こんばんはです。
我が国は先進国の中で唯一、商いがヘッポコだったのですが、
本日は売買代金が4.04兆円というゴリラ商いでの反発となり、
これぞ一喜一憂とばかりに底打ちや!という声も溢れつつあります。
リスクを負うべき判断や基準は人それぞれですが、
私としては底打ちというのは早すぎるのような気がするばかりです。
そもそも日本株の10月高値からのバンジージャンプでの下落率は、
日経平均 14%(約3400円)
TOPIX 13.8%
マザーズ 24%(1月高値から約40%)
ついでに海の向こうの10月高値からの下落率は
ダウ 10.5%
SP500 11.4%
ナスダック 14.6%
ラッセル 16.2% ※8月高値から
半導体SOX 19.7% ※1月高値から23.5%
独DAX 11.3% ※1月高値から18.7%
英FTSE 8.9% ※1月高値から13.3%
上海 13.2% ※1月高値から31.7%
SOX以外の米株と日経だけは年初来安値を割ってないという面はあれど、
見ての通り、国内外共に大きな下げっぷりを演じているので、
本日の反発は軽微なものであり、
商いについても、足元で大商いが続いていた海の向こうとは違い、
本日の我が国はTOPIXのリバランスを含め、
最後っ屁で約1.25兆円もかさ増しされた上での大商いであり、
せめて月初まで継続しないことには商いを伴う反発とも言えないので、
月末要因や足元の需給環境、決算を含む国内環境だけを見れば、
(裁定買い残が大幅減少、新興市場の追証売り一巡、クジラ買い等)
目先のリバウンドは十分に有り得るものの、海の向こうも含めると、
さすがに底打ちと言うには早計と言わざるを得ないです。
ちなみに国内企業決算についても、
上方修正銘柄や堅調な決算の銘柄がクローズアップされて上昇し、
下方修正銘柄や低調な決算の銘柄は出尽くしのような動きも散見され、
動きとしては良い傾向ではありますが、
決算全体としては明らかに1Q時よりも下方修正や低調な決算が多く、
EPSも低下しており、決算発表自体もまだまだ序盤戦ですからね・・・
そして海の向こうでも米国、欧州企業の決算発表が本格化しており、
これまで発表された決算では特に見通しに対する鈍化懸念が高まっており、
特に注目のIT・ハイテク企業決算や他の米主要企業の決算発表は、
今週一杯まで盛り沢山という状況です。
今夜が決算発表の米企業の中で、
すでに年初来安値(近辺も)となっている銘柄は・・・
※カッコ内は年初来高値からの下落率
フェイスブック(-34.7%)イーベイ(-41.9%)
タペストリー(-25.3%)3Dシステム(-27.7%)
GE、VW
下落率の大きい銘柄は・・・
アンダーアーマー(-25%)、マスターカード(-14.6%)
高値圏と言えるのはコカ・コーラ、ファイザー
といったところなので、特に注目のフェイスブック、GEあたりが、
我が国の様に織り込み・出尽くしの動きとなるのであれば、
今後の決算リスクが軽減される可能性はありますが・・・
本日に新製品発表、1日に決算発表を控えるアップルは、
10月高値から8.5%しか下げていないので、
低調な決算&見通しを発表した場合の下値余地は大きいと言えます。
明日のスプリント、1日のスタバは高値圏です。
以上の通りなので、国内外共に決算発表は、
貿易戦争と金利上昇の影響を吹き飛ばす好決算になることが理想ですが、
そうではなくとも織り込み・出尽くしモードになるのかが注目です。
ただし海の向こうのアップル決算だけは、
リンゴ→ゴリラ(商い)→ラッパ(進軍ラッパ)となればいいのですが、
決算の中身と言うよりも発表後の反応が気掛かりではあります。
そして当然ながら企業業績を含む景気の先行き懸念の要因は、
トランプマンが各国に仕掛ける貿易戦争(チャイナリスクを含む)、
FRB主導の金融引締めによる金利上昇なので、
どちらも緩めてくれることが手っ取り早いのですが、
せめてどちらか一方だけでも緩めてくれないと上値は重くなり、
どちらも変わらず強硬姿勢のままだったり、さらに激化するようだと、
これを吹き飛ばすような決算とマクロ指標が発表されない限り、
リスクオフモードは続くことになり、同時に中国リスクも拡大し、
悪材料探しのように欧州政治やサウジのリスクも改めてトッピングされ、
挙句に決算とマクロ指標までがリスクを裏付ける低調なものとなれば、
中間選挙以降もリスクオフ基調が続くとまでは言わないまでも、
調整モードが長引くことになりますので、
せめて中間選挙でトランプマン(共和党)が勝利することで、
減税第二弾を含む政策期待が高まるといいのですが・・・
ということなので、ベタに中間選挙までは慎重にと言いたくなりますが、
せめて1日のアップル決算までは(国内企業決算の1発目ピークは31日)
本日を含む目先のリバウンドは本格反発ではないと冷静に見て、
引き続き、慎重に構えておきましょう。
連日書いている通り、目先の短期リバウンド狙いとか、
決算を終えた個別はともかくとしても、ひとまずアップル決算までは、
決算を精査する時間に費すくらいがいいでしょう。
新興市場については、本日はマザが大幅反発の高値引けとなり、
追証の強制決済売りが一巡したというのもありますが、
先にも述べた通り、世界で最も下げている市場なので、
本日の反発は風呂の中で屁をこいた程度であり、
商いも昨日より減少しているくらいのイマイチですから、
せめて昨日を上回る商い(1000億円超)での反発が継続するまでは、
短期リバウンド狙いはともかく、慎重に構えておくのが無難でおます。
新興企業の決算が本格化するのは、中間選挙以降ですからね。
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我が国は先進国の中で唯一、商いがヘッポコだったのですが、
