こんばんはです。
いつもの如くドヤ顔ではなく、やや目を泳がせながら、
「中間選挙は大勝利やで!」と見栄を切ったトランプマンは、
早速、貿易戦争の強硬姿勢も示しているのも気掛かりですが、
「民主党は協力せんかいアホンダラ」と執拗に言ってたのを見ていたら、
そういえばパウエルおじさん(FRB議長)に対しても、
「なんで利上げしてワシの邪魔をすんねん」とも執拗に言っていたので、
もしかして米景気が失速した際に、自ら仕掛けた貿易戦争は棚に上げて、
「ワシが何度も言ってた通り、失速したのは民主党とFRBのせいや」
という言い訳?責任を押し付ける?ために、
執拗に前フリをしている感もあるだけに心配ではあります(笑)
そんな良からぬトランプマンの企みも感じる中、
中間選挙の結果を受けた昨夜の米国市場ですが、
米長短金利上昇、ドル小幅安、米株大幅続伸、VIX大幅低下となり、
動きとしては、ネジれた中間選挙の結果も気にしてないかのように、
ほぼリスクオンに近い動きとなりました。
しかしながら米長短金利はネジレながら(イールドカーブ縮小)、
騒ぎが起きた10月水準近辺まで上昇しており、
ドルは小幅安ながら10月下旬以降の水準で踏ん張っており、
米株の商いはやや増加した程度、
米株と共に市場の空気とマネーの流動性を決める上に、
物価にも大きく影響する原油は大幅続落となっており、
今夜のFOMCを前にした動きとしてだけでなく、
中身の危うい動きと力強さに欠けるリスクオンであり、
かと言って適温相場でもないです。
英欧市場についても、長期金利は上昇(問題児の伊とギリシャは低下)、
英欧株は反発となりましたが薄商いであり、英伊独の政治リスクのせいか、
通貨高(ポンド高(ポンド>ユーロ>ドル>円))が重石なのか、
力強さに欠ける動きではあります。
ただし新興国については、債券高(露、メキシコ、トルコ以外は金利低下)、
通貨高、株高というトリプル高(資金流入)となっておりますが、
本日の中国市場は債券高(金利低下)人民元安は当局の狙い通りだとしても、
株式市場は商いが減少ながら高水準の商いでの株安で終えており、
中国は貿易戦争懸念や景気失速懸念も漂う動きでおます。
そして我が国については、昨日は場中に判明した中間選挙結果に対し、
消化難とも言える動きで終えましたが、昨夜の当事国である米国を含め、
中間選挙の結果が地球を一周して消化されたのかと言えば・・・
本日の日本株は昨夜からの円最弱安と共に大幅反発となったものの、
商いはイマイチだった昨日よりもさらに減少しており、
なんとも力強さに欠けるリスクオンな動きでおました。
テクニカル的にも日経平均がダウと共に200日線がぁーと言っても、
東芝2部指数と化した2部はともかく、TOPIX、マザ、JQはもちろん、
SP500、ナスダック、半導体SOX、英欧株、上海株はどうなん?
っちゅう話ですから、ダウと日経が牽引するんだとしても、
現時点では安心できる状況(水準)とは言えないです。
以上の様な市場の動きのきっかけとなる小難しい背景の現状としても、
中間選挙で米議会がネジレたことは織り込み済みと言ったり、
インフラ投資法案は民主党と一致しているから成立できるとは言っても、
本丸のトランプマン減税第二弾の成立は極めて困難となる中で、
トランプマンは景気の先行き懸念となる貿易戦争については、
改めて対中だけでなく対日も含めて強硬姿勢を見せており、
(自らツイッターを駆使しながらSNSやITへの規制も匂わせてます)
しかも景気の重石となる米金利はドルと共に、
騒ぎの起きた10月水準まで上昇している中(原油安も)、
今夜は金利(金融政策)のサジ加減を決めるFOMCを迎えます。
せめて米企業業績と米マクロ指標が、足元の堅調ぶりだけでなく、
先行き懸念を払拭できる結果となっていればいいのですが、
発表が一巡した米企業決算と米マクロ指標を見る限り(国内も)、
貿易戦争と金利上昇による影響を裏付けるような結果となっているので、
今夜のFOMCにて、金融引締め姿勢が鈍化するか、
金利が低下すればいいのですが、強気な引締め姿勢が変わらず、
米金利がさらに上昇するようだと、
トランプマンが貿易戦争の強硬姿勢を緩めない限り、
マクロと企業業績の先行き懸念が改めて意識されると共に、
再び市場が悲鳴を上げることなってもおかしくないです。
(今夜のFOMCは会見がないだけに変更も無さそうですからね)
簡単に言えば、いくら足元で株式市場が下げたとは言え、
マクロと業績による先行きの裏付けがないまま、
貿易戦争の強硬姿勢と金融引締めの強気姿勢(金利上昇)のWパンチは、
さすがに株式市場(リスク資産)の重荷となるでしょうから、
