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不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
ヤマ場に向けて
おはようございます。

先進国とは思えないゴリゴリな成長率となった米4-6月期GDPを受け、
我慢できなかった事前の呟きだけでは物足りず、
会見も開かずにはいられなかった無邪気なドヤンプ大統領・・・

それにしても成長率が前期比4.1%増って・・・
中身を見ればツッコミどころはあるのですが、
数字だけを見ればバブル?と思ったりもしたり、
目先のドヤ天井にならないことを祈りつつも、ドヤンプマンは更なる減税、
キャピタルゲイン課税の改正、巨額なインフラ投資、
好悪両面はあれどアメリカンファーストな関税をやろうとしており、
挙句に米金利低下・ドル安がええねん!とまで言っているので、
目先はともかく長期的にはまだ成長余地があるというか、
バブルが到来するのではないかと思うばかりです。

そしてふと我に返るというか我が国を見ると、
1-3月期GDPは先進国の中で唯一のマイナス成長という現実・・・
4-6月期は小売の月次を見ても消費が低調だっただけに、
4-6月期までマイナス成長となれば2期連続ですから(発表は10日)、
定義上はリセッション入りとなり、さらにデフレ脱却すらも程遠いので、
これまた先進国の中で唯一の増税路線というのはどうしたもんかと・・・
足元で囁かれている黒田薬局のETF買いの調整は大いに結構ですが、
出口観測は全く説得力が無いどころか、長期金利が上昇しとる場合か!
と言われるならまだしも、金融政策の効果自体も否定され兼ねないです。
(米国はドヤンプマンの意志はともかく、利上げ路線が肯定されるとも)

かといって黒田薬局が潔く非を認めたり、出口へ暴走すると、
金利上昇と円高の加速も含め我が国の株式市場も大混乱となるので、
何だか金融政策の手詰まり感も否めないからこそ、
やはり安倍ちゃんマンが一刻も早く消費税増税を撤回し、
トランプマンのように減税、豪快な財政出動をやるべきと思うばかりです

9月には自民党総裁選も控えているので、
謎の人気がある対抗馬のイシバカボンを潰すためにも、、
今こそ安倍ちゃんマンには動いて欲しいというか期待もありますけどね。

そんな親分米国の目先の天井感と長い目でのバブリー感が混在する一方、
安倍ちゃんマンが動かないと、親分頼みな手詰まり感も漂う子分の日本は
「足元」の企業業績が概ね堅調ながらも(中国向けの懸念はある)、
肝心の先行きについては、EPSが伸びてないこともありますが、
安倍ちゃんマンや黒田薬局だけでなく貿易戦争動向次第でもあり、
為替を含む海の向こう次第という状況です。

以上を踏まえて週末時点の市場に目を向けると・・・
米国市場ではフェイスブックに続きツイッターが暴落しており、
良からぬバトンリレーが始まっておりますので(インテルも大幅安)、
次の走者は31日のアップル、アンカーは1日のテスラ(破綻?)なのか、
(意表をついてスプリント、アリババ、親分のハゲバンコとかw)
というのは後述するとして、週末はIT・ハイテク株が売られたことで、
商いを伴ってナスダックは大幅続落、SP500も続落、
ダウも商いを増加させての反落で終えており、
足元の米国株は上昇局面で薄商い、下落局面で商いが膨らむ、
売りゴリ傾向が強くなっております。
欧州と中国は足元で商いを伴った上昇傾向ですが(週末の中国は下落)、
日本は3月以降、上げるも下げるも薄商いの先物主導相場が継続中です。
(週末の日経平均先物は円高と共に22600円と下落しております)

てな感じで、週末の日米株式市場は良からぬ動きで終えておりますが、
VIXは上昇したものの13.03と低水準、
肝心の米金利は小幅低下、ドルも一服程度、
金も続落しているので(原油は反落、銅は安値圏での続落ですが)、
リスクオフのような動きも緊張感もなく、言っても足元の米マクロ環境は、
住宅指標以外は冒頭で書いたGDPを始め概ね堅調であり、
米企業業績も全体としては堅調ですから、
あくまで良からぬ動きの兆し?傾向が強くなりつつあるということです。

一部では米国はマクロ環境が堅調、企業業績も概ね堅調であり、
米国市場のスケール(規模)のデカさからも、
フェイスブックの暴落には揺るがないとも言われてますが、
FBを組み入れたETFも山ほどあるわけですから、
時間差で他の銘柄への影響が出て来てもおかしくなく、
少なくともFOMCとも重なるアップル、テスラの決算あたりまでは
フェイスブックを含む米ハイテク株の動向を見極めるべきでしょう。

