こんばんはです。
相変わらずドル高・米金利上昇もしくはいずれかになると、
何かしらのリスクが吹き出たり、市場から悲鳴が上がる構図が継続中です。
足元ではトルコ後進曲と共に加速した新興国の資金流出が、
経常赤字国、トランプマンに反抗的な国、資源国を中心に継続しており、
新興国の親分である中国、アルゼンチン、ブラジル、南ア、ロシア、
インドネシア等の騒ぎが大きくなりつつあります。
(銅を始めとする資源安も継続中です)
先進国においても、昨夜の米国市場はドル高・米金利上昇と共に、
米株は小幅安ながらも商いは増加しており、欧州株と英国株も大幅安、
原油も続落、金も反落、銅の大幅続落を始め資源安となっており、
本日は中国株安、アジア新興国株安(通貨安、債券安も)、
そして我が国も商いはイマイチながらもやや増加しての日本株安となり、
冒頭で書いた通り、悲鳴が上がる構図通りの動きでおます。
そういや9月と言えばリーマンショックが起きたり(911テロも)、
10月にはブラックマンデーなどなどが起きたりと、
行楽ならぬ暴落の秋という面もあるだけに、チャイナショックとか、
アジア(新興国)通貨危機とか起きないことを願うばかりです。
ちなみにリーマンショックと言えば御存知の通り、
サブプライムローンの焦げ付きから始まっただけに、
足元で鈍化傾向な米住宅市場(英欧中も)も気掛かりではありますが、
我が国で賑わしているスルガ銀行やTATERU等の不動産騒動が、
まさかの日本版サブプライムローンに発展しないことを願うばかり・・・
そう言えば一昨年頃から不動産屋が、
住宅ローン審査はユルユルでバブル気味やとも聞いていただけに、
今回の様に改ざんした論外なものも含めると、
金利が上昇するのも手放しでは喜べないところはあります。
(先日、大手行は住宅ローン金利も引き上げてますしね)
そんなリーマンショック云々の妄想は置いといて、
連日書いているので聞き飽きたでしょうけど、
「足元」の景気(経済指標)や企業業績が堅調であろうとも、
(昨夜の米ISM製造業は堅調でした)
肝心の「先行き」に影響する貿易戦争が燻っている限り、
米国の金融引締め姿勢は(英欧日の引締め姿勢も)、
景気、企業業績、市場にとっても重石となるだけなので、
ドル高・米金利上昇となれば先進国にとって重石になるのはもちろんのこと、
中国・新興国、商品といった各市場から悲鳴も上がるということです。
これまた連日書いているので聞き飽きたでしょうけど、
2000億ドル規模の対中関税第三弾が発動されたとしても、
市場は織り込み済みとか出尽くしになるとの意見が多いのも事実ですから、
私の見方や構図が崩れる可能性も否定はできませんが、
第三弾に比べると屁みたいな対中関税第一弾と第二弾が発動された際は、
株価が今よりも低い水準だったという点だけを見ても、
織り込み・出尽くしになるという見方が謎に思えるばかりです。
従って貿易戦争が収束するなり、収束期待が高まることが先決ですが、
残念ながら関税発動等の貿易戦争リスクが継続するのであれば、
米国を始め先進国の金融引締め路線を緩和させるなり、
中間選挙を控えたトランプマンと総裁選を控えた安倍ちゃんマンが、
貿易戦争の影響を相殺できるだけの減税を含む財政政策を出すしかないです。
ただし金融引締め路線の緩和については、
ECB理事会とBOE会合が13日、黒田薬局会合が18-19日、
総本山のFOMCが25-26日なので、
FOMCが終わるまでは期待は出来ないでしょうし、
財政政策については、米議会が再開しているものの、
債務上限引き上げ期限が月末に控えており、
我が国も20日の総裁選までにという期待もありますが、
いつ出てくるのかもわからない状況なので(台風の復興予算はあるかも)、
目先としては今夜から再開される米加とのNAFTA再交渉、
関税に対するパブリックコメント募集期限である明日を経て、
貿易戦争が収束するのか、収束期待が高まるのか、
それとも関税発動を含め貿易戦争が激化するのか、
という答えが出るまでは慎重に構えておきましょう。
市場の動き目線では、貿易戦争が収束もしくは収束期待となれば、
米金利上昇・ドル高と共に商いの伴った株高となる可能性もありますが、
トランプマンとしては中間選挙までは米金利とドルは抑えるでしょうから、
リスクオフによる過度な米金利低下・ドル安(円最強高)ではなく、
ほどほどの米金利低下・ドル安(円最弱安)と共に、
夏休み明けで戻って来るであろう商いの伴った株高が継続するまでは、
慎重に構えておきましょう。
新興市場については、先週は商いの伴った上昇が続き、
月曜は商いがやや減少しての反落、昨日は商いがやや増加しての反発、
本日は商いがやや減少しての反落とギッコンバッタン状態ですが、
商いの伴った下落が続いているわけではないので、
資金流入は継続していると判断しておけばいいでしょう。
ただし貿易戦争等で世界的なリスクオフとなれば、
業績の裏付けが乏しい新興市場は、リスク資産売りの最たる市場となり、
過度に売られれるのも相場の常ですから、
先に述べた通り、今夜以降の貿易戦争動向、
海の向こうや主力大型株の動向も横睨みしておきましょう。
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相変わらずドル高・米金利上昇もしくはいずれかになると、