せめてどちらか一方の強硬姿勢を緩めるなりしないと、
足元の急落でガス抜きされた需給面での押し上げに期待するしかないので、
(債券と為替のガス抜きは不十分なままです)
押し上げられたとしても、年明け以降も続く息の長い株高とはならず、
せいぜい年内一杯くらいといったところでしょう。
当然ながらWパンチが共に柔軟姿勢となることがベストですが、
Wパンチが火を噴くことになると、再び市場が悲鳴をあげるので、
需給の押し上げに乗るにしても、Wパンチ再燃は覚悟の上で、
割り切って乗るしかなく、一喜一憂と言われようとも、
再燃すればさっさと撤退する機敏な姿勢で挑みましょう。
そして今夜のFOMCを経て、過度な金利低下(過度な債券買い)、
株売りというリスクオフとなれば、素直に大人しくしておくべきですが、
金利上昇懸念が和らぐ適度な金利低下という適温相場となっても、
貿易戦争ネタの鮮度自体は落ちてないので、
割り切り姿勢だけは変えずに挑みましょう。
私としてはFOMCを経て適温相場となり、
需給主導の年末高は十分に有り得ると見ておりますが・・・
年明け以降は貿易戦争と金融引締めと減税を含む財政政策次第です(笑)
東京五輪までは無事でいて欲しいと切に願うばかりですが、
今のところは厳しくなりつつあります。
新興市場については、本日は商いを伴った上昇となり、
力強さも窺えるのですが、本日決算を発表したメルカリやそーせいを始め、
発表が本格化している新興主力企業の決算を見ると、
貿易戦争云々関係なく、自滅と言ってもいいような決算も多いので、
スタンスとしては主力大型株と同様の割り切り姿勢でいいのですが、
堅調な決算で終えたものや変則決算企業にしておきましょう。
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いつもの如くドヤ顔ではなく、やや目を泳がせながら、
「中間選挙は大勝利やで!」と見栄を切ったトランプマンは、
早速、貿易戦争の強硬姿勢も示しているのも気掛かりですが、
「民主党は協力せんかいアホンダラ」と執拗に言ってたのを見ていたら、
そういえばパウエルおじさん(FRB議長)に対しても、
「なんで利上げしてワシの邪魔をすんねん」とも執拗に言っていたので、
もしかして米景気が失速した際に、自ら仕掛けた貿易戦争は棚に上げて、
「ワシが何度も言ってた通り、失速したのは民主党とFRBのせいや」
という言い訳?責任を押し付ける?ために、
執拗に前フリをしている感もあるだけに心配ではあります(笑)
そんな良からぬトランプマンの企みも感じる中、
中間選挙の結果を受けた昨夜の米国市場ですが、
米長短金利上昇、ドル小幅安、米株大幅続伸、VIX大幅低下となり、
動きとしては、ネジれた中間選挙の結果も気にしてないかのように、
ほぼリスクオンに近い動きとなりました。
しかしながら米長短金利はネジレながら(イールドカーブ縮小)、
騒ぎが起きた10月水準近辺まで上昇しており、
ドルは小幅安ながら10月下旬以降の水準で踏ん張っており、
米株の商いはやや増加した程度、
米株と共に市場の空気とマネーの流動性を決める上に、
物価にも大きく影響する原油は大幅続落となっており、
今夜のFOMCを前にした動きとしてだけでなく、
中身の危うい動きと力強さに欠けるリスクオンであり、
かと言って適温相場でもないです。
英欧市場についても、長期金利は上昇(問題児の伊とギリシャは低下)、
英欧株は反発となりましたが薄商いであり、英伊独の政治リスクのせいか、
通貨高(ポンド高(ポンド>ユーロ>ドル>円))が重石なのか、
力強さに欠ける動きではあります。
ただし新興国については、債券高(露、メキシコ、トルコ以外は金利低下)、
通貨高、株高というトリプル高(資金流入)となっておりますが、
本日の中国市場は債券高(金利低下)人民元安は当局の狙い通りだとしても、
株式市場は商いが減少ながら高水準の商いでの株安で終えており、
中国は貿易戦争懸念や景気失速懸念も漂う動きでおます。
そして我が国については、昨日は場中に判明した中間選挙結果に対し、
消化難とも言える動きで終えましたが、昨夜の当事国である米国を含め、
中間選挙の結果が地球を一周して消化されたのかと言えば・・・
本日の日本株は昨夜からの円最弱安と共に大幅反発となったものの、
商いはイマイチだった昨日よりもさらに減少しており、
なんとも力強さに欠けるリスクオンな動きでおました。
テクニカル的にも日経平均がダウと共に200日線がぁーと言っても、
東芝2部指数と化した2部はともかく、TOPIX、マザ、JQはもちろん、
SP500、ナスダック、半導体SOX、英欧株、上海株はどうなん?
