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不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
騒ぎも流れも変わらず
こんばんはです。

「イランの油はいらん」というトランプマンのオヤジギャグに負けじと、
我らが安倍ちゃんマンも、「リーマンショック級の出来事がない限り、
消費税は引き上げまっせ」というお馴染みの鉄板一発ギャグを炸裂・・・

過去の2度の先送りを経て三度目の正直とばかりに、
消費税増税を強行されるのだけは勘弁願いたいですが、
2度あることは3度あるとばかりに見送りが既定路線ならば
素直に嬉しい反面、昨日書いた記事とも重なりますが、
引き上げ予定の2019年10月までに、
リーマンショック級のことが起きるのでしょうか・・・
(ちなみに次期参院選は2019年8月)

過去に2度の先送りをした際は、リーマンどころかピーマン程度なのに、
無理くり先送りしてきた輝かしい実績もあるだけに、
19年10月までにリーマンショック級の事態は起きないと思いますが、
足元で香ばしさを増しているドイツ銀行が(本日も最安値更新)、
スットコドイツな丸焦げになるようだと、
リーマンに負けず劣らずのショックになってもおかしくないので、
本日の安倍ちゃんマンの一発ギャグをきっかけにというか、
しばらくはドイツ銀行の株価とCDSは注視しておいた方がいいかも。
(昨日も書きましたが、何気にドバイも不気味ですけど・・・)

そして過去の2度の先送りと同程度の騒ぎであれば、
過去の先送り時に理由の一つにもなったのが、
GDPの2期連続マイナス成長という定義上のリセッション入りであり、
足元の1-3月期GDPは、先進国で唯一のマイナス成長だったので、
4-6月期もマイナス成長になると、消費税先送り機運は高まるかも・・

とりあえず何であれ、消費税先送り・・・ではなく、いっそのこと撤回、
そして東京五輪までは景気が腰折れしないことを願うばかりですが、
目先としては、貿易戦争に対する疑心暗鬼の真っ只中であり、
毎日のように書いているので詳細は割愛しますが、
織り込み済みとか影響は限定的という見方についても、
根拠不明な希望的推測はあれど、説得力のある分析等は皆無な状況であり
そもそも仕掛けた側の米国、報復する側の各国の全容すらも、
未だ判明してないのですから、出尽くしにもならない状況であり、
せいぜい双方が譲歩するだろうというタカを括った憶測だけなので、
トランプマンの発言や各国の報復姿勢が報じられる度に敏感に反応しており
貿易戦争が収束したと言うには程遠い状況です。

ということもあり、主役の米株は下げでは商いが膨らみ、上げでは薄商い、
貿易戦争の渦中に入ってない日本株は上げてもも下げても薄商い、
という疑心暗鬼な相場が続いており、マーケット全体としても、
安全資産の債券が買われ、リスクの高いものから売られる
というリスク回避な動きが静かに継続しております。
(足元の需給環境にも一致した動きです)

ただし冒頭でも書いた「イランの油はいらん」騒動によって原油が急伸し
崩れずに踏ん張っており、安全資産の金も買われておらず、
リスク回避な円買いも継続がしているものの緩やかなので、
株式市場の薄商いも含め、イマイチ緊張感に欠けているのも事実です。

それにしてもよくわからないのがトランプマンでおます・・・
冒頭のオヤジギャグで原油が急伸する一方、
原油が高すぎるとケチも付けているので、
じゃあベタにドル高で抑えるのかと言えば・・・
中間選挙に向けて公約の看板である雇用拡大を有言実行するために、
話題沸騰の貿易戦争を仕掛けると共に製造業の国内回帰を目指しており、
それによって現在は安全資産の米債が買われて金利は低下している・・・
一方でFRBの金融引締め姿勢は変わらない・・・

もはや市場全体における通常のロジックは通用しないのでしょうか(笑)
原油に関しては、シンプルに自前の生産を拡大するという手段はあれど、
なんだかトランプマンは市場の理屈やロジックはそっちのけで、
思いついたことを有言実行しているだけ?という気がしなくもないだけに、
わかりやすい貿易戦争が実体経済へ影響をもたらす展開になるよりも前に、
チグハグな金融市場が実体経済へ影響をもたらさないかと心配になります。

トランプマンは金融市場が一時的に悲鳴を上げるのは承知の上で、
貿易戦争はやるとも言ってますし、
最近はというかずっとですけど、ついつい先行する金融市場ありきで、
実体経済を後付けで考えがちな面が強くなる一方ですから、
予想不能であり実体経済を相手にビジネスをしてきたトランプマンが、
意図的というか天然でパラダイムシフトを起こしているのかも(笑)

もちろん8割方は冗談ですけど、市場の動きを重視してしまうと
トランプマンの意図がわからなくなりますので、
少なくとも貿易戦争に対する強硬姿勢には変わりはないですし、
市場においても株式市場だけを見ていれば緊張感には欠けますが、
原油や金等の商品以外の債券等も含む市場全体として見れば、
中国や新興国の資金流出も含め、
リスク資産から資金が抜ける動きは継続しているので・・・

まずは旬の騒ぎである貿易戦争の根拠に乏しい楽観論ではなく、
全容判明も含めて根拠のある落ち着きを見せるか、
市場の動きとしては、1月から続く動きが止まるまでと言えば簡単ですけど
とにかくリスク資産からの資金ヌケヌケ大行進の動きが収まり、
金利上昇と商いの伴った株高が継続するまで、
せめて・・・株式市場だけでも商いを伴った株高が継続するまでは、
引き続き、慎重姿勢で構えておきましょう。

新興市場については、本日は上昇したものの、
商いはメルカリやIPOを除くとイマイチですから、
せめてシンプルに商いの伴った上昇を「継続する」までは、
引き続き、慎重に構えておきましょう。
言っても海の向こうや国内主力大型株のリスクオフ色が強くなると、
リスク資産の象徴である新興市場が過度に売られるのも相場の常であり、
足元では世界的にリスク資産売りが継続しているので(仮想通貨も)、
関係ないと見られがちな貿易戦争や国内外の主力大型株が落ち着くまでは、
くれぐれも御注意下さい。
ただし今週から国会も正常化したので、政策やテーマ株、
今週も続くIPO関連といった資金の集中している個別は御自由にどうぞ。

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