そして何だかトランプマンとしては、オールドエコノミー推しな一方、
IT・ハイテク嫌いではあるので、ほくそ笑んでる可能性もありますが、
フェイスブックショックが拡大することになると、
結果的に米株全体が目先のドヤ天井という皮肉なことにもなるだけに、
今後のトランプマンの貿易戦争でのサジ加減動向や政策動向と共に、
気に入らない足元の米金利上昇、ドル高(週末はドル安)、
皮肉にもそれを裏付けるゴリゴリなGDPを始め堅調なマクロ指標を受けて、
(今週は月初恒例の雇用統計を含む米経済指標特盛ウィーク)
トランプマンの言動が変わるのかも気になりますが、
FOMCにてどのような一手が打たれるのかも注目です。

足元では依然として投機筋の米債券の売りポジは過去最高水準であり、
原油の買いポジも高水準、為替もポンド売り(今年最高水準)、
ユーロ買い(年初以来の低水準)、ドル買い、円売りは過熱圏ではなくとも
足元では積み上がっているので、最もでかいカネが動き、
金融政策と直結する米債券市場で巻き戻しが起きると、
為替市場も巻き戻しとなり、株式市場についても、
需給的には国内外の信用買い残以外は過熱感はなくとも、
現時点では欧州と中国を除く日米は商いを伴った買いも無い脆い状況であり
債券と為替の巻き戻しが起きると(原油も)株式市場も崩れてしまうので、
ヤマ場をきっかけにした巻き戻しが、債券市場から始まるのか
FB等のハイテク売りによる株式市場から始まるのかわかりませんが、
現時点では株式市場から始まっている感もあり、
FOMC次第ではWでの巻き戻し&リスクオフも有り得る需給環境です。

以上の通りなので、今週としては日々の中国も含む貿易戦争動向、
(世耕経産相が自動車関税回避に向けての訪米もあります)
キャタピラー等の米企業決算、一発目のピークを迎える国内企業決算、
FBとツイッターを始めIT・ハイテクの決算&株価動向、
(指数としては特にナスダック、ラッセル2000、半導体SOX動向)
米長期金利動向(3%を超えるか)という継続的な動向と共に、
決まったイベントとしては、
週を通して発表される雇用統計を始めとする米経済指標も重要ですが、
特に31日の黒田薬局会合(任天堂とソニーの決算も)、
アップル決算(日本時間では1日早朝)、
日本時間で2日未明から早朝のFOMCとテスラ決算が注目なので、
(1日24時にISM製造業、2日早朝には米新車販売もあります)
日本時間では31日の昼前後から2日早朝までが大きなヤマ場と言えます。

ちなみに私としては、今秋の中間選挙や年内という中期目線、
さらにそれ以降の長期的目線での明るい見方に変わりはないですが、
目先としてはリスクオフを含む巻き戻しになると見ており、
今週のヤマ場をきっかけにベタに8月半ば、
貿易戦争の全容が見えてくる9月まで続くと見ているので、
週明けがTOPIXのリバランスを含む月末要因で反発しようとも、
少なくともヤマ場である31日の昼前後から2日早朝を通過するまでは、
慎重に構えておきましょう。

ヤマ場以降については、私の想定通りならば、引き続き慎重に構えつつ、
じっくりと決算を吟味する期間と考えればいいのですが、
私の想定とは違う米金利上昇・ドル高(円安)商いを伴う株高、原油堅調、
という健全なリスクオンとなれば、小難しいことは考えずに乗るべきですが
トランプマンの意向通りの米金利もドルも上がらず(円最弱安?)、
という適温相場となれば、需給を呑み込む商いを伴った株高とならない限り
いつ巻き戻しが起きてもおかしくないというリスクは覚悟の上で、
機敏に動けるスタンスで立ち回りましょう。

新興市場については、足元で反発はしているものの薄商いであり、
先に述べた状況により世界的なリスクオフムードが強くなれば、
リスク資産の象徴である新興市場が過度に売られるのも相場の常であり、
本格反発となるにしても、まずは海の向こうや国内主力大型株から
というのも相場の常なので(特に現在は企業決算も本格化しているので)、
少なくとも主力大型株が本格反発となるまで、
もしくは再来週後半から本格化する新興企業決算を見極めるまで、
さらにシンプルに言えば、商いの伴った上昇が継続するまでは
慎重に構えておくのが無難でおます。
今週は国内外共に31日の昼前後から2日早朝までが大きなヤマ場なので、
それまでは資金の集中している政策・テーマ株、IPO関連も含め、
慎重に構えておきましょう。

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