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不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
今日もザワワ
こんばんはです。

配当権利落ち日から続くカーフブランディング(仔牛の焼印押し)な売りが
本日も後場から炸裂しております。

売買代金については約2.7兆円だったので昨日よりも薄く、
言っても昨日は日経・TOPIX共に上昇して終えたので、
本日は商いを減少させての反落とも言えますが、
流れとして見ると昨日の10時前の高値をピークに、
商いを伴った売りが続いているとも言えますし、
本日は日経よりもTOPIXの下げ幅が大きく安値引けしており、
昨日と同様、高水準な空売り比率(44.4%)も続いているので、
気の短い人たちの売りが続いているだけでなく、
本日は売りを吸収出来るだけの買いの力がなかったとも言えます。

足元の日本株は9月安値からの急ピッチな上昇と共に、
裁定買い残も過熱水準ではないものの、9月安値の1.44兆円から、
一気に約2.6兆円まで積み上がっており、主体別売買動向を見ても、
9月第2-3週の先物は1.63兆円のゴリラ買い越し、
ついでに円売りポジも過熱圏ではないものの積み上がっているので、
テクニカル面での過熱も含めると、全て巻き戻すとは言いませんが、
目先の気の短い人たちの巻き戻しは止む無しとも言えます。

ただしあくまで国内だけの気の短い大人の事情目線でのザワ付きなので、
国内独自の材料である第5次安倍ちゃんマン内閣の政策期待も含め、
ほんまに国内だけの事情で動くとわかりやすいのですが、
残念ながら海の向こうには、主役であり我が国の親分でもある米国、
政治がザワつく欧州、米国のサジ加減で資金流出が起きる中国・新興国、
といった海の向こうの面々のザワつきも無視は出来ないですからね・・・

そんな海の向こうのザワ付きの一つである欧州政治については、
相変わらず英国のハードブレグジット懸念が燻っておりますが、
現在はパスタの国のポピュリズム与党が本性を現し、
EUの財政規律を無視した放漫財政な予算案を提示したことで、
当然ながらEUは認めるはずもなく、パスタの国も応じる様子もなく、
挙句にブレグジットに続くパスタジット?観測もチラ付き、
さらにユーロ圏からも抜ければええとまで言い出す議員も現れ、
それに対してサジ加減な格付け機関が財政面での懸念を募らせ、
市場もパスタの国の債券売り(金利上昇)と株安、ユーロ安を招き、
結果的にドル高にもなっている状況です。
一昨日まではパスタの国とユーロだけだったのですが、
昨夜は南欧重債務国への波及も感じさせる動きでおました。

せめてポジティブな要因でのドル高ならばいいのですが、
御存知の通り、貿易戦争が燻ったままの状況でのネガティブなドル高、
米金利上昇までが揃い踏みとなる高温相場となれば
さすがに米株を始め株式市場、新興国、中国、商品の各市場、
そして実体経済も悲鳴を上げるでしょうから、
欧州政治リスクを呑み込むポジティブな米国ネタでのドル高は無理としても、
せめて欧州政治リスクが落ち着くことでのユーロ高・ドル安、
という適温相場にならないことには、市場には重石となります。

何やら昨夜講演したパウエルおじさん(FRB議長)は、
米景気はゴリゴリやで!雇用環境もゴリゴリやからいずれ物価も上がるで!
だから利上げは正当化できるんやで!と言ってたので、
ポジティブなドル高・米金利上昇になってもおかしくないのですが、
足元で上がらない物価については「歴史的に見ても異例な局面や」
と実質的には「原因がわからん」とサジを投げたような発言をし、
そのせいのなのか、ネガティブなユーロ安を呑み込めずドル高となり、
米金利は目先の根拠に乏しい利上げ姿勢を反映したかの様な米短期金利上昇、
一方で米2年・長期金利は低下するマチマチの動きとなり、
米株は商いがやや増加すると共に、ダウは史上最高値を更新したものの、
SP500は横ばい、ナス続落、半導体SOX横ばい、ラッセル続落
というマチマチの動きでおました(VIXは上昇)。

18時現在は欧州がユーロを始め反発しているからなのか、
米長短金利小幅上昇ながらドル安という適温ではあるので、
ダウ先も上昇しておりますが、
今夜以降、そもそもの主役である貿易戦争動向もさることながら、
旬の騒ぎである伊と英の政治動向、
今夜のADP雇用とISM非製造業を始め今週の特盛な米経済指標、
そして米金利とドルの動向、それに対する米株(特にナスとラッセル)、
原油(商品)新興国の動きは注目でおます。

(中間選挙前だからこそなのか、露疑惑ネタの鮮度が落ちたからなのか、
 カネと女が中心となりつつあるトランプスキャンダル動向もw)

ということで、海の向こうはそんな感じですが、
国内目線としては、商いの伴った反発となれば、
上目線を継続すればいいですが、
明日もカーフブランディングな売りと共に(高水準な空売り比率も)、
商いを伴った続落となるようであれば、
シンプルにカーフブランディングな売りが止まるというか、
売りを吸収する買いが入ると共に空売り比率も減少し、
商いの伴った反発が継続するまでは(特にTOPIX)、
警戒モードに切り替えて構えておいた方がいいでしょう。

新興市場については、昨日はマザ。JQ共に商いの伴った大幅安となり、
本日は商いを減少させてマザは横ばい、JQは続落となったので、
判断の難しいところですが、少なくとも明日も商いを伴った下落となれば、
慎重モードに切り替えましょう。
何気に新興市場とも連動性も高く、同じくリスク資産扱いされがちな中国が
休場している代わりのように香港市場が売られている感があるので、
新興市場と香港は関係ないやろ!とは言わずに横睨みしておきましょう。
そして当然ながら海の向こうと国内主力大型株がリスクオフモードとなれば、
新興市場はリスク資産として過度に売られるのも市場の常ですから、
海の向こうと国内主力大型株動向も注視しておきましょう。

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