こんにちはです。
SQでもないのにゴリラ商いでの株高となった週末の我が国ですが、
週末の米英欧市場ではMSQだった上に、
米国では週明けからのセクター分類変更も控えているので、
週末の動きとしては、米英欧株式市場の動きよりも、
債券と為替市場の方がリアルな動きとも言えますが、
とりあえず週末の市場の動きを見てみると・・・
米債券市場は26日に利上げ観測の強いFOMCを控えていることもあり、
米短期金利は上昇ながら2年・長期金利は低下するチグハグな動きですが、
足元では長短金利共に上昇基調が継続しており、
欧州・英も週末は長期金利が低下したものの足元では上昇基調が継続中、
我が国に至っては、デフレから脱却してないにも関わらず、
長期金利が16年初以来の水準まで上昇しております。
(我が国は大丈夫なのかという気もしますけどねw)
週末の為替市場はドル高となったものの、
足元ではドル安(円最弱安)基調が継続しており、
新興国通貨の反発基調も継続しております。
以上の通り、週末の動きだけを見れば、
米国を始めとする債券買い(長期金利低下)、ドル高、
という最近のリスクオフモードな動きも窺えますが、
あくまで今のところは週末だけの動きであり、
足元の債券売り(金利上昇)、ドル安基調は崩れてないので、
週明け以降も債券買い(長期金利低下)、ドル高が継続するのか注目です。
先にも述べた通り、需給イベントが盛り沢山だった週末の株式市場は、
米国はMSQに加え週明けからのSP500のセクター分類変更を控え、
2月以来の大商いとなり、ダウは最高値更新の続伸、VIX低下となる一方、
SP500、ナスダック、半導体SOX、ラッセル2000は反落となり、
同じくMSQで大商いだった英欧株は続伸、
日経平均先物は23720円と堅調に帰って来ております。
時間軸からも鮮度が高いのは米株と見て、
さらにMSQという特殊要因は置いといて商いを見ると、
商いを伴った株安もチラつく週末の動きである一方、
日本株(先物)は堅調を維持して週末を終えたとも言えますが、
昨日の記事でも書いた通り、上昇ピッチの速さやテクニカル面からも、
バイクラとまでは言いませんが、ザワついたまま週末を終えております。
先にも述べたリスクオフな動きが窺える週末の債券と為替の動きも含めると、
週末の米英欧市場は、リスクオフの動きがチラついていると言えますので、
終値清算でもある米英欧MSQを経た週明けの米英欧市場が、
週末の動きを継続するのか、再びドル安版リスクオンとなるのか、
ザワついたまま三連休に入った我が国にとっても注目でおます。
中国市場については、上海株は週末を含め商いを伴った反発基調が継続、
人民元は反発に至ってないものの足元のドル安基調もあり、
元安基調は止まっており、日々の基準値のサジ加減設定についても、
米国に配慮したような元高設定も継続中、
サジ加減満載の長期金利も元高設定を裏付ける上昇基調なので、
米国との通商協議次第ではありますが、
足元では明るい(回復の)動きが継続中と言えます。
新興国についても、トルコ、ブラジル、アルゼンチン、ベネズエラ、ロシア、
ドバイ、インドネシア、フィリピン等は危うさから脱したとは言えませんが、
すでに市場が承知済みのお馴染みのメンバーではありますし、
他の新興国も含め、足元では債券安(金利上昇)基調が続いているものの、
ドル安による新興国通貨高基調、資源の反発基調と共に株高も継続しており、
新興国は債券以外の資金流出症状が回復傾向でおます。
週末はドル高・新興国通貨安となったものの、
新興国株高・債券高と落ち着いております。
商品については、週末のドル高にも屈せず、原油は堅調(足元も堅調維持)、
景気と中国の鏡でもある銅は切り返しが継続しており、週末も大幅続伸、
その他の金属、穀物も上昇して終えているので、
足元のドル安基調と共に反発基調が継続しております。
金は週末に反落となり、足元でも安値圏で横ばい傾向なので、
安全資産の金と言う位置づけでは、警戒感は窺えないです。
以上の通り、週末時点の市場の動きとしては、
中国、新興国、原油、商品には不穏な動きはないものの、
先進国の米英欧は、チラつく程度ながらリスクオフの動きも窺え、
我が国はポジティブに言えば堅調との見方も出来ますが、
過熱感等のザワ付きを抱えたままで三連休に入っていると言えます。
(我が国の長期金利もザワザワしますけどw)
以上はあくまで貿易戦争等の小難し背景は除き、
市場の動きだけから見た週末時点の状況ですから、
来週の見通しについては、足元の需給環境、
小難しい背景にも関わる盛り沢山なイベントスケジュールも踏まえながら、
改めて記事を書きますので、本日はこれにて失礼します。
引き続き、良い三連休をお過ごしください。
お手数ですが記事が参考になりましたら、
下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングに参加しております。

