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不沈艦日記
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騒がしい節目となった週末
こんばんはです。

節目としていた9-10日は国内要因が強かったので、
日本株が突出した弱さを演じるのも頷けなくはないですが、
メインイベントの日米通商協議がこじれることで、
世界的な貿易戦争リスクが再燃という最悪の飛び火にはなっておらず、
今夜も継続して協議され、結論は出ておらず、
ついでに4-6月期GDPは、終わった期とは言え堅調な結果となり、
一巡した国内主力企業決算も足元の4-6月期は堅調だったので、
もう少し控えめに下げたらどうかとも思うばかりですが、
これら以外の節目での国内独自の要因としては、SQ、盆休み前の週末、
という需給の節目ではあったので、過剰な下げも仕方ないのかなと・・・
他にもジブリナイト(ハウルの動く城)が・・・はともかく、
世界的には明日が新月、来週は45日前ルールの該当日でもあります。

ただ・・・これだけ下げたからこそ問われるのが黒田薬局の姿勢であり、
満を持して買入配分を変えたETF買いをせず、
通常通りのETD買いを行ったのに効果が無かったというのは、
これまでにもよくあったことなので、どうでもいいのですが、
本日は前回に比べてほんの少しだけ買入額を減らしているので、
長期金利の上限幅の放置プレーも含め燻っていたテーパリング疑惑が、
疑惑から確信のように誤解されて(コジ付けられて)しまうと、
黒田薬局は怖くないとか、黒田ラインを探る?試す?かのように、
日本株と債券を売り、我が国だけのマネーのポロロッカ(大逆流)ではなく
米英欧の金融引締め姿勢とも相まって、世界的なポロロッカが発生すると
単なるリスクオフよりも厄介なことにはなるので、
国内独自の要因だとか国内目線だけではなく、
海の向こうも含めて市場全体の動きを見極めた方がいいでしょう。

言っても本日の急落のきっかけとなったのは、
旬の貿易戦争リスク再燃ではなく、トルコリスクが拡大し、
欧州金融機関へ飛び火懸念でのユーロ安とも言われているので、
個人的には週明けには落ち着いてそうな気がしなくもないですが・・・

足元で急速に進んでいるトルコリラ安・トルコ債券安が示す通り、
トルコの資金流出が深刻な状況に陥ってるのは事実なので、
(米との制裁緩和協議も進展なし)
トルコに突っ込んでいる欧州金融機関がヤバイヤバイよ!ということで、
当該金融機関の株安とCDS上昇が加速し、銀行間金利も上昇、
当該金融機関を抱える国の株安、債券安(金利上昇)、CDS上昇、
ユーロ安が加速することになれば信用不安が拡大し、
ギリシャショックで見たことがある光景のようになり、
結果的にドル高が加速すれば中国・新興国からの資金流出も加速し、
さらに欧州債券安(金利上昇)と共に、
先に述べた我が国のテーパリング観測とも相まって、
米債券安(米金利上昇)となり、貿易戦争リスクが解決してない状況下では
米金利上昇・ドル高アレルギーも併発する可能性もあります。

とりあえずトルコリスクとユーロ圏金融機関の騒動だけだったとしても、
トルコは同じユーロ圏ではなく圏外の国ではあるので、
ユーロ護送船団(ユーロ圏)を道連れに沈めることはないでしょうけど、
見方を変えると、ギリシャのようにユーロ圏全体で手を差し伸べず、
IMF頼みとなりそうなだけに、トルコリスクは簡単に収まることなく、
いずれはアルゼンチンのようになってもおかしくはないですが、
今のところはユーロ圏に飛び火するとの連想ゲームが拡大するのかどうか、
欧州金融機関株とCDS、欧州債券(金利)、銀行間金利等で、
今後の経過を見極める必要があります。

たださえイタリアが本性(EU離脱と放漫財政再開)を発揮しつつあり、
英国でもハードブレグジットリスクが再燃しつつあり、
ユーロ圏内にも火に油となるリスクが燻っているだけにね・・・
(足元では欧州マクロ指標も鈍化傾向です)

さらにプーチン(露)ルーブルもトルコに負けじと売られており、
トルコと同様、親分の支持率も急落中、
中国では支持率は習隠蔽されているのでわかりませんが、
週初から始めた人民元防衛策効果もなく人民元安が加速しており、
上海株も2016年来の安値圏ですから、イランの通貨安も含めると、
米国に歯向かう国々の市場ばかりが追い込まれている感もあり、
何やったら子分の日本も歯向かって円安に・・・と言うのは冗談ですが、
日本はトランプマンの癇に障るEUとのEPAやTPPを締結したので、
日米通商協議での米国側からの譲歩は期待できないかも・・・
むしろゴリ押し要求を呑むしかない可能性もあり、
米中間も含む現在の最大のリスクである貿易戦争までが再燃するようだと、
大きめのリスクオフとなってしまいます・・・

とにかくトルコリスクとユーロ圏への飛び火リスク、
それらによる結果的なドル高での中国・新興国の資金流出、
世界的な債券安(金利上昇)からの米金利上昇・ドル高アレルギーリスク、
現在の旬のリスクである貿易戦争・・・これらのリスクを見極めながら
市場の動きとしても、冒頭で書いたまさかのポロロッカではないですが、
現在のリスクオフモードが収まるのかどうか見極める必要があります。

一応、節目としていた9-10日としては、
すでにリスクオフとなっておりますが、
海の向こうでは今夜に発表される米消費者物価も控えているので、
堅調な結果となって騒ぎが落ち着く可能性も無きにしも非ずですが、
米金利が一気に上昇し、ドル高と相まってのアレルギーの再発だけでなく、
米IT・ハイテクセクターが崩れる可能性もありますし、
低調な結果ならば、単に現在のリスクオフを後押しすることになるので、
米消費者物価は注目でおます。

そういえば最近、軟調具合が話題のビットコインについても、
今夜も含む10日前後に米SECがビットコインETFの承認の可否を
判断するとのことなので、仮想通貨も節目なのかもしれないです。

ということで、ちと騒がしい節目&週末となりましたが、
良い週末をお過ごしください。

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