本日は売買代金が4.04兆円というゴリラ商いでの反発となり、
これぞ一喜一憂とばかりに底打ちや!という声も溢れつつあります。
リスクを負うべき判断や基準は人それぞれですが、
私としては底打ちというのは早すぎるのような気がするばかりです。
そもそも日本株の10月高値からのバンジージャンプでの下落率は、
日経平均 14%(約3400円)
TOPIX 13.8%
マザーズ 24%(1月高値から約40%)
ついでに海の向こうの10月高値からの下落率は
ダウ 10.5%
SP500 11.4%
ナスダック 14.6%
ラッセル 16.2% ※8月高値から
半導体SOX 19.7% ※1月高値から23.5%
独DAX 11.3% ※1月高値から18.7%
英FTSE 8.9% ※1月高値から13.3%
上海 13.2% ※1月高値から31.7%
SOX以外の米株と日経だけは年初来安値を割ってないという面はあれど、
見ての通り、国内外共に大きな下げっぷりを演じているので、
本日の反発は軽微なものであり、
商いについても、足元で大商いが続いていた海の向こうとは違い、
本日の我が国はTOPIXのリバランスを含め、
最後っ屁で約1.25兆円もかさ増しされた上での大商いであり、
せめて月初まで継続しないことには商いを伴う反発とも言えないので、
月末要因や足元の需給環境、決算を含む国内環境だけを見れば、
(裁定買い残が大幅減少、新興市場の追証売り一巡、クジラ買い等)
目先のリバウンドは十分に有り得るものの、海の向こうも含めると、
さすがに底打ちと言うには早計と言わざるを得ないです。
ちなみに国内企業決算についても、
上方修正銘柄や堅調な決算の銘柄がクローズアップされて上昇し、
下方修正銘柄や低調な決算の銘柄は出尽くしのような動きも散見され、
動きとしては良い傾向ではありますが、
決算全体としては明らかに1Q時よりも下方修正や低調な決算が多く、
EPSも低下しており、決算発表自体もまだまだ序盤戦ですからね・・・
そして海の向こうでも米国、欧州企業の決算発表が本格化しており、
これまで発表された決算では特に見通しに対する鈍化懸念が高まっており、
特に注目のIT・ハイテク企業決算や他の米主要企業の決算発表は、
今週一杯まで盛り沢山という状況です。
今夜が決算発表の米企業の中で、
すでに年初来安値(近辺も)となっている銘柄は・・・
※カッコ内は年初来高値からの下落率
フェイスブック(-34.7%)イーベイ(-41.9%)
タペストリー(-25.3%)3Dシステム(-27.7%)
GE、VW
下落率の大きい銘柄は・・・
アンダーアーマー(-25%)、マスターカード(-14.6%)
高値圏と言えるのはコカ・コーラ、ファイザー
といったところなので、特に注目のフェイスブック、GEあたりが、
我が国の様に織り込み・出尽くしの動きとなるのであれば、
今後の決算リスクが軽減される可能性はありますが・・・
本日に新製品発表、1日に決算発表を控えるアップルは、
10月高値から8.5%しか下げていないので、
低調な決算&見通しを発表した場合の下値余地は大きいと言えます。
明日のスプリント、1日のスタバは高値圏です。
以上の通りなので、国内外共に決算発表は、
貿易戦争と金利上昇の影響を吹き飛ばす好決算になることが理想ですが、
そうではなくとも織り込み・出尽くしモードになるのかが注目です。
ただし海の向こうのアップル決算だけは、
リンゴ→ゴリラ(商い)→ラッパ(進軍ラッパ)となればいいのですが、
決算の中身と言うよりも発表後の反応が気掛かりではあります。
そして当然ながら企業業績を含む景気の先行き懸念の要因は、
トランプマンが各国に仕掛ける貿易戦争(チャイナリスクを含む)、
FRB主導の金融引締めによる金利上昇なので、
どちらも緩めてくれることが手っ取り早いのですが、
せめてどちらか一方だけでも緩めてくれないと上値は重くなり、
どちらも変わらず強硬姿勢のままだったり、さらに激化するようだと、
これを吹き飛ばすような決算とマクロ指標が発表されない限り、
リスクオフモードは続くことになり、同時に中国リスクも拡大し、
悪材料探しのように欧州政治やサウジのリスクも改めてトッピングされ、
挙句に決算とマクロ指標までがリスクを裏付ける低調なものとなれば、
中間選挙以降もリスクオフ基調が続くとまでは言わないまでも、
調整モードが長引くことになりますので、
せめて中間選挙でトランプマン(共和党)が勝利することで、
減税第二弾を含む政策期待が高まるといいのですが・・・
ということなので、ベタに中間選挙までは慎重にと言いたくなりますが、
せめて1日のアップル決算までは(国内企業決算の1発目ピークは31日)
本日を含む目先のリバウンドは本格反発ではないと冷静に見て、
引き続き、慎重に構えておきましょう。
連日書いている通り、目先の短期リバウンド狙いとか、
決算を終えた個別はともかくとしても、ひとまずアップル決算までは、
決算を精査する時間に費すくらいがいいでしょう。
新興市場については、本日はマザが大幅反発の高値引けとなり、
追証の強制決済売りが一巡したというのもありますが、
先にも述べた通り、世界で最も下げている市場なので、
本日の反発は風呂の中で屁をこいた程度であり、
商いも昨日より減少しているくらいのイマイチですから、
せめて昨日を上回る商い(1000億円超)での反発が継続するまでは、
短期リバウンド狙いはともかく、慎重に構えておくのが無難でおます。
新興企業の決算が本格化するのは、中間選挙以降ですからね。
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