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不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
週末状況
こんにちはです。

昨夜に発表された雇用統計は、結果を知っていたからこそ?
鼻息の荒かったパウエルおじさんの利上げ姿勢を裏付ける堅調な結果となり、
(一部では鈍化と言う見方もありますが、十分に堅調でしょう)
発表直後は米金利が低下したものの、すぐに切り返して大幅な上昇となり、
米30年債利回りは4年ぶりの高水準となったのを始め、
米金利としてはイールドカーブが拡大する真っ当な動きとも言えますが、
一方、株式市場は債券売り(金利上昇)株買いのゴリラモードにはならず、
急速な金利上昇(温度上昇)に悲鳴を上げる大幅安となり、
商いはセリクラに程遠いながら足元の高水準な商いでの米株安が継続中、
特にIT・ハイテク株を含むナスダック、半導体SOX、ラッセル2000
景気の先行指標でもある輸送株と住宅株(HCも)は軟調です。

ただし週末は米金利上昇と共にドル高が揃い踏みする温度上昇とはならず、
ドル安(ポンド最強高)が差し水になったとの御都合解釈なのか、
原油の踏ん張りがマネーの流動性を維持&インフレ期待となったのか、
(銅を始めその他の資源は軟調、金は3日ぶりの反発)
債券買い(金利低下)株売りのフルゴリラリスクオフの動きにはならず、
米株は引けに掛けてやや切り返す動きで終えております。
VIX指数も一時的に17.36まで急速に上昇したものの、
14.82まで戻して終えております。

だけに、市場の動きから見て、商いも含むフルゴリラリスクオフとなるのは、
これからなのかと言う気もしますが・・・
週末には一向に貿易赤字が減らない米貿易収支の結果を受けてなのか、
対中国だけでなく日欧も含め貿易戦争を蒸し返す動きもあるので、
金利等の市場の動きだけでなく、材料面においても、
フルゴリラリスクオフのきっかけになるものの燻りが窺えます。

そんなフルゴリラリスクオフの気配については置いとくとして、
週末の欧州株と英国株についても、
イタリアの放漫財政を止めない予算案騒動やブレグジット騒動もありますが、
伊を始め英欧金利上昇と共に大幅な株安で終えており、
米株と同様、セリクラには程遠いながら商いを伴った株安が継続しており、
先進国の中では日米よりも出遅れ感というか軟調ぶりが目立ちます。

週末の我が国もデフレから脱却もしてないにも関わらず金利は高止まり、
セリクラには程遠いながら商いを伴った株安(円高)も継続しており、
昨夜の日経平均先物についても23650円と軟調に帰って来ております。

週末の新興国についても、先進国と同様、金利上昇(債券安)が継続中、
新興国通貨も週末だけはドル安で反発する国もありましたが、
基調としてはドル高・新興国通貨安が継続しており、
新興国株式市場については、週末だけでなく足元では、インド、香港、台湾、
インドネシア、シンガポール、フィリピン、韓国、トルコ、南ア、ドバイ、
ナイジェリア、チリ、コロンビア、ペルーの株安が目立っており、
債券(金利)と通貨も含めたトリプル安基調が継続中です。
(明日に大統領選を控えたブラジルは切り返し中です)

そして中国については、今週一杯が国慶節で休場だったので、
子分の香港を始め新興国のこういったザワつきが継続したまま、
穏やかな国慶節明けを迎えらるのか心配ではあります。
週末には米貿易収支で対中赤字が拡大していたせいなのか、
米国が対中貿易戦争を蒸し返すような動きもあります。

以上の通り、後出しジャンケンの出来る西の端っこの国であり、
世界の主役である米国市場の週末の動きとしては、
米株の引けに掛けての切り返しも見られましたが、
商いとしてもセリクラ感はないのはもちろんのこと、
足元では薄商いの下げではなく、商いを伴った下げが続いており
欧州、英国、日本も同様であり、さらに債券(金利)、ドル(為替)、
原油(商品)、新興国(トリプル安基調)の週末状況も含めると、
押し目・一服だったというよりも、
フルゴリラリスクオフの本番はこれから感が強い週末でおます。

ということで、こういった週末状況を踏まえつつ、
来週のスケジュールや需給環境等も加味しながら、
改めて来週の見通しは連休中の記事で書きますので、
本日はこれにて失礼します。

良い三連休をお過ごしください。

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