っちゅう話ですから、ダウと日経が牽引するんだとしても、
現時点では安心できる状況(水準)とは言えないです。
以上の様な市場の動きのきっかけとなる小難しい背景の現状としても、
中間選挙で米議会がネジレたことは織り込み済みと言ったり、
インフラ投資法案は民主党と一致しているから成立できるとは言っても、
本丸のトランプマン減税第二弾の成立は極めて困難となる中で、
トランプマンは景気の先行き懸念となる貿易戦争については、
改めて対中だけでなく対日も含めて強硬姿勢を見せており、
(自らツイッターを駆使しながらSNSやITへの規制も匂わせてます)
しかも景気の重石となる米金利はドルと共に、
騒ぎの起きた10月水準まで上昇している中(原油安も)、
今夜は金利(金融政策)のサジ加減を決めるFOMCを迎えます。
せめて米企業業績と米マクロ指標が、足元の堅調ぶりだけでなく、
先行き懸念を払拭できる結果となっていればいいのですが、
発表が一巡した米企業決算と米マクロ指標を見る限り(国内も)、
貿易戦争と金利上昇による影響を裏付けるような結果となっているので、
今夜のFOMCにて、金融引締め姿勢が鈍化するか、
金利が低下すればいいのですが、強気な引締め姿勢が変わらず、
米金利がさらに上昇するようだと、
トランプマンが貿易戦争の強硬姿勢を緩めない限り、
マクロと企業業績の先行き懸念が改めて意識されると共に、
再び市場が悲鳴を上げることなってもおかしくないです。
(今夜のFOMCは会見がないだけに変更も無さそうですからね)
簡単に言えば、いくら足元で株式市場が下げたとは言え、
マクロと業績による先行きの裏付けがないまま、
貿易戦争の強硬姿勢と金融引締めの強気姿勢(金利上昇)のWパンチは、
さすがに株式市場(リスク資産)の重荷となるでしょうから、
せめてどちらか一方の強硬姿勢を緩めるなりしないと、
足元の急落でガス抜きされた需給面での押し上げに期待するしかないので、
(債券と為替のガス抜きは不十分なままです)
押し上げられたとしても、年明け以降も続く息の長い株高とはならず、
せいぜい年内一杯くらいといったところでしょう。
当然ながらWパンチが共に柔軟姿勢となることがベストですが、
Wパンチが火を噴くことになると、再び市場が悲鳴をあげるので、
需給の押し上げに乗るにしても、Wパンチ再燃は覚悟の上で、
割り切って乗るしかなく、一喜一憂と言われようとも、
再燃すればさっさと撤退する機敏な姿勢で挑みましょう。
そして今夜のFOMCを経て、過度な金利低下(過度な債券買い)、
株売りというリスクオフとなれば、素直に大人しくしておくべきですが、
金利上昇懸念が和らぐ適度な金利低下という適温相場となっても、
貿易戦争ネタの鮮度自体は落ちてないので、
割り切り姿勢だけは変えずに挑みましょう。
私としてはFOMCを経て適温相場となり、
需給主導の年末高は十分に有り得ると見ておりますが・・・
年明け以降は貿易戦争と金融引締めと減税を含む財政政策次第です(笑)
東京五輪までは無事でいて欲しいと切に願うばかりですが、
今のところは厳しくなりつつあります。
新興市場については、本日は商いを伴った上昇となり、
力強さも窺えるのですが、本日決算を発表したメルカリやそーせいを始め、
発表が本格化している新興主力企業の決算を見ると、
貿易戦争云々関係なく、自滅と言ってもいいような決算も多いので、
スタンスとしては主力大型株と同様の割り切り姿勢でいいのですが、
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