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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
サランスクならぬ売ランスクの奇跡?
こんばんはです。

昨夜のサッカーW杯での日本の勝利は痛快でおましたなぁ。
直前の監督解任劇で批判も多い中での初戦だっただけに、
監督も選手も意地を見せる結果となって良かったです。
そして西野監督はハリルの遺産で勝ったという声はあれど、
マイアミの奇跡に続く今回のサランスクの奇跡を率いた監督ではあるので
指導力以外にも何かを持っている監督なのかも知れないですね。

私はサッカー素人ながら日本人の監督で十分に戦えるのでは?
という思いが常々あり、サッカーに対する素朴な疑問としても、
サッカー関係者や選手もサポーターも含め、
必要以上に海外選手を崇めている感が強いので、
現実や身の丈(実力)を直視したり、学びの姿勢も重要ですけど、
試合で戦うメンタルとして「崇める」ことは不要なだけに、
今回のメイドインジャパンのチームで結果を出せば(岡ちゃん以上)、
大きな自信へと繋がり、崇める気持ちも良い意味で多少は和らぎ、
もう一段ステップアップできそうですから、今大会はほんとに楽しみです。

さてさて、そんなサッカー日本代表が起こしたサランスクの奇跡もあり、
本日の株式日本代表もエースのユニクロ、ハゲバンコ、ファナッコ、
といったスリートップが攻勢を仕掛け(日経平均を約100円押し上げ)、
売ランスクの奇跡とばかりのリバウンドを見せ、
東京スタジアム(市場)からは、貿易戦争は限定的や!織り込み済や!
トランプディールだからどうせ譲歩するで!そもそも開戦するかボケ!
という歓声があちこちで聞こえる一日となりました。

んなアホな・・・(笑)

んなアホなという背景や理由については、
連日のように書いている通りなので割愛しますが、
市場の動きだけを見ても、昨日はセリクラには程遠い商いであり、
本日の売ランスクの奇跡リバウンドも昨日と同程度の商いであり、
先にも述べたスリートップが引っ張って日経平均が強く(1.24%高)、
一方でマイナスのまま終えたトヨタや絶賛低迷中のメガバンコを含むトピは
5月安値を割る場面もあったりしながら上昇して終えたものの、
日経平均には及ばず0.5%高で終えており、
おかげでNT倍率はアベノミクス相場が始まって以来どころか、
1999年1月以来の奇跡の水準に達しております。

そりゃあスリートップ率いる日経平均を追随どころか追い越すように、
負けじとTOPIXが上昇すれば、奇跡のNT倍率も縮小しますけど、
現在の貿易戦争を始めとする市場を取り巻くリスク、
需給環境としてもリスクとも一致したような特に債券、ユーロ、原油は
巻き戻し余地が大きく、株式市場は信用買い残が高水準ですから、
TOPIXが追い付くような株式市場の堅調な展開は厳しいでしょう。
(ただし配当金の振込期間や株主総会期間のピークを迎えることは、
 日本株に限っての下支え要因にはなりますけどね。)

昨夜の海の向こうの市場についても、
米短期金利上昇、米2年&長期金利低下、英欧長期金利低下、
ドル高(ユーロ安)、原油反落、金反落、銅も続落
米株はやや商いを伴った続落となったものの(VIX上昇)、
前日も含めセリクラには程遠い商いであり(英欧株も同様)、
市場全体としてもリスクオフ感の薄いチグハグな動きとは言え、
巻き戻しの動きは続いております。

現在の米株先物のリバウンドも限定的であり、
貿易戦争のもう一人の主役である中国も、
かつての「売ったら公開処刑アルヨ」とばかりに人民銀総裁が、
わざわざ市場に向けて「冷静になるアルヨ」と呼び掛けており、
本日のあからさまな人民元基準値の設定、
上海株の節目割れ寸止め劇場を見せつけられると、
当局の手が容赦なく入って下支えしているのでしょうけど、
その割に戻りは限定的であり、銀行間金利は絶賛上昇中です。

先ほど始まった欧州についても、茶ッカリ英国はともかく、
ユーロ圏市場の戻りは限定的であり、新興国も同様ですから、
我が国だけでなく米中欧を始め海の向こうも、
現状では本格反発とは言えない動きであり、
商いがイマイチな買戻しがメインの一時的なリバウンドに過ぎず、
まだまだ本番はこれから・・・感が漂ったままです。

その背景として最も旬なものは貿易戦争であり、
とてもやないけど落ち着いたとも織り込んだとも言えないですし、
貿易戦争の顛末次第では、そもそもの病である金利上昇アレルギーも、
再発もしくはこじらせることになります。

以上の通りなので、市場の動きや需給で判断するのもよしですし、
その背景にある貿易戦争等も含めて判断するのも自由ですが、
現状は単なる一時的なリバウンドに過ぎず、
需給の巻き戻しとも相まったリスクオフとなる可能性が高いので、
せめてシンプルに商いの伴った上昇が「継続」でもしない限り、
引き続き、慎重に構えておきましょう。

新興市場についても、本日はマザーズが年初来安値割れをきっかけに、
売ランスクの奇跡のような切り返しを見せましたが、
メルカリの商いを差し引くと商いはイマイチであり、
本格反発とは言えないので、政策やテーマ株、IPO関連といった
資金の集中している個別はともかく、シンプルに全体感として見るならば、
商いの伴った上昇が「継続する」までは、慎重に構えておきましょう。
言っても海の向こうや国内主力大型株のリスクオフ色が強くなると、
リスク資産の象徴である新興市場が過度に売られるのも相場の常ですから、
海の向こうも含め落ち着くまでは、くれぐれもお気を付けください。

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