こんばんはです。
本日は13時にトランプマンの対中関税第一弾が発動され、
市場では織り込み済や!出尽くしや!と言わんばかりですが、
第一弾と言っても500億ドルのうちの340億ドルであり、
トランプマンは当初からトータルで2000億ドルと言ってただけでなく、
知らん間に一部で囁かれていた4000億ドルを超え、
中国の対米輸出全てを呑み込む5000億ドルと言い出しているので、
たった340億ドルの発動だけで、なぜ織り込み済になるのか謎です(笑)
かといって譲歩するだろうとタカを括っての反応だったとしても、
本日は屁こいて寝る前に土壇場で譲歩ツイートをすることもなく、
予定通りに発動する有言実行ぶりを見せたのは事実ですから、
いくら欧州との自動車関税での歩み寄りが見えたとは言え、
今秋には中間選挙、真っ只中の予備選は苦戦中、支持率は伸び悩み中、
という状況下で、譲歩するとタカを括るのもどうかと思うばかりです(笑)
しかも以上は米国から中国に課す関税だけの話であり、
当然ながら中国からは同規模の報復措置が発動され、
それ以外にも人民元安誘導とか、すでに通関での嫌がらせも始まっており
中国側が譲歩する様子は窺えません・・・
さらにトランプマンは中国以外にも、欧州、カナダ、メキシコ、新興国、
そして日本に対しても関税を発動する予定であり(既に発動済みの国も)
現時点では規模や対象品目も判明しておらず、
当然ながら各国からは同規模の報復措置が発動される予定であり、
中国も含め各国はWTOに提訴、米国はWTO脱退も示唆・・・
以上の通り、私が特に悲観的な見方をしているとは思えないのですが、
なぜか市場では楽観論が根強いです(笑)
そして私がいくらおかしいとケチを付けたところで、
市場で戦うものとしては、市場が出す答えを受け入れるべきなのですが、
本日は関税発動後にちょっぴり円安と共に日本株は反発となったものの、
商いは昨日よりちょっぴり増えた程度の2.4兆円であり、
本気の買いとは言い難く、ほぼ買い戻しに過ぎなかったとしても、
「継続は力なり」ですから、せめて週明けも続かないことには、
織り込み済みとか出尽くしとは言えないです。
当然ながら商いを伴った上昇が継続することが理想ですけどね。
海の向こうの市場についても、当事者である中国は、
止められない止まらない人民元安が続いており、
本日は債券もわずかに売られており(金利上昇)、
上海株も反発はしたものの0.5%高程度であり、商いもイマイチ・・・
そして貿易戦争の仕掛け人である米国も、
日本時間のザラバ中は米株先物がやや上昇、ドル高となったものの、
引け後は米株先物軟調、ドル安、欧州株もマチマチで推移しており、
米債券は変わらず債券買い(金利低下)が続いているので(欧州債も)、
金利上昇と商いを伴ったリスクオンには程遠く、
かといって適温相場と言うにも継続してなんぼですから、
せめて今夜と週明けでも継続しない限り、
現状では織り込み済みとか出尽くしも言えないレベルでおます。
(原油安、危うい銅の大幅安も継続中)
従って先に述べた今後の貿易戦争動向(規模等)からの目線だけでなく、
現時点の市場の動きから見ても、まだまだ危うい状況であり、
トランプマンの譲歩を含む根強い楽観論が謎としか思えないので、
週明け・・・いや、せめて今夜の雇用統計を受けた市場の動きを見てから、
判断しても遅くないと思うばかりです。
ということで、今夜の動きを見極めた上で、
来週の見通しについては改めて書きます。
良い週末をお過ごしください・・・
と言いたいところですが、御存知の通り、鬼の様な集中豪雨が続いており、
海の向こうの貿易戦争の行方も心配ですけど、
このままだとシャレにならん規模の被害となりそうなだけに、
国内は大丈夫かいな・・・GDPは二期連続マイナス成長に・・・
という心配も頭を過ったりしますが、
なにより被害に遭わないよう十分にお気を付けください。
お手数ですが記事が参考になりましたら、
下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングに参加しております。

本日は13時にトランプマンの対中関税第一弾が発動され、
