こんばんはです。
「熱い風呂(米金利上昇(利上げ)ドル高)は嫌いやねん!
ぬるい風呂(適温)がええねん!」
という金融政策へのパワハラ姿勢を示しているトランプマンですが、
昨夜に講演したパウエルおじさん(FRB議長)は、
週初に発表されたISM製造業、昨夜発表されたADP雇用、
ISM非製造業といった米経済指標が堅調だったからなのか、
週末の雇用統計も堅調だと知っているからなのか、
「物価が伸びない原因はわからんけど、
わかってないのはワシだけやなくて世界中の賢い連中も同じやから、
それは置いといて・・・
とにかく米景気はゴリゴリや言うてるやん!
だから利上げ(熱い風呂)も正当化できる言うてるやん!」
という一昨日に続くトランプマンを無視する利上げ姿勢を見せており、
他のFRBメンバー(連銀総裁達)も同様でおます。
何やら米中通商協議も年内には再開されるとの話もあり、
施行済みのトランプ減税第一弾効果もあるので(第二弾は可決困難とも)、
米中関税第三弾が発動される等、これ以上の貿易戦争激化とならず、
イタリアと英国の政治騒動がこのまま落ち着くのであれば、
パウエルおじさんとゆかいな仲間たちの強気な利上げ姿勢も頷けますし、
昨夜の様に米金利上昇・ドル高の揃い踏みという高温相場になっても、
米株、原油・商品がダチョウ倶楽部のように悲鳴を上げず堅調な展開
というフルゴリラリスクオンになってもおかしくはないのですが・・・
米長期金利は2011年6月以来の高水準、
2年債利回りは2008年6月以来の高水準という急上昇となり、
ドル指数は8月の直近高値を超えてないものの足元で上昇が続いているので、
いくら米景気等の背景が温度上昇に耐え得る状況になりつつあっても、
さすがに急ピッチ過ぎる温度差で体調を壊してもおかしくないです。
なにより足元で物価に影響する原油が堅調だと言っても、
米英欧の物価上昇が足踏みしているのに、
金利が急ピッチで上昇しているようではね・・・
しかもデフレから脱却してない我が国でも、
本日は長期金利がマイナス金利導入前の水準まで上昇しております(笑)
足元の投機筋の米債券ショートについても、
米債券の乱発という面はあれど、過去最高まで積み上がっており、
ドルロングも高水準といういつ巻き戻しが起きてもおかしくない状況だけに、
程よい巻き戻しならば適温相場という御都合解釈となりますが、
株式市場や原油・商品等が悲鳴を上げて崩れるようだと、
程よい巻き戻しの適温相場ではなく、2月の様に一気に巻き戻しが加速し、
債券買い・株売りのリスクオフ(冷温相場)になってもおかしくないです。
本日の日本時間においては、米金利上昇・ドル高がさらに進行し、
米株先物が軟調に推移しており(原油・商品は堅調)、
新興国についても、一昨日から徐々にダチョウ倶楽部な悲鳴が上がり、
本日のアジア新興国では悲鳴が大きくなっており、
今週一杯が休場の中国の代わり?である香港も悲鳴が大きくなっております。
そして本日の我が国ですが、日経平均が0.56%安に対して、
トピは0.09%安という歪なNT倍率を修正する踏ん張りも見せましたが、
配当権利落ち日以降から続くザラ場中のカーフブランディング売りが、
本日も炸裂しており、売買代金も3.1兆円の大商いを伴った続落なので、
売りゴリモードに転じたと言えなくもないです。
そもそも9月安値から急ピッチな上昇をしてきた日本株は、
9月安値からの先物のゴリラ買い越し、
過熱圏ではないのの裁定買い残の急ピッチな積み上がり(約2.6兆円)
これまた過熱圏ではないものの足元の円売りポジの積み上がり、
といった需給面での巻き戻し余地もあり、
先に述べた海の向こうの高温への警戒感と巻き戻し余地もあるので、
目先については、2月の様に金利上昇アレルギーを発症し、
一気に巻き戻しが加速するリスクオフ(冷温相場)になるのかと言えば、
さすがに中間選挙までは起きないと思いますが、
少なくとも程よい適温水準まで巻き戻す一服相場にはなりそうな動きです。
今夜にはクオールズFRB副議長の講演、米8月製造業新規受注、
明日の我が国は政策期待が高まるかもしれない閣議もはあれど、
大人の事情が働きやすい3連休前の週末、
米国では商売人のトランプマンだからこそ気にする米8月貿易収支、
パウエルおじさんの様子からも堅調であろう米9月雇用統計、
といった温度上昇が加速してもおかしくないイベントが多く控えており、
しかも週明けは温度に関わる米債券と為替市場がコロンブスデーで休場、
という大人の事情で温度が大きく変動する可能性もある状況でおます。
ということで、海の向こうは高温(米金利上昇・ドル高)に対して、
江戸っ子のように我慢できればいいのですが、
ダチョウ倶楽部のように悲鳴を上げそうな状況ではありますので、
三連休前でもある明日の我が国ついては、すでに参戦している方は、
明日が商いを伴う反発となれば、そのまま構えておけばいいでしょうけど、
今夜の海の向こうから本格的なダチョウ倶楽部相場入りとなり、
明日の我が国も売りゴリモードが継続するならば、
一旦は撤退するのが無難でおます。
ただしここまで上げて来た余裕もあるでしょうから、
撤退する下値のメドについては各自の判断にお任せします。
新たに参戦する方については、明日が商いを伴う反発とならない限り、
わざわざ三連休を跨いで新たに参戦するのは控えておきましょう。
新興市場については、本日のマザは昨日と同水準の商いでの反落、
JQは商いを伴った続落となり、資金流出が続いていると言えるので、
商いの伴った反発が継続するまでというか、
明日については三連休前なので慎重に構えておきましょう。
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ぬるい風呂(適温)がええねん!」
という金融政策へのパワハラ姿勢を示しているトランプマンですが、

昨夜に講演したパウエルおじさん(FRB議長)は、
週初に発表されたISM製造業、昨夜発表されたADP雇用、
ISM非製造業といった米経済指標が堅調だったからなのか、
週末の雇用統計も堅調だと知っているからなのか、
「物価が伸びない原因はわからんけど、
わかってないのはワシだけやなくて世界中の賢い連中も同じやから、
それは置いといて・・・
とにかく米景気はゴリゴリや言うてるやん!
