こんばんはです。
自民党総裁選は「安」いものが「倍」になるという名前の通り、
デフレ脱却を目指す安倍ちゃんマンが「石」を「破」って勝利!
お察しの通り、ほぼ言いたかっただけですけどね。
とにかくイシバカボンが健闘したという声もありますが、
安倍ちゃんマンの3選が決まりましたので、
明日からの日米通商協議、26日予定の日米首脳会談を経て、
日米間の貿易戦争が収束もしくは収束期待へ向かい、
米中間でも対中関税第4弾が発動を含む貿易戦争激化とならなければ、
日米中共に貿易戦争の影響を相殺できそうな財政政策期待があり、
足元のマクロ環境、企業業績、需給環境は良好なので
アベノミクス・シーズン3が始まってもおかしくはないです。
しかもこれまでは貿易戦争の影響に対して、
賢い人たちの試算等が見当たらなかったのですが、
やっとこさIMFや米系証券会社等の試算がちょこちょこ出ており、
それによると影響は軽微という見方が多いです(笑)
果たして対中関税第4弾が発動されたり、日米間がこじれた場合でも、
ほんまに影響が軽微なのか、にわかに信じ難いところはありますが、
現状よりも激化しないであれば、財政政策というサポートもあるので、
影響は軽微なのでしょう。
そしてホンマに軽微であるならば、
適温相場でなく米金利上昇・ドル高が揃い踏みする高温相場となっても、
マクロ、ミクロ、市場共にダチョウ倶楽部のように悲鳴を上げず、
高温にも耐えられると言えますので、
先進国は米英欧金利上昇・ドル高(先進国通貨安)先進国株高となり、
原油等の商品はドル高が重石とならず先進国の需要に引っ張られ、
中国・新興国もドル高による資金流出とはならず先進国が牽引、
という先進国・新興国共に健全な展開となってもおかしくないです。
まぁあくまで理想的&健全なシナリオなので、
貿易戦争が収束もしくは収束期待が高まるまでは、
米長期金利3%以下・ドル安もしくはいずれか
という適温相場が維持されないと厳しいでしょう。
以上を踏まえて現在の市場を見ると、
米短期金利上昇、米長期金利が3%を超える高温ながら(日欧金利も上昇)、
ドル安という差し水によって適温が維持されているので、
先進国の株式市場では、米株はそれなりの商いを伴って高値圏を維持、
VIXは低下、英欧株は商いを伴う株高が続いており、
原油高、銅を始め資源の反発も続いております。
新興国はドル安によって資金流出症状が落ち着いており、
中国も米国に配慮したのか、ドル安効果なのか、人民元安は一服、
上海株も商いの伴った反発基調となっているので、
適温相場によって先進国、商品、新興国共に落ち着いていると言えます。
(政治が混乱中のブラジルはトリプル安基調が継続中です)
そして我が国についても、米株(先進国株)が堅調ならば、
ドル安であろうと円最弱安となりがちなので、連日書いておりますが、
日経、TOPIX共に大気圏を突破して真空地帯の宇宙へと飛び出し、
随分と急ピッチな上昇が続いております。
急ピッチなだけに目先はさすがに一服してもおかしくはないのですが、
バイクラのようなゴリ商いではなく程よい大商いを伴った上昇であり、
先に述べた貿易戦争動向や足元の環境や需給環境からも、
急ピッチだからといって過度に警戒する必要もなさそうですけどね。
ということで、今夜の欧州ではEU首脳会議、
米国では景気の先行指標であるフィリー指数、CB景気先行指数、
メインの住宅指標である中古住宅販売件数、
半導体のマイクロンテクノロジー決算、
明日の我が国は三連休前の週末、話題の物価指標である消費者物価、
注目の日米通商協議、中国も三連休前の週末、
欧州は独・トルコ首脳会談、各国のPMI、
米国もPMI、そして米MSQとイベントも盛り沢山ではありますが・・
結局のところ貿易戦争が激化せず、
市場としては海の向こうで適温相場が維持されていれば、
国内状況も維持されますので、商いを伴わない目先の一服には動じず、
王者の風格で現在の流れに乗っておけばいいのですが、
日本株の動き目線だけでシンプルに判断するのであれば、
商いの伴った下落が継続するなり、日本株が大気圏を再び割るなりすれば、
(大気圏は日経が23000円、トピが上値切り下げのトレンドライン)
撤退するという姿勢でもいいでしょう。
ただし現在は大気圏からそれなりに離れているので、
下値の撤退メドラインは大気圏ではなく、
5日線なり何でもいいですが、各自の水準で引き上げてもいいでしょう。
新興市場については、本日は反落したものの商いは減少しているので、
上昇局面では商い増、下落局面では商い減という基調は崩れておりまへん。
従ってシンプルに商いの伴った下落が継続するまでは、
新興市場への資金流入が継続していると判断して乗ればいいでしょう。
ただし貿易戦争等のリスクが再燃し、
海の向こうと国内主力大型株がリスクオフとなれば、
業績の裏付けが乏しい新興市場は、真っ先にリスク資産売りの対象となり、
過度に売られれるのも相場の常ですから、
燻っている貿易戦争等の小難しい背景動向、
もしくは海の向こうや主力大型株の動きは横睨みしておきましょう。
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自民党総裁選は「安」いものが「倍」になるという名前の通り、
デフレ脱却を目指す安倍ちゃんマンが「石」を「破」って勝利!