SQでもないのにゴリラ商いでの株高となった週末の我が国ですが、
週末の米英欧市場ではMSQだった上に、
米国では週明けからのセクター分類変更も控えているので、
週末の動きとしては、米英欧株式市場の動きよりも、
債券と為替市場の方がリアルな動きとも言えますが、
とりあえず週末の市場の動きを見てみると・・・
米債券市場は26日に利上げ観測の強いFOMCを控えていることもあり、
米短期金利は上昇ながら2年・長期金利は低下するチグハグな動きですが、
足元では長短金利共に上昇基調が継続しており、
欧州・英も週末は長期金利が低下したものの足元では上昇基調が継続中、
我が国に至っては、デフレから脱却してないにも関わらず、
長期金利が16年初以来の水準まで上昇しております。
(我が国は大丈夫なのかという気もしますけどねw)
週末の為替市場はドル高となったものの、
足元ではドル安(円最弱安)基調が継続しており、
新興国通貨の反発基調も継続しております。
以上の通り、週末の動きだけを見れば、
米国を始めとする債券買い(長期金利低下)、ドル高、
という最近のリスクオフモードな動きも窺えますが、
あくまで今のところは週末だけの動きであり、
足元の債券売り(金利上昇)、ドル安基調は崩れてないので、
週明け以降も債券買い(長期金利低下)、ドル高が継続するのか注目です。
先にも述べた通り、需給イベントが盛り沢山だった週末の株式市場は、
米国はMSQに加え週明けからのSP500のセクター分類変更を控え、
2月以来の大商いとなり、ダウは最高値更新の続伸、VIX低下となる一方、
SP500、ナスダック、半導体SOX、ラッセル2000は反落となり、
同じくMSQで大商いだった英欧株は続伸、
日経平均先物は23720円と堅調に帰って来ております。
時間軸からも鮮度が高いのは米株と見て、
さらにMSQという特殊要因は置いといて商いを見ると、
商いを伴った株安もチラつく週末の動きである一方、
日本株(先物)は堅調を維持して週末を終えたとも言えますが、
昨日の記事でも書いた通り、上昇ピッチの速さやテクニカル面からも、
バイクラとまでは言いませんが、ザワついたまま週末を終えております。
先にも述べたリスクオフな動きが窺える週末の債券と為替の動きも含めると、
週末の米英欧市場は、リスクオフの動きがチラついていると言えますので、
終値清算でもある米英欧MSQを経た週明けの米英欧市場が、
週末の動きを継続するのか、再びドル安版リスクオンとなるのか、
ザワついたまま三連休に入った我が国にとっても注目でおます。
中国市場については、上海株は週末を含め商いを伴った反発基調が継続、
人民元は反発に至ってないものの足元のドル安基調もあり、
元安基調は止まっており、日々の基準値のサジ加減設定についても、
米国に配慮したような元高設定も継続中、
サジ加減満載の長期金利も元高設定を裏付ける上昇基調なので、
米国との通商協議次第ではありますが、
足元では明るい(回復の)動きが継続中と言えます。
新興国についても、トルコ、ブラジル、アルゼンチン、ベネズエラ、ロシア、
ドバイ、インドネシア、フィリピン等は危うさから脱したとは言えませんが、
すでに市場が承知済みのお馴染みのメンバーではありますし、
他の新興国も含め、足元では債券安(金利上昇)基調が続いているものの、
ドル安による新興国通貨高基調、資源の反発基調と共に株高も継続しており、
新興国は債券以外の資金流出症状が回復傾向でおます。
週末はドル高・新興国通貨安となったものの、
新興国株高・債券高と落ち着いております。
商品については、週末のドル高にも屈せず、原油は堅調(足元も堅調維持)、
景気と中国の鏡でもある銅は切り返しが継続しており、週末も大幅続伸、
その他の金属、穀物も上昇して終えているので、
足元のドル安基調と共に反発基調が継続しております。
金は週末に反落となり、足元でも安値圏で横ばい傾向なので、
安全資産の金と言う位置づけでは、警戒感は窺えないです。
以上の通り、週末時点の市場の動きとしては、
中国、新興国、原油、商品には不穏な動きはないものの、
先進国の米英欧は、チラつく程度ながらリスクオフの動きも窺え、
我が国はポジティブに言えば堅調との見方も出来ますが、
過熱感等のザワ付きを抱えたままで三連休に入っていると言えます。
(我が国の長期金利もザワザワしますけどw)
以上はあくまで貿易戦争等の小難し背景は除き、
市場の動きだけから見た週末時点の状況ですから、
来週の見通しについては、足元の需給環境、
小難しい背景にも関わる盛り沢山なイベントスケジュールも踏まえながら、
改めて記事を書きますので、本日はこれにて失礼します。
引き続き、良い三連休をお過ごしください。
お手数ですが記事が参考になりましたら、
下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングに参加しております。



スポンサーサイト
トラックバック
トラックバック URL
| ホーム |