不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
タカを括るからタガが外れたような週明け
こんばんはです。

本日は大きく下げチャイナとなったので、
久し振りに中国の呆然投資家オールスターズの写真が溢れそうですが・・

shanshan.png

先週から世界の中でも奇妙な弱さを見せていた日本株も大きく売られたので
中国の呆然おじさんと兄弟疑惑もある(ウソ)我らが太郎ちゃんマンも、
呆然とは言わないまでもビックリしているかも知れないです。

taroaso.png

そんな太郎ちゃんもビックリな下げとなった本日の日本株ですが、
売買代金としては2.29兆円程度なので、
本気のゴリ売り感はないとも言えますが、
セリクラには程遠く、これからが本番とも言えますし、
売られる前の前場は今年2番目の薄商いだったのに対し、
売られた後場からは商いが膨らみ、相変わらず上げ局面では薄商い、
下げ局面では商いが膨らむというシンプルな売りゴリモードも継続中です。

テクニカル的にも日経平均はTOPIXに続き、
5月30日の安値と200日線も割ってしまったので、
行き過ぎたNT倍率の修正する素直な動きが、
先週からの弱さの要因と言えなくもないですが・・・

そして本日の下げについても、そういった動きは置いといて、
何がきっかけになったのかと言えば、
サボテンの国の大統領選でサボテン版トランプの様な候補者が当選したとか
日銀短観が悪かったからとかも言われておりますが、
欧州軍団が屁こいて起きた時間から売られ始めたので、
これらの材料がきっかけになったと言うのは無理があるとも言えます。

確かにどちらの材料もポジティブではないですし、
我らが日銀短観もDIが悪化したのは間違いないのですが、
製造業DIは足元が前回比でー3の21、先行きは横ばいの21、
非製造業DIは足元が前回比で+1の24、先行きは-3の21、
全産業DIは足元が前回比でー1の22、先行きはー1の21となり、
回答期間が貿易戦争最中の5月29日から6月29日だった割には、
ほとんど影響を感じられないDIの結果でおます。
業績見通しについても、非製造業は経常利益と純利益見通しを引き上げ、
製造業は引き下げたとは言え、想定為替レートも大幅に円高設定としており、
(通期:1ドル109.66円→107.26円)
設備投資については製造業も非製造業も大きくプラスになっているので、
本日発表の日銀短観については、貿易戦争の影響がほとんど感じられず、
思った以上に良い結果だったなと思うばかりです(笑)

とは言っても日銀短観はマインド系指標ですから、
市場でも見られる「貿易戦争はどうせ譲歩するんでしょ?」
とタカを括っているからこその意外と堅調な結果だったのならば、
今夜のキングオブマインド系指標である米ISM製造業も、
堅調な結果になる可能性もあり、それを受けた市場の反応も注目ですが、
6日に米中双方の関税第一弾(360億ドル)がほんまに発動され、
残りの1640億ドルと輸入自動車関税、中国以外の国との貿易戦争激化、
そして対日関税も発動されることになると、
世界的にマインドも市場の動きもタカを括るからタガが外れることに・・・

従って、国内だけでもまだまだ安心は出来ない状況&動きであり、
本日売って来た欧州勢も含めた海の向こうは、
変わらず原油以外のリスク資産が売られる一方、
金以外の安全資産である債券等が買われる動きも続いており、
足元の巻き戻し余地の大きい需給環境とも一致した動きなので、
貿易戦争が市場の動く要因ときっかけになっている状況は継続中でおます。
(貿易戦争次第では金融引締めアレルギーの耐性も削がれます)

そして昨日の記事でも書いた通り、
今週は6日の米中関税発動予定日だけでなく、
月初恒例の米経済指標テンコ盛りウィークであり、
貿易戦争の影響と金融引締めアレルギーの耐性を確認することになり、
足元でマクロ指標が鈍化傾向である日欧の経済指標も注目であり
これらイベントの結果を貿易戦争に絡めて一喜一憂、
結果次第では需給の巻き戻しとも相まったリスクオフが加速しそうなので、
トランプマンの今さら感タップリの法人減税に対する反応は未知数ですが、
貿易戦争で大きく譲歩するか、撤回にでもならない限り、
引き続き、慎重に構えておきましょう。

(何やら週末に予定されているロシア疑惑捜査の全文書公開に合わせて?
 一両日中にモラー捜査官がトランプマンとサシで事情聴取とか・・・
 まさか中間選挙を前にイマイチ支持率が上がらないのに暴走気味な
 トランプマンをお縄にして排除するとなったらビックリですけど(笑))

新興市場については御存知の通り、リスク資産の象徴の様な市場であり、
海の向こうや国内主力大型株も含めてリスクオフ色が強くなると、
新興市場が過度に売られるのも相場の常であり、
本日はまさにその動きが継続しているので、
関係ないと見られがちな貿易戦争や国内外の主力大型株が落ち着くまでは、
くれぐれも御注意下さいというか、引き続き、慎重に構えておきましょう。
シンプルに市場の動きとして判断するならば、
商いを伴った上昇が継続するまでは慎重に構えておきましょう。
ただし政策やテーマ株、IPO関連といった資金の集中している個別は
どうぞ御自由に立ち回ってください。

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