だから利上げ(熱い風呂)も正当化できる言うてるやん!」
という一昨日に続くトランプマンを無視する利上げ姿勢を見せており、
他のFRBメンバー(連銀総裁達)も同様でおます。
何やら米中通商協議も年内には再開されるとの話もあり、
施行済みのトランプ減税第一弾効果もあるので(第二弾は可決困難とも)、
米中関税第三弾が発動される等、これ以上の貿易戦争激化とならず、
イタリアと英国の政治騒動がこのまま落ち着くのであれば、
パウエルおじさんとゆかいな仲間たちの強気な利上げ姿勢も頷けますし、
昨夜の様に米金利上昇・ドル高の揃い踏みという高温相場になっても、
米株、原油・商品がダチョウ倶楽部のように悲鳴を上げず堅調な展開
というフルゴリラリスクオンになってもおかしくはないのですが・・・
米長期金利は2011年6月以来の高水準、
2年債利回りは2008年6月以来の高水準という急上昇となり、
ドル指数は8月の直近高値を超えてないものの足元で上昇が続いているので、
いくら米景気等の背景が温度上昇に耐え得る状況になりつつあっても、
さすがに急ピッチ過ぎる温度差で体調を壊してもおかしくないです。
なにより足元で物価に影響する原油が堅調だと言っても、
米英欧の物価上昇が足踏みしているのに、
金利が急ピッチで上昇しているようではね・・・
しかもデフレから脱却してない我が国でも、
本日は長期金利がマイナス金利導入前の水準まで上昇しております(笑)
足元の投機筋の米債券ショートについても、
米債券の乱発という面はあれど、過去最高まで積み上がっており、
ドルロングも高水準といういつ巻き戻しが起きてもおかしくない状況だけに、
程よい巻き戻しならば適温相場という御都合解釈となりますが、
株式市場や原油・商品等が悲鳴を上げて崩れるようだと、
程よい巻き戻しの適温相場ではなく、2月の様に一気に巻き戻しが加速し、
債券買い・株売りのリスクオフ(冷温相場)になってもおかしくないです。
本日の日本時間においては、米金利上昇・ドル高がさらに進行し、
米株先物が軟調に推移しており(原油・商品は堅調)、
新興国についても、一昨日から徐々にダチョウ倶楽部な悲鳴が上がり、
本日のアジア新興国では悲鳴が大きくなっており、
今週一杯が休場の中国の代わり?である香港も悲鳴が大きくなっております。
そして本日の我が国ですが、日経平均が0.56%安に対して、
トピは0.09%安という歪なNT倍率を修正する踏ん張りも見せましたが、
配当権利落ち日以降から続くザラ場中のカーフブランディング売りが、
本日も炸裂しており、売買代金も3.1兆円の大商いを伴った続落なので、
売りゴリモードに転じたと言えなくもないです。
そもそも9月安値から急ピッチな上昇をしてきた日本株は、
9月安値からの先物のゴリラ買い越し、
過熱圏ではないのの裁定買い残の急ピッチな積み上がり(約2.6兆円)
これまた過熱圏ではないものの足元の円売りポジの積み上がり、
といった需給面での巻き戻し余地もあり、
先に述べた海の向こうの高温への警戒感と巻き戻し余地もあるので、
目先については、2月の様に金利上昇アレルギーを発症し、
一気に巻き戻しが加速するリスクオフ(冷温相場)になるのかと言えば、
さすがに中間選挙までは起きないと思いますが、
少なくとも程よい適温水準まで巻き戻す一服相場にはなりそうな動きです。
今夜にはクオールズFRB副議長の講演、米8月製造業新規受注、
明日の我が国は政策期待が高まるかもしれない閣議もはあれど、
大人の事情が働きやすい3連休前の週末、
米国では商売人のトランプマンだからこそ気にする米8月貿易収支、
パウエルおじさんの様子からも堅調であろう米9月雇用統計、
といった温度上昇が加速してもおかしくないイベントが多く控えており、
しかも週明けは温度に関わる米債券と為替市場がコロンブスデーで休場、
という大人の事情で温度が大きく変動する可能性もある状況でおます。
ということで、海の向こうは高温(米金利上昇・ドル高)に対して、
江戸っ子のように我慢できればいいのですが、
ダチョウ倶楽部のように悲鳴を上げそうな状況ではありますので、
三連休前でもある明日の我が国ついては、すでに参戦している方は、
明日が商いを伴う反発となれば、そのまま構えておけばいいでしょうけど、
今夜の海の向こうから本格的なダチョウ倶楽部相場入りとなり、
明日の我が国も売りゴリモードが継続するならば、
一旦は撤退するのが無難でおます。
ただしここまで上げて来た余裕もあるでしょうから、
撤退する下値のメドについては各自の判断にお任せします。
新たに参戦する方については、明日が商いを伴う反発とならない限り、
わざわざ三連休を跨いで新たに参戦するのは控えておきましょう。
新興市場については、本日のマザは昨日と同水準の商いでの反落、
JQは商いを伴った続落となり、資金流出が続いていると言えるので、
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