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不沈艦日記
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抜き足・差し足・忍び足・金足のような本丸待ち
こんばんはです。

何やらトランプマンは、つい先日にドル高容認発言をしておきながら、
昨夜は舌の根も乾かぬ内に「ワシは利上げが気に入らんねん」
と相反するような発言を繰り出しているので、
本音の部分ではドル安に誘導しようとしているのか・・・
そうなると貿易戦争では対中国を始め強硬姿勢を続けるのか・・・

昨夜は「中国との貿易摩擦解消に期限はなく、時間を掛けまっせ」
「今回の協議は大して期待もしてない」とは言っておりますが、
昨日から23日まで開催されている対中追加関税を巡る公聴会では、
思いのほか非難轟轟な反対意見が多いようであり、
最近の言動からもトランプマンとしては中間選挙に向けて、
貿易戦争の強硬路線よりも柔軟姿勢で市場に追い風を吹かせ、
支持率を得る方向に舵を切っている可能性が高いです。

従ってトランプマン自らが中国を招いた22-23日の通商協議では、
門前払いとか物別れに終わらせることはないでしょうし、
中国側も台湾総統訪米の件で激おこ近平丸にはなっておらず、
本日も通商協議前に忖度したかのような人民基準値を元高に設定しており、
今回の通商協議では、結論が11月の首脳会談に持ち越されたとしても、
双方に歩み寄る姿勢を示して終えると見ております。

そして双方が歩み寄り姿勢を示して終えれば、繰り返し書いておりますが
米欧・日米との輸入自動車関税を含む貿易戦争懸念緩和期待へと繋がり、
市場を覆っていた景気の「先行き」懸念も和らぎ、
(米半導体、ハイテク株売りも和らぐ)
改めて「足元」の堅調な企業業績とマクロ環境や米減税効果も評価され、
そもそもの金融引締めアレルギーも和らぎ(新興国の資金流出も含む)、
市場にとっては追い風が吹くことになります。

従って23-25日のジャクソンホール会議、
当会議で24日に講演するパウエルおじさんの講演については、
トランプマンが「利上げは気に入らん」と言ったばかりに、
やや注目度が増した感はありますが、もしパウエルおじさんが、
トランプマンに反旗を翻すようにというかシカトするように、
改めて利上げ姿勢を維持したところで、本丸の貿易戦争懸念さえ和らげば、
実体経済も金融市場も十分に耐え得る環境だと解釈されるので、
冷や水を浴びせることにはならないでしょう。
ただし貿易戦争懸念が和らがないままで利上げ姿勢を貫くと、
火に油となってしまいう可能性は高いですけどね。

それよりもむしろ利上げ姿勢を緩めるようなことになれば、
これまた貿易戦争の動向次第ではありますが、
都合よく適温相場だバンザーイ!とはならず、
世界の金融市場の総本山であるFRBまでが、
ついにトランプマンを露骨に忖度していると市場から呆れられ、
市場がどういう反応を示すのか具体的にはわかりませんけど、
得体の知れん混乱を招く可能性は無きにしも非ずです(笑)
(恐らく債券の巻き戻し主導のリスクオフだとは思いますけどね)

以上の通り、とにかく「先行き」に直結する本丸の貿易戦争次第であり、
トランプマン発言のせいで、どっちに転ぶのかやや怪しい面もあるので、
まさかの貿易戦争激化となれば、素直にリスクオフとなり、
ジャクソンホールで火に油を注ぐような利上げ姿勢となれば、
トルコ等の新興国や中国の資金流出再燃・加速だけでなく、
米トリプル安を始めポロロッカ(マネーの大逆流)の可能性もあるので、
ジャクソンホールを待たずに撤退すべきではありますが・・・
先にも述べた通り、ここまでの流れを見る限りでは、
米中通商協議をきっかけに貿易戦争懸念が和らぐことになりそうです。

ただし本日も抜き足・差し足・忍び足・金足農業と言わんばかりに、
おっかなびっくりだから金足農業でも観るかのような薄商いであり、
本気の売り買いは全く見えないので、22-23日の米中通商協議にて
市場の本丸ネタである貿易戦争動向が明確になるまでは、
薄商いでのどっちつかずな動きが続きそうです。

新興市場については、連日のように繰り返し書いている通り、
現状は業績面で厳しいこともあり、リスク資産売りの対象となっており、
反発するにしても国内主力大型が先に反発するのが相場の常なので、
世界的な市場の本丸ネタである貿易戦争収束期待が本格化し、
一気に世界的なリスクオンモードとなり、
新興市場にも業績は二の次、期待・思惑先行相場が戻って来るまでは、
今週は米中通商協議を含めた海の向こうの動向を注視しておきましょう。
つまり貿易戦争が好転するのか、国内主力大型が反発となるのか、
これらを見極めてからでも遅くはないということです。

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