決めるFOMCでは、
金融引締め姿勢を少しでも和らげるのかと密かに期待はしたものの、
残念ながら?予想通り?引き締め姿勢に変わりがなかったせいか、
金利が低下するきっかけイベントにもなりまへんでした・・・
(欧州時間に入ってから金利はやや低下してますけどね)

それにしても足元の本業である低インフレの無視は相変わらずですが、
足元の原油安も無視しているのはどうかと思うばかりです。

ただ・・・トランプマンが米金利上昇とドル高は反対や!
それが景気に水を差すんや!と叫んでいるからこそ、
FRBとしては金融引締め姿勢を鈍化させると、
ついに米国の中央銀行までが政治からの独立性を失ってもうた、
と言われ兼ねないですし、FRBとしては引締め姿勢を鈍化させたところで、
お前(トランプマン)の米国債増発・乱発が止まらんことには、
金利上昇圧力は続くやろうから、ワシらに文句言う前に、
お前こそなんとかせえよ!という言い分もあるのかも知れないですからね。

だけに・・・このままトランプマンとFRBが、
お互いに棚に上げたまま譲らない小競り合いが続くことで金利上昇も続くと、
ほんまに景気の足枷になってしまうので、
ええかげんに折り合いを付けて欲しいもんです(笑)

足元の債券市場と為替市場の需給環境は巻き戻し余地があるので、
今ならば巻き戻しによるリスクオフになったとしても、
歯止めの効かない米トリプル安という最悪の事態は避けられますし、
ガス抜きが進んだ株式市場が踏ん張れば、
適度な債券の巻き戻し(金利低下)に留まり、
適温相場という御都合解釈な動きとなる可能性も十分に有りうるので、
トランプマンとFRBの対立だけでなく貿易戦争も含め、
早く矛を収めて小競り合いを終わらせるか、米金利が低下しないと
マクロ・ミクロの実体面が蝕まれる状況が継続すると共に、
市場もコントロールが効かない事態になり兼ねないですからね。

以上の通りなので、貿易戦争やマクロ・ミクロの状況や財政政策よりも、
手っ取り早く動く可能性が高いのは米金利なので(次は原油)、
足元の株式市場がいくら需給的に軽く、上昇余地があろうとも、
米金利の高止まりと原油安が継続したままではスリリング過ぎるので、
長続きどころか目先の株高が続くことも怪しいと言わざるを得ないです。

とにかく今夜の米国を始め海の向こうを経て、
米金利が適温相場と言える程度に低下して落ち着きさえすれば、
割り切って参戦するのもアリですが・・・
まぁ本日は週末であり、もはやつべこべ言っても仕方ないので、
今夜の海の向こうの動きを見極めた上で、
改めて週末に来週の見通しを書きます。

良い週末をお過ごしください。

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