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不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
手詰まり感と痛し痒しな週末
こんばんはです。

黒田薬局会合での処方箋変更をきっかけに盛り上がった商いは、
31-2日の三日天下?三日坊主?で終わり、
ドーピング効果が切れたのか、本日は早くも薄商いという日常に・・・

一応、買い入れ配分の変更をしたETFドーピング(買い)は、
週明けの6日から処方(適用)されるので、
持続的なお薬中毒・・・失礼、お薬効果を期待して商いが膨らみ、
NT倍率を縮小させるTOPIX優位の展開となるのか注目です。

我が国の長期金利についても、31日の夕方から上昇に転じ、
今のところ0.1%を維持しているものの低下傾向なので、
同様に夜までにはドーピング効果が切れる可能性はありますが、
0.2%が黒田ラインなのか(黒ちゃんが動くのか)は未確認なので、
黒田薬局会合前のような金利水準までは戻りそうにはないですけどね。

いかんせん来週の9-10日には日米通商協議が行われるので、
それまでヘタに円安が加速しているようだと、
協議に支障も来すでしょうから、少なくとも9日までは、
我が国の長期金利は崩れず、円高傾向も継続しそうです。

そしてあくまで推測ではありますが、
現在は日米通商協議に備えて近大マン(世耕経産相)が訪米し、
日系メーカー工場のある地域や自動車産業の盛んな地域を訪れ、
輸入自動車関税回避に向けたロビー活動中であり、
今夜には雇用統計、ISM非製造業の発表と共に、
通商協議がこじれる原因でもある米貿易収支の発表も控えているので、
本日場中に決算を発表したトヨタとしても、
堅調だった4-6月期の勢いそのままにゴリゴリの上方修正なんてすると、
通商協議に支障を来すでしょうから、本日は控え目に上方修正も出さず、
現時点では織り込んでない輸入自動車関税に踏み切られるようだと
最大で約4700億円の影響が出ると言わざるを得なかったのかも(笑)

ということなので、国内事情だけで言えば、
9-10日の日米通商協議までは、
黒魔術で長期金利をコントロールしながら円安も抑制?むしろ円高となり
日本株にとって重石となる局面が続きそうではあります。

他にも10日は国内独自の需給イベントでもあるSQでもあり、
先進国の中で唯一の2期連続マイナス成長となって、
リセッション入りの称号を得るのか注目の4-6月期GDPの発表も控え、
国内主力企業決算も10日で概ね一巡となり、
日本株にとっては日米通商協議も含め、大きな節目と言えます。
ちょうどこの時期は過去の例から見ても、
国内だけでなく海の向こうも節目にはなりやすい時期ではあります。

そして当然ながら、日米通商協議が決裂すれば悪い節目となりますし、
何より国内事情だけで日本株を含む市場が動くはずもなく、
市場の主役は親分の米国であり、リスクの主役としては、
そもそもの病である米金利上昇アレルギー(米金利とドル)、
日欧も含む金融引締め路線に向けたマネーの大逆流リスク、
それらに対して火に油を注ぐことにもなる米中貿易戦争(中国リスク含む)、
と言ったところであり、目先である今夜には、
同様に火に油を注ぎかねない米雇用統計、米貿易収支、
米ISM非製造業の発表も控えております。

足元の米欧企業決算は、一部のIT・ハイテク以外は概ね堅調であり、
米マクロ指標も住宅と一部の消費指標、マインド指標以外は概ね堅調なので
今夜の米経済指標も堅調な結果になる可能性はありますが
(ISM非製造業と貿易収支はやや気掛かりですけど)
堅調な結果となってFRBの姿勢通りの米金利上昇・ドル高となり、
問答無用な商いを伴った米株高、原油も崩れず、
という健全なゴリゴリリスクオンとなるのではなく、
危うい米IT・ハイテク株が米金利上昇・ドル高に悲鳴を上げ、
米金利上昇(ドル高)アレルギーを発症する可能性も十分にあるので、
今夜の米経済指標が堅調だったとしても、手放しでは喜べ無い状況であり、
悪い意味での手詰まり感のある黒田薬局と同様とは言いませんが、
なんだか米国も手詰まり感と言うか、痛し痒しなジレンマが窺えます。

それの原因とも言えるトランプマンは、
本音はともかく米金利低下・ドル安がええねんと公言しているので、
米金利上昇・ドル高は都合の悪い(面子をつぶす)動きであり、
ましてや米貿易収支まで赤字が膨らんでいるようだと、
口先介入や貿易戦争を巡る良からぬ呟き攻撃をしてくる可能性が高まり、
来週の日米通商協議にも影響する可能性もありますのでね・・・。

以上の通り国内事情だけで言えば、来週の9-10日が節目と言えますが、
今夜も含む米国と海の向こう次第なので、まずは今夜の動きを見極めた上で
来週の見通しについては、改めて週末の記事で書きます。

良い週末をお過ごしください。

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