不沈艦日記
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超目先と先行きを見据え
こんばんはです。

もしかしてトランプマンは引っ込みがつかなくなり、
貿易戦争を一切妥協せん代わりの減税策ならばまだしも、
まさかとは思いますが、FRBの強気な金融引締め姿勢も無視して、
米金利低下・ドル安へ誘導しようとしているならば(原油安も?)、
アメリカンファーストどころかアメリカさえ良ければいい感の度が過ぎて
さすがに日英欧からの非難轟轟で躊躇すると思いたいですが・・・

ドル高による資金流出に見舞われている中国と新興国にとっては、
都合が良いとも言えるだけに、日英欧を切り捨てて、
中国や新興国と手を取り合うという選択も有り得るおっさんだけに、
足元の米金利低下(米債券買い)ドル安の動きは、
単なるリスクオフの一環の動きではなく穿った見方もしたくなります(笑)

そうなると日欧にとっては、もしかしたら米株(米経済)が踏ん張るかも?
そしてドル安ながら円最弱安orユーロ最弱安になるかも?
という淡い期待の市場の動き以外は、ネガティブ要素しかないですからね

とは言っても、ドルは足元でちょっぴり弱いだけに過ぎず、
まだまだ高値圏に留まっているのは事実なので、
あくまで個人的な飛躍した穿った見方であり
足元で続いている米金利低下(米債券買い)については、
ベタにリスク資産売り、安全資産買いの一環でしょうけどね(笑)

従って貿易戦争を理由にしたリスク資産売りの動きは続いており、
実体経済へ影響が及んでくると(露呈すると)、
米金融引締めによる米金利上昇に対して、
マクロ・ミクロ両面での耐性が剥げ落ちると解釈され、
そもそもの市場での病である金利上昇アレルギーも治癒することなく、
FRBの金融引締めも正当化されなくなる(英欧も)・・・
という疑心暗鬼の連鎖が起きることになるので、
引き続き、貿易戦争の顛末と実体経済への影響を見極めるまでは、
現在のリスク資産を売る動きが続くでしょうから、
それによる中国と新興国からの資金流出も要注意という状況が続きます。
(ドイツ銀行の危うさ、景気と中国の鏡でもある銅の軟調ぶりも気掛かり)

市場では6日の米中関税措置の発動をきっかけに、
出尽くし?織り込み済み?になるとの期待もあるようですが、
何度も言う通り、6日に発動されるのは2000億ドルの関税の内、
360億ドルに過ぎず、残りは未だ品目や発動日も決まっておらず、
さらに輸入自動車関税も控えている状況であり、
それに対する各国の同規模での報復措置も控えているので、
6日を経て市場が落ち着くとは思えないのですが・・・

私としては、米国の輸入自動車関税を巡る公聴会が19-20日であり、
残り1640億ドルの関税の概要は月末頃に見えてくる上に、
国内外の企業決算シーズンが中旬から始まり、
市場の需給的にも1月高値の裏ではありますので、
出尽くしや織り込み済みになるしても、7月中旬から下旬以降と見ており、
もし貿易戦争の全容が見えず、実体経済や企業業績への影響も露わになると
完全に貿易戦争の全容が見えてくる9月まで長引く可能性もあるかと・・

とりあえず超目先(今週)のヤマ場としては、
米雇用統計と米貿易収支の発表に加え、米中関税が発動される6日ですが、
前回の雇用統計発表前にはトランプマンが、
雇用統計の結果を匂わしてしまう破天荒な呟き攻撃もあったので、
6日を前にひと波乱ある可能性も無きにしも非ずですが、
主役の材料が貿易戦争(関税)であることに変わりはないので、
今回の第一弾だけで終了するとか、残りの分は譲歩する姿勢を示すとか、
まさかの撤回するなんてことになれば、
雇用統計もへったくれもなくリスクオンとなるでしょうけど、
先にも述べた通りであり、昨日も書いた通り、
トランプマンは中間選挙と予備選を見据えているので、、
むしろリスクオフが加速するくらいの姿勢で構えておきましょう。

そしてリスクオフが加速すれば、それこそ中旬から下旬頃には、
出尽くしや織り込み済みと言える水準になってもおかしくないですからね。

ということで、今夜は鬼の居ぬ間(米国休場)なので、
多少はリバウンドする可能性もあるかもしれませんが、
超目先(今週)のヤマ場としても6日ですから、
明日は引き続き、慎重に構えておきましょう。

新興市場についても、本日は意外と薄商いでの続落ではありましたが、
シンプルに商いを伴った上昇が「継続」するまでは、
引き続き、慎重に構えておきましょう。
言っても、海の向こうや国内主力大型株も含めてリスク資産売りとなると、
リスク資産の象徴でもある新興市場が過度に売られるのが相場の常であり、
信用評価損益率の悪化ぶりからも、追証売りも含む一段安もあり得るので、
関係ないと見られがちな貿易戦争や国内外の主力大型株が落ち着くまで、
くれぐれも御注意ください。
ただし政策やテーマ株、IPO関連といった資金の集中している個別は
どうぞ御自由に立ち回ってください。

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