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不沈艦日記
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大気圏を超えて
こんばんはです。

剛力タウンの月旅行に触発されたのか、
日経平均も厚い大気圏だった23000円を突破し、
真空地帯の宇宙空間へ突入すると共にブーストがかかり、
本日は商いも伴いながら(売買代金2.94兆円)、
325.87円高(1.41%高)の23420.54円で引けており、
本日もこれまでのような日経平均先走り上昇ではなく、
TOPIXは追いかけるように1.81%高で引けると共に、
これまでTOPIXの大気圏だった上値切り下げラインを突破しております。

従って貿易戦争等の小難しい背景は抜きにしてシンプルに、
海の向こうの適温(米長期金利3%以下、ドル安)が維持されている限り、
日経平均とTOPIXは商いを伴ってそれぞれの大気圏を割るまで、
もしくは商いの伴った下落が継続するまで・・・、
小難しい背景に絡む突発的なリスクは覚悟の上で、
ロケットブーストな宇宙旅行に乗ればいいとも言えます。

ちなみに国内外の株式市場の需給環境は良好であり、
債券と為替の需給環境は適温相場となる余地が大きいです。
(適温が行き過ぎるとリスクオフという水風呂になりますけどね・・・)

以上の通り、市場の動きだけで判断するのも全然アリだとは思いますが、
気になる小難しい背景についても目を向けると、
主役であり景気の先行き懸念に直結する貿易戦争は、
ついにトランプマンが24日から対中関税第3弾の発動を決定・・・
2000億ドル規模の対中関税を年内は10%、
来年からは25%に引上げることを決定し、中国が報復措置に動くならば、
2670億ドル規模の対中追加関税第4弾も発動するぞと脅しております。

第3弾までについては、すでに施行されているトランプ減税、
先週初に提出された新たな減税を含む税制改革第2弾(可決されれば)、
インフラ投資や貿易戦争の影響を補填する補助金等の財政政策があるので、
なんとか貿易戦争の影響は相殺できそうですけど、
さすがに第4弾が発動されたり、発動観測が高まってしまうと、
以上の様な財政政策では相殺とか織り込み済みと言うのは厳しいでしょう。
同時に金融引締め路線(米金利上昇・ドル高)に対して、
マクロ、企業業績、市場共に悲鳴を上げることになってしまい、
金融引締めアレルギーが継続・再燃することになります。

他にも米加間、米欧間、米新興国間の通商協議も決着しておらず、
そして日米間についても、通商協議は21日から開催され、
日米首脳会談は25日に控えているので、
トランプマンが日本に対しても強硬姿勢を変えなければ、
20日に3選を決定した安倍ちゃんマンが、
新たな財政政策を打ち出すなり、消費税増税の撤回をするなり、
明日の黒田薬局会合で緩和政策の維持なりしないことには、、
本日のように大気圏突破・真空地帯突入と言って、
日本株がやたらと強い展開が続くのは厳しいでしょうし、
むしろ日本株だけが売られてもおかしくないです。

以上の通りなので、貿易戦争等の小難しい背景での危険信号としては、
まず対中関税第4弾発動を招き兼ねない中国の報復措置発動、
米税制改革第2弾が上院で否決、米加と米欧の通商協議物別れ、
英・イタリア等の欧州政治リスク再燃、
そして日米通商協議の物別れ、
明日に黒ちゃんがテーパリングを強化する暴挙、
一部で囁かれている証券税制の増税観測の高まりといったところです。

市場の動きでの危険信号としては、繰り返しになりますが、
海の向こうについては適温相場が維持されず、
米長期金利が3%超え、ドル高が続くことです(新興国の資金流出も含む)。
結果的には適温でも高温でも米株次第ではありますけどね。
国内についても繰り返しになりますが、
日経平均とTOPIXが商いを伴ってそれぞれの大気圏ラインを割る、
もしくはシンプルに商いの伴った下落が継続することです。

ということで、これらの危険信号が灯らない限りは、
ひとまずリスク覚悟で割り切って、宇宙旅行に乗ればいいでしょう。

ちなみに明日は日米通商協議が揉める要因でもある8月貿易収支、
テーパリング動向が注目の黒田薬局会合、
海の向こうは、南北首脳会談、ブレグジット協議がメインのEU首脳会談、
足元で鈍化傾向が顕著な米住宅指標である米8月住宅着工&建設許可件数、
資金流出以外に政治が混乱しているブラジルの金融政策発表、
といったところが注目イベントでおます。

新興市場については、本日は商いを増加させての続伸となり、
上昇局面では商いが増加、下落局面は薄商い、
という買いゴリモードは継続しているので、
シンプルに商いの伴った下落が継続するまでは、
新興市場への資金流入が継続していると判断して乗ればいいでしょう。

ただし先に述べた貿易戦争等のリスクが再燃し、
海の向こうと国内主力大型株がリスクオフとなれば、
業績の裏付けが乏しい新興市場は、真っ先にリスク資産売りの対象となり、
過度に売られれるのも相場の常ですから、
収束したとは言えない貿易戦争等の小難しい背景動向、
海の向こうや主力大型株の動向を横睨みすることも忘れずに。

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