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不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
アテにならん動きのままヤマ場へ
こんばんはです。

昨夜は普通のおじさんパウエルFRB議長が議会証言を行いましたが、
キャラ同様、商いも薄いまま、大きな動きも無し・・・

ただし証言内容については、トランプ親分のおかげで、
労働市場を含む米経済は堅調やで子分肌を発揮する一方、
低インフレは長引きそうやから緩やかに利上げしまっせー
と甘辛なことを言っており、貿易戦争の影響については、
IMF同様、わかりまへんとサジを投げております・・・

いやはや・・・昨日も書きましたが、甘辛にすることで米金利を抑えつつ、
ドル高、米株高、原油安へ誘導してる?かのような発言にも聞こえるので、
中間選挙を見据えて引っ込みのつかない貿易戦争の強硬姿勢を続けるため、
関税対象国の先進国と中国にはドル高・通貨安でカンベンして・・・
国内向けと金利抑制のために原油安でカンベンして・・・
一方でドル高による資金流出圧力が増す新興国は犠牲に・・・
という新興国を見捨てる一方で、先進国、中国、米国内に配慮したような、
なんとも都合のよすぎる米トリプル高・原油安狙いのようにも見えます。

まぁあくまで、私が勝手に穿った見方をしているに過ぎないことなので、
市場の解釈としては、貿易戦争の影響はわからん発言はスルーして、
米経済は堅調やから利上げ姿勢も変わらないとの見方が多いです・・

昨夜の市場の動きとしても、ドル高(ドル>ユーロ>円>ポンド)
薄商いの米株高(欧州も)、原油続落、金続落、銅小幅反発、
米長短金利は上昇したものの(欧州も)、
米短期債と2年債利回りがそれなりの上昇を見せた一方、
米長期金利は小幅な上昇に留まり、現在は横ばいに等しい動きであり、
相変わらず不気味なイールドカーブの縮小は続いており、
7年債と10年債の利回りは大接近中(話題にはなってないけど)
株式市場の薄商いも続いているので、
まさかの米トリプル高、原油安路線なのかという気がしなくもないけど、
普通に考えると、とてもやないけどリスクオンとは言えず、
アテにならん楽観モードとしか言えない市場の動きでおます。

本日の我が国も円安・株高ではありましたが、
相変わらずの薄商いなので、アテになりまへん・・・
(中国も相変わらず債券高(金利低下)人民元安、株安(薄商い))

そして何より、連日のように書いている貿易戦争ですが、
市場関係者や賢い学者、IMFに続き、
世界の金融市場の総本山であるFRBのキャプテンまでが、
貿易戦争の影響はわかりまへんとサジを投げており、
しかも規模や全容が未だに不明なままなのですから、
だからこそわからない貿易戦争は負うべきリスクとして割り切って捉え、
市場の動きや需給で判断して動くのであればまだしもですが、
貿易戦争は織り込み済みとか影響は限定的というのだけは、
どこに根拠があるのか謎としか思えないです。
せめて貿易戦争の全容が判明した上での「出尽くし」ならまだしも・・・

以上の通り、割り切って動くのは自由ですが、
需給面では特に米債券と原油を始め巻き戻し余地が大きいままであり、
株式市場も巻き戻し余地はあり、何より貿易戦争リスクは続いているので
くれぐれも御注意ください。

そして誰もわからない状態の貿易戦争については、
トランプマンの呟きを含むサジ加減次第ではありますが、
明日に開催される米輸入自動車関税の公聴会、
23日からの対中関税第二弾の公聴会、中国を始め各国の報復措置動向、
これらの全容が判明して出尽くしとなるか・・・
マクロ指標は7月分まで、もしくはマインド系指標で確認するしかないので
目先としては発表が本格化している米企業決算と見通し、
来週から発表が本格化する国内企業決算と見通しにて、
貿易戦争の影響が織り込み済みとか影響は限定的と確認できるまでは、
金利上昇(イールドカーブ拡大)と商いを伴ったリスクオンにはならず、
まさかの米トリプル高・原油安路線だったとしても、
商いの伴った株高とはならず現状のアテにならん薄商いが続くだけなので、
せめて現物の商いが伴うまでは(国内は外国人の買い越しも)、
引き続き、慎重に構えておくのが無難です。

ちなみに現時点での発表数は少ないがらも、
発表が本格化している米企業決算は、
前期のようにどれもこれも市場予想を上回る好決算ラッシュではなく、
まだら模様となっており、発表後の動きもまだら模様なので、
今夜から来週に掛けて佳境に入る米企業決算は(国内も来週から)、
公聴会を含む貿易戦争動向と共に大きなヤマ場でおます。
(1月高値の裏でもありますのでね)

新興市場については、本日は反発したものの相変わらずの薄商いなので、
シンプルに商いの伴った上昇が継続するまでは慎重に構えておくべきであり
言っても貿易戦争等で世界的なリスクオフムードが強くなれば、
リスク資産の象徴である新興市場が過度に売られるのも相場の常であり、
本格反発となるにしても、まずは海の向こうや国内主力大型株から
というのも相場の常なので、貿易戦争動向等のリスクが落ち着くか、
海の向こうや国内主力大型株が本格反発となるまでは、
くれぐれもお気を付けください。
ただし今週末の国会会期末に向けたIR法案等の駆け込み採決も多いので、
政策関連やテーマ株等の資金の集まっている個別については、
貿易戦争等でのリスクオフ動向に注意しつつ、ご自由に勝負して下さい。

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