市場では織り込み済や!出尽くしや!と言わんばかりですが、
第一弾と言っても500億ドルのうちの340億ドルであり、
トランプマンは当初からトータルで2000億ドルと言ってただけでなく、
知らん間に一部で囁かれていた4000億ドルを超え、
中国の対米輸出全てを呑み込む5000億ドルと言い出しているので、
たった340億ドルの発動だけで、なぜ織り込み済になるのか謎です(笑)
かといって譲歩するだろうとタカを括っての反応だったとしても、
本日は屁こいて寝る前に土壇場で譲歩ツイートをすることもなく、
予定通りに発動する有言実行ぶりを見せたのは事実ですから、
いくら欧州との自動車関税での歩み寄りが見えたとは言え、
今秋には中間選挙、真っ只中の予備選は苦戦中、支持率は伸び悩み中、
という状況下で、譲歩するとタカを括るのもどうかと思うばかりです(笑)
しかも以上は米国から中国に課す関税だけの話であり、
当然ながら中国からは同規模の報復措置が発動され、
それ以外にも人民元安誘導とか、すでに通関での嫌がらせも始まっており
中国側が譲歩する様子は窺えません・・・
さらにトランプマンは中国以外にも、欧州、カナダ、メキシコ、新興国、
そして日本に対しても関税を発動する予定であり(既に発動済みの国も)
現時点では規模や対象品目も判明しておらず、
当然ながら各国からは同規模の報復措置が発動される予定であり、
中国も含め各国はWTOに提訴、米国はWTO脱退も示唆・・・
以上の通り、私が特に悲観的な見方をしているとは思えないのですが、
なぜか市場では楽観論が根強いです(笑)
そして私がいくらおかしいとケチを付けたところで、
市場で戦うものとしては、市場が出す答えを受け入れるべきなのですが、
本日は関税発動後にちょっぴり円安と共に日本株は反発となったものの、
商いは昨日よりちょっぴり増えた程度の2.4兆円であり、
本気の買いとは言い難く、ほぼ買い戻しに過ぎなかったとしても、
「継続は力なり」ですから、せめて週明けも続かないことには、
織り込み済みとか出尽くしとは言えないです。
当然ながら商いを伴った上昇が継続することが理想ですけどね。
海の向こうの市場についても、当事者である中国は、
止められない止まらない人民元安が続いており、
本日は債券もわずかに売られており(金利上昇)、
上海株も反発はしたものの0.5%高程度であり、商いもイマイチ・・・
そして貿易戦争の仕掛け人である米国も、
日本時間のザラバ中は米株先物がやや上昇、ドル高となったものの、
引け後は米株先物軟調、ドル安、欧州株もマチマチで推移しており、
米債券は変わらず債券買い(金利低下)が続いているので(欧州債も)、
金利上昇と商いを伴ったリスクオンには程遠く、
かといって適温相場と言うにも継続してなんぼですから、
せめて今夜と週明けでも継続しない限り、
現状では織り込み済みとか出尽くしも言えないレベルでおます。
(原油安、危うい銅の大幅安も継続中)
従って先に述べた今後の貿易戦争動向(規模等)からの目線だけでなく、
現時点の市場の動きから見ても、まだまだ危うい状況であり、
トランプマンの譲歩を含む根強い楽観論が謎としか思えないので、
週明け・・・いや、せめて今夜の雇用統計を受けた市場の動きを見てから、
判断しても遅くないと思うばかりです。
ということで、今夜の動きを見極めた上で、
来週の見通しについては改めて書きます。
良い週末をお過ごしください・・・
と言いたいところですが、御存知の通り、鬼の様な集中豪雨が続いており、
海の向こうの貿易戦争の行方も心配ですけど、
このままだとシャレにならん規模の被害となりそうなだけに、
国内は大丈夫かいな・・・GDPは二期連続マイナス成長に・・・
という心配も頭を過ったりしますが、
なにより被害に遭わないよう十分にお気を付けください。
お手数ですが記事が参考になりましたら、
下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングに参加しております。



スポンサーサイト
トラックバック
トラックバック URL
| ホーム |