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不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
チグハグで小盛りな日替わり定食、そして三連休へ
こんばんはです。

昨日は「ネガティブ定食」今日は「ポジティブ定食」・・・
という安い日替わり定食?シェフの気まぐれランチ?が続いておりますが、
いかんせん御飯(商い)は小盛りが続いているので、
モリモリと食って力強い足取りでの方向感は見えず、
満たされない腹のままでは、長続きすることもないでしょう。

貿易戦争の主役である本日の中国株はやや大盛りでしたが、
もう一方の主役である米国や欧州市場でも小盛りが続いているので、
実は小盛りの原因は貿易戦争ではなくW杯じゃないのか?
とおかしなことも言いたくなりますが、もちろん冗談ですけどね。

ちなみに昨夜の米国市場では、米短期金利はマチマチ、
米長期金利は低下となり、良からぬイールドカーブ縮小も継続中ですが、
ドルは週初からのドル高が継続中(5月以降の高値圏)とチグハグ・・・
米株は反落(VIX上昇)、ついに原油も崩れ始めており、
景気と中国の鏡とも言われる銅は17年来安値からさらに下げたのですが、
いかんせん小盛り(薄商い)という緊張感に欠ける動きなので、
リスクオフでのドル高・円最強高にもならず素直に円安となり、
日本株にとってはアテにならん追い風となっております。

以上の通り、債券市場での警戒感の強い良からぬ動きが続いているのに対し
株式市場では警戒感に欠ける薄商いなので、
果たしてどっちの市場が正しいのやら状態ですが、
だからこそドル高も含む為替市場では、需給要因が強いのでしょうけど、
原油がドル高にも屈せず踏ん張るようだと、ゆるーい空気の薄商いながら、
株式市場が正解だった相場が続く可能性もありますが、
原油がこのまま崩れることになると、低インフレ観測が高まるのもちろん、
リスクマネーの動きも低調になり、緊張感も徐々に増すことになり、
ドル高だったとしても円最強高となるので、
債券市場が正解だったということで、さらに債券が買われ(金利低下)、
リスク資産売りが加速して株式市場も崩れる・・・
というリスクオフになります(昨今よく見られるドル高版リスクオフ)。
足元の需給面を見ても、特に米債券と油の巻き戻し余地は大きい状況であり
国内では外国人売りが先週も継続中、高水準な空売り比率も継続中、
裁定買い残の巻き戻し余地もあり(トランプ相場以降で)
国内外共に信用買い残は高水準なままです。

以上はあくまで需給環境も含む市場の動き目線ですが、
市場が動くきっかけになるものとしては、
予期できないトランプマンの呟きを含む貿易戦争動向が主役であり、
貿易戦争がもたらす実体経済への影響確認として企業決算とマクロ指標が
準主役であり、準主役への影響次第では、
そもそもの主役だった金融引締め(金利上昇)による実体経済への影響、
金融政策そのものへの正当性にも影響してくることになります。

貿易戦争動向については注視を続けるしかないですが、
連日のように書いている通り、最終的な規模や全容も判明しておらず、
しかも米中間だけでなく世界的な戦争ですから、
いくら米減税効果があれど、米国以外には間接的な恩恵しかないので、
現時点で貿易戦争の影響は限定的とか織り込み済とか出尽くしと言うのは
安い日替わりポジティブ定食くらい無理があるとしか言えないので、
企業決算やマクロ指標にて、貿易戦争の影響を確認するしかないです。

マクロ指標については、貿易戦争が激化したのが6月中旬頃なので、
6-7月分で確認するしかないですが、企業決算については、
明日の米金融機関から本格化する米企業決算(実質的な本格化は来週以降)、
国内では本日の安川電とユニクロの決算や明日の決算も注目ですが、
再来週から本格化する製造業を始めとする国内企業決算にて、
貿易戦争の影響を確認するしかないです。

ちなみに本日の安川電の決算と見通しは堅調(竹内製とスター精密も)、
ユニクロも堅調でしたが、これまで発表された他の小売企業決算は、
ややまだら模様でしたので、国内については、
製造業決算での貿易戦争の影響確認も重要ですが、
足元では先進国の中で唯一、直近のGDPがマイナス成長の国であり、
(定義上、2期連続のマイナス成長となるとリセッション入りなので)
小売企業の4-6月の月次がまだら模様ということからも、
足元の国内消費の確認として、小売・内需企業決算も注目でおます。

以上の通りなので、安い日替わり定食相場が続こうとも、
大盛り定食(商いを伴う)となるには、
貿易戦争の全容が判明することが最優先なのですが、
これは早くとも19-20日の輸入自動車関税公聴会、
24日から始まる対中関税を巡る公聴会を経ないことには判明せず、
ヘタこいたら9月まで判明しない可能性もありますので、
目先の焦点としては、国内外共にこれから本格化する企業決算であり、
これらが見えて来ないと、大盛り定食でのリスクオンにはならず、
決算がまさかの低調ならば、公聴会どころではなく、
貿易戦争自体を打ち止めにしないとリスクオフを含む調整が長引きます。

とりあえず明日については、SQであり、新月であり、
三連休前の週末であり、ついでに13日の金曜日ではありますが、
指数寄与度の最も高いユニクロの堅調な決算、安川電機の堅調な決算もあり
明晩の米企業決算も金融機関が中心なので、明日の日本時間については、
警戒感の薄いポジティブ小盛り定食が継続しそうですが、
日本が休場の週明けは、騒がしい中国のGDPを含む経済統計、
プーチンが得意の体落としでトランプマンをぶち投げそうな米露首脳会談、
米6月小売売上高と米7月NY連銀製造業の発表、
ネットスリックスとバンカメの決算と意外に盛り沢山であり、
トランプマンのツイートリスクも3日間抱えることになるので、
現在の小盛りな日替わり定食には惑わされず、
引き続き、慎重に構えたまま三連休を迎えるのが無難でしょう。

新興市場についても、本日は小盛りな日替わり定食が続いており、
いつも書いている通り、大盛りな本格反発となるにしても、
海の向こうと国内の主力大型株からですから、
明日については三連休を控えていることからも、
局地的に資金の集まっているテーマ株等も含め、
主力大型株以上に慎重な姿勢で三連休を迎えた方がいいです。

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