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不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
目先の過熱感はあれど
こんばんはです。

ノーベル医学生理学賞はオボちゃんやなくて、
オプシーボちゃん開発のもとになったPD-1を発見した
京都大学の本庶教授だそうで、明日の注目は小野薬品でしょうか(笑)

そんな日本人として誇らしくもあり、日本の研究が改めて評価され、
日本株の追い風になるかもしれないノーベル賞の受賞は置いといて、
本日発表された日銀短観は、3期連続悪化なんて書き方もされておりますが、
慎重な目線で見ても悪いとは思えず、
むしろ貿易戦争や国内の自然災害があった割には強く、
悪化と言われているPD-1やなくてDIの水準自体が高いですからね。

ちなみに日銀短観の想定為替レート(1ドル)は
通期:107.4円(上期:107.52円、下期:107.29円)
という現在の為替水準(104円)からはかなり乖離しているにも関わらず、
日銀短観の今期売上高、経常利益、純利益の見通しは、
前回調査からプラス修正されており、設備投資計画も変わらず旺盛です。

そして10月下旬から企業決算が本格化することもあるので、
意外と業績との相関性が高いDIを改めて見ると以下の通りなので、
決算シーズンを前に一つの目安として見ておいてもいいかと。

 ・足元のDIの好転が目立つ業種
   情報サービス、汎用機械、造船・重機
 ・足元のDIの悪化が目立つ業種
   石油・石炭、窯業・土石、繊維
 ・先行きのDIの好転が目立つ業種
   物品賃貸、造船・重機、小売、鉄鋼
 ・先行きのDIの悪化が目立つ業種
   化学、汎用機械、電気・ガス、建設、木材・木製品
 ・DIの水準自体が高い業種
   汎用機械、生産用機械、建設、対事業所サービス
 ・DIの水準自体が低い業種
   造船・重機、繊維、小売、紙・パルプ、電気・ガス、鉄鋼、宿泊飲食

以上の通り、国内の大きなマインド系指標である日銀短観に対して、
ああだこうだと言ってみたりしたものの、
本日の日経平均は125円高(0.52%高)と堅調、
TOPIXはほぼ横ばい(0.04%高)で終えており、
市場は日銀短観を悪材料視はしておらず、
むしろ米と加の通商協議の合意の方が材料視されたと言えます。

そして国内では明日に第五次安倍ちゃんマン内閣が発足し、
国土強靭化策を始めとする財政出動期待もあり、
海の向こうでは米加間の合意をきっかけに、
米中、米欧、日米を始め貿易戦争全体の収束期待が高まり、
米国では減税を含む税制改革期待と財政政策期待、
中国では本日から施行された減税と財政政策期待があります。

従って欧州の政治騒動やトランプスキャンダルが火を噴かなければ、
貿易戦争と金融引締めの悪影響を相殺できそうなので、
米金利上昇とドル高の揃い踏みという高温相場に対して、
市場も実体経済も悲鳴を上げないことが理想なのですが・・・

日米企業決算シーズンも控えているので、現状はさすがに無理でしょうし、
トランプマンも米金利上昇、ドル高を望んでないので、
中間選挙までは程よい湯加減の米金利とドルが続きそうではあります。

ということで、今のところ市場を取り巻く好環境は維持されており、
市場の動きとしても、適温相場によるリスクオン基調は継続しているので、
基調が変わるきっかけとなりそうな今週の特盛りイベントも注目ですが、
シンプルに薄商いでの下落ならば気にせず、
商いの伴った株安に転じる(継続する)までは、
現在の基調に乗って、王者の風格で構えておけばいいでしょう。

ただし目先としては、足元のテクニカル的な過熱感、
国内独自なものとしては日経の先走り感(NT倍率拡大)、
裁定買い残等の急ピッチな積み上がりの見られる需給環境、
といった短期的な気掛かりな面があるのも事実なので、
(明日はユニクロの月次もあります)
新たに参戦するにしても、急ピッチな上昇となった日経と共に、
歩調を合わせているような銘柄ではなく、
出遅れているTOPIX系や中小型、新興市場にしましょう。

新興市場についても、本日はマザが反落となったものの(JQは上昇)、
商いは減少しているので、上昇時には商いが膨らみ、下落時には商いが減少、
という資金流入の動きは継続していると言えます。
従ってシンプルに海の向こうや国内主力大型株と同様、
商いの伴った下落が継続するまでは、勝負姿勢で挑めばいいでしょう。
今週は内閣改造による国土強靭化等の政策期待の高まり(ノーベル賞も)、
新興市場と連動性が高くリスク資産としての扱いが近い中国市場が休場、
という鬼の居ぬ間な追い風もあります。

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