お察しの通り、ほぼ言いたかっただけですけどね。
とにかくイシバカボンが健闘したという声もありますが、
安倍ちゃんマンの3選が決まりましたので、
明日からの日米通商協議、26日予定の日米首脳会談を経て、
日米間の貿易戦争が収束もしくは収束期待へ向かい、
米中間でも対中関税第4弾が発動を含む貿易戦争激化とならなければ、
日米中共に貿易戦争の影響を相殺できそうな財政政策期待があり、
足元のマクロ環境、企業業績、需給環境は良好なので
アベノミクス・シーズン3が始まってもおかしくはないです。
しかもこれまでは貿易戦争の影響に対して、
賢い人たちの試算等が見当たらなかったのですが、
やっとこさIMFや米系証券会社等の試算がちょこちょこ出ており、
それによると影響は軽微という見方が多いです(笑)
果たして対中関税第4弾が発動されたり、日米間がこじれた場合でも、
ほんまに影響が軽微なのか、にわかに信じ難いところはありますが、
現状よりも激化しないであれば、財政政策というサポートもあるので、
影響は軽微なのでしょう。
そしてホンマに軽微であるならば、
適温相場でなく米金利上昇・ドル高が揃い踏みする高温相場となっても、
マクロ、ミクロ、市場共にダチョウ倶楽部のように悲鳴を上げず、
高温にも耐えられると言えますので、
先進国は米英欧金利上昇・ドル高(先進国通貨安)先進国株高となり、
原油等の商品はドル高が重石とならず先進国の需要に引っ張られ、
中国・新興国もドル高による資金流出とはならず先進国が牽引、
という先進国・新興国共に健全な展開となってもおかしくないです。
まぁあくまで理想的&健全なシナリオなので、
貿易戦争が収束もしくは収束期待が高まるまでは、
米長期金利3%以下・ドル安もしくはいずれか
という適温相場が維持されないと厳しいでしょう。
以上を踏まえて現在の市場を見ると、
米短期金利上昇、米長期金利が3%を超える高温ながら(日欧金利も上昇)、
ドル安という差し水によって適温が維持されているので、
先進国の株式市場では、米株はそれなりの商いを伴って高値圏を維持、
VIXは低下、英欧株は商いを伴う株高が続いており、
原油高、銅を始め資源の反発も続いております。
新興国はドル安によって資金流出症状が落ち着いており、
中国も米国に配慮したのか、ドル安効果なのか、人民元安は一服、
上海株も商いの伴った反発基調となっているので、
適温相場によって先進国、商品、新興国共に落ち着いていると言えます。
(政治が混乱中のブラジルはトリプル安基調が継続中です)
そして我が国についても、米株(先進国株)が堅調ならば、
ドル安であろうと円最弱安となりがちなので、連日書いておりますが、
日経、TOPIX共に大気圏を突破して真空地帯の宇宙へと飛び出し、
随分と急ピッチな上昇が続いております。
急ピッチなだけに目先はさすがに一服してもおかしくはないのですが、
バイクラのようなゴリ商いではなく程よい大商いを伴った上昇であり、
先に述べた貿易戦争動向や足元の環境や需給環境からも、
急ピッチだからといって過度に警戒する必要もなさそうですけどね。
ということで、今夜の欧州ではEU首脳会議、
米国では景気の先行指標であるフィリー指数、CB景気先行指数、
メインの住宅指標である中古住宅販売件数、
半導体のマイクロンテクノロジー決算、
明日の我が国は三連休前の週末、話題の物価指標である消費者物価、
注目の日米通商協議、中国も三連休前の週末、
欧州は独・トルコ首脳会談、各国のPMI、
米国もPMI、そして米MSQとイベントも盛り沢山ではありますが・・
結局のところ貿易戦争が激化せず、
市場としては海の向こうで適温相場が維持されていれば、
国内状況も維持されますので、商いを伴わない目先の一服には動じず、
王者の風格で現在の流れに乗っておけばいいのですが、
日本株の動き目線だけでシンプルに判断するのであれば、
商いの伴った下落が継続するなり、日本株が大気圏を再び割るなりすれば、
(大気圏は日経が23000円、トピが上値切り下げのトレンドライン)
撤退するという姿勢でもいいでしょう。
ただし現在は大気圏からそれなりに離れているので、
下値の撤退メドラインは大気圏ではなく、
5日線なり何でもいいですが、各自の水準で引き上げてもいいでしょう。
新興市場については、本日は反落したものの商いは減少しているので、
上昇局面では商い増、下落局面では商い減という基調は崩れておりまへん。
従ってシンプルに商いの伴った下落が継続するまでは、
新興市場への資金流入が継続していると判断して乗ればいいでしょう。
ただし貿易戦争等のリスクが再燃し、
海の向こうと国内主力大型株がリスクオフとなれば、
業績の裏付けが乏しい新興市場は、真っ先にリスク資産売りの対象となり、
過度に売られれるのも相場の常ですから、
燻っている貿易戦争等の小難しい背景動向、
もしくは海の向こうや主力大型株の動きは横睨みしておきましょう。
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コメント
山師さん | URL | 2018-09-20-Thu 22:05 [編集]
明日から日米通商協議をするなど、茂木さんはゆっとりませんが・・・
山師さんへ
マーケット番長 | URL | 2018-09-20-Thu 22:27 [編集]
マーケット番長 | URL | 2018-09-20-Thu 22:27 [編集]
> 明日から日米通商協議をするなど、茂木さんはゆっとりませんが・・・
おっしゃる通り、24日以降で調整中みたいですね。
失礼しました。
おっしゃる通り、24日以降で調整中みたいですね。
失礼しました。
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