何かしらのリスクが吹き出たり、市場から悲鳴が上がる構図が継続中です。
足元ではトルコ後進曲と共に加速した新興国の資金流出が、
経常赤字国、トランプマンに反抗的な国、資源国を中心に継続しており、
新興国の親分である中国、アルゼンチン、ブラジル、南ア、ロシア、
インドネシア等の騒ぎが大きくなりつつあります。
(銅を始めとする資源安も継続中です)
先進国においても、昨夜の米国市場はドル高・米金利上昇と共に、
米株は小幅安ながらも商いは増加しており、欧州株と英国株も大幅安、
原油も続落、金も反落、銅の大幅続落を始め資源安となっており、
本日は中国株安、アジア新興国株安(通貨安、債券安も)、
そして我が国も商いはイマイチながらもやや増加しての日本株安となり、
冒頭で書いた通り、悲鳴が上がる構図通りの動きでおます。
そういや9月と言えばリーマンショックが起きたり(911テロも)、
10月にはブラックマンデーなどなどが起きたりと、
行楽ならぬ暴落の秋という面もあるだけに、チャイナショックとか、
アジア(新興国)通貨危機とか起きないことを願うばかりです。
ちなみにリーマンショックと言えば御存知の通り、
サブプライムローンの焦げ付きから始まっただけに、
足元で鈍化傾向な米住宅市場(英欧中も)も気掛かりではありますが、
我が国で賑わしているスルガ銀行やTATERU等の不動産騒動が、
まさかの日本版サブプライムローンに発展しないことを願うばかり・・・
そう言えば一昨年頃から不動産屋が、
住宅ローン審査はユルユルでバブル気味やとも聞いていただけに、
今回の様に改ざんした論外なものも含めると、
金利が上昇するのも手放しでは喜べないところはあります。
(先日、大手行は住宅ローン金利も引き上げてますしね)
そんなリーマンショック云々の妄想は置いといて、
連日書いているので聞き飽きたでしょうけど、
「足元」の景気(経済指標)や企業業績が堅調であろうとも、
(昨夜の米ISM製造業は堅調でした)
肝心の「先行き」に影響する貿易戦争が燻っている限り、
米国の金融引締め姿勢は(英欧日の引締め姿勢も)、
景気、企業業績、市場にとっても重石となるだけなので、
ドル高・米金利上昇となれば先進国にとって重石になるのはもちろんのこと、
中国・新興国、商品といった各市場から悲鳴も上がるということです。
これまた連日書いているので聞き飽きたでしょうけど、
2000億ドル規模の対中関税第三弾が発動されたとしても、
市場は織り込み済みとか出尽くしになるとの意見が多いのも事実ですから、
私の見方や構図が崩れる可能性も否定はできませんが、
第三弾に比べると屁みたいな対中関税第一弾と第二弾が発動された際は、
株価が今よりも低い水準だったという点だけを見ても、
織り込み・出尽くしになるという見方が謎に思えるばかりです。
従って貿易戦争が収束するなり、収束期待が高まることが先決ですが、
残念ながら関税発動等の貿易戦争リスクが継続するのであれば、
米国を始め先進国の金融引締め路線を緩和させるなり、
中間選挙を控えたトランプマンと総裁選を控えた安倍ちゃんマンが、
貿易戦争の影響を相殺できるだけの減税を含む財政政策を出すしかないです。
ただし金融引締め路線の緩和については、
ECB理事会とBOE会合が13日、黒田薬局会合が18-19日、
総本山のFOMCが25-26日なので、
FOMCが終わるまでは期待は出来ないでしょうし、
財政政策については、米議会が再開しているものの、
債務上限引き上げ期限が月末に控えており、
我が国も20日の総裁選までにという期待もありますが、
いつ出てくるのかもわからない状況なので(台風の復興予算はあるかも)、
目先としては今夜から再開される米加とのNAFTA再交渉、
関税に対するパブリックコメント募集期限である明日を経て、
貿易戦争が収束するのか、収束期待が高まるのか、
それとも関税発動を含め貿易戦争が激化するのか、
という答えが出るまでは慎重に構えておきましょう。
市場の動き目線では、貿易戦争が収束もしくは収束期待となれば、
米金利上昇・ドル高と共に商いの伴った株高となる可能性もありますが、
トランプマンとしては中間選挙までは米金利とドルは抑えるでしょうから、
リスクオフによる過度な米金利低下・ドル安(円最強高)ではなく、
ほどほどの米金利低下・ドル安(円最弱安)と共に、
夏休み明けで戻って来るであろう商いの伴った株高が継続するまでは、
慎重に構えておきましょう。
新興市場については、先週は商いの伴った上昇が続き、
月曜は商いがやや減少しての反落、昨日は商いがやや増加しての反発、
本日は商いがやや減少しての反落とギッコンバッタン状態ですが、
商いの伴った下落が続いているわけではないので、
資金流入は継続していると判断しておけばいいでしょう。
ただし貿易戦争等で世界的なリスクオフとなれば、
業績の裏付けが乏しい新興市場は、リスク資産売りの最たる市場となり、
過度に売られれるのも相場の常ですから、
先に述べた通り、今夜以降の貿易戦争動向、
海の向こうや主力大型株の動向も横睨みしておきましょう。
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