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不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
パワー無き楽観のままヤマ場へ・・・
こんばんはです。

週末のG7はトランプを囲む会と化したようで・・・

g7.png

トランプマンとメルケルおばさんが殴り合いになったのか知りませんが、
ラガルドおばさんが仲裁に入ったかのような写真もあり、

g71.png

トラ「あの生意気なおばはんを何とかしてくれよ」
ラガ「そんなこと言うたらアカン」
メル「(あのおっさん、また何か言うてんのか・・・)」

てな感じで、恣意的に切り取られたような絶妙な写真に溢れたG7でしたが、
写真はともかく、肝心の貿易戦争が何も解決してないのに
市場では無事に?波乱なく?通過したとの解釈だそうです・・・(笑)

共同声明すらも、みんなの前では合意したように思わせといて、
カリアゲとのデートを優先してG7を早退したトランプマンが、
デートをするシンガポールに向かう機上から、
共同声明なんか知るかボケ!とばかりのツイート・・・
独仏加に向かっての悪口ツイート・・・
面と向かって言わないのか・・・
というSNSではありがちなツッコミをしたい所ですが、
国際政治においても、こんなことをやってしまうのですから、
おもろいおっさんですなぁ・・・やなくて、
貿易戦争の影響って大丈夫なのでしょうか?

毎度のトランプディールを繰り出しているだけで、
どうせ譲歩するんでしょ?とタカを括っているのでしょうか?
そもそも影響は軽微ということなのか?まさかの織り込み済みなのか?

トランプマンは以前にも言った通り、
米国にとってジャイアン関税は長期的に恩恵があるからこそ、
市場が一時的に悲鳴を上げるのを承知の上でやりまっせ!
と言っており、十中八九は今秋の中間選挙に向けてのジャイアン関税なので
G7での行動も然り、トランプマンが譲歩するとは思えないのですが・・・

しかも譲歩せずにジャイアン関税に踏み切り、
関税対象国も対抗して報復措置に踏み切る貿易戦争へと突入すれば、
とてもやないけど軽微とか織り込み済みとは思えないのですが・・・

とは言っても、関税対象国の報復措置が発動されるまでとか、
最大の敵である中国に対する関税の詳細が発表される15日までは、
気にしてもしょうがないやんけ!
と言って楽観モードになっているのかも知れまへんけど、
今週は対中関税の発表だけでなく、
そもそもの病である金利上昇アレルギーを引き起こしている?
とも言えるFRBがFOMCを開催し、
追加利上げに踏み切るのか・・・今年の利上げ見通しはどうなのか・・・
足元のマクロ指標が軟調な上に伊政治の混乱も抱えているのに、
出口を示唆するのではないかとの観測が高まっているECB理事会も控え、
欧州と同様、足元のマクロ環境に足踏みが見られ、
(本日の原油在庫ばりにテキトー予想な機械受注は堅調でした)
肝心のデフレ脱却宣言すらもされていないにも関わらず、
先日を含めチョイチョイ減額してくるオペのせいで、
出口観測が漂っている黒田薬局(日銀)会合も控えております。

さらにトラ刈会談も明日に控えており、
中間選挙に向けては、カリアゲに譲歩したような融和ムードよりは、
あえて初っ端からガツンと食らわした方が、
毅然とした強いトランプマンアピールになるのでは・・・
と個人的には思うのですが、今のところは楽観的な観測が支配しており、
貿易戦争の楽観モードほどに異を唱えるつもりもないですけどね。

そしてイタリアの政治リスクについても、
どうにでも解釈できる面はありますが、市場の動きとして見れば、
昨日も書いた通り、週末時点でのイタリアの株と金利は、
騒動が起きた5月下旬の水準に迫っており(南欧も追随の動き)、
イタリアのCDSも上昇、欧州で騒ぎが起きると売られるドイツ銀行も、
史上最安値近辺ですから、これらがさらに悪化するようだと
ほんまの実体経済への影響がどうであろうとも、
市場が騒ぐ口実にはなりますし、悪化の程度次第では、
信用不安を招くことにもなりますので、
ユーロも含むこれらの動きとECB理事会での采配は、
市場が大きく動くきっかけになる可能性は十分に有り得ます。
(本日は反発してますけどね)

以上の通り、実体経済へ影響する肝心の貿易戦争が解決してないだけでなく、
市場が動く口実となる政治面ではトラ刈会談、伊政治劇場の燻り、
金利上昇アレルギーの症状に直結するFOMCでの金融引締め姿勢、
日欧金融政策会合での出口論が注目といった重要イベントが控える中、
金融市場では需給的にも特に米債、ユーロ、原油の巻き戻し余地が大きく、
株式市場は国内外共に薄商いでの高値圏、信用買い残は国内外共に高水準
という状況のまま重要イベントへ突入しそうな動きですが・・・
これらのイベントの影響は軽微とか、織り込み済みとか、
ほんまに大丈夫なのでしょうか(笑)
本日の我が国も今年3番目の薄商いでのペラペラな株高にも関わらず、
市場の空気としては楽観ムードが支配している違和感・・・

もちろんこれら今週に控えるイベントが、
私の心配をよそに悪い結果とはならず、
トランプマンの譲歩を含め全て市場にとって良い結果になれば、
素直にリスクオンとなるでしょうけど、
もし今週のイベントが市場にとって悪い結果になったにも関わらず、
影響は軽微とか織り込み済みとの解釈になり、
金利上昇もしくは適温相場での商いを伴ったリスクオンとなれば、
私の見方が間違っていたと受け止め、頭を切り替えるしかないですけど、
いくら早ければ6月中旬で調整が終わる可能性もあるしていた私としても、
現在の市場の需給面や動き(水準)から見れば、
さすがに調整が終わりどころか、悪材料に敏感に反応するとしか思えず、
今週のいずれかのイベントをきっかけに、
需給の巻き戻しとも相まったリスクオフになる可能性が高く、
当初の予定通り、7月中旬までは期待出来そうにないです。
ヘタをすればセルイン田中邦衛(じゅーん)も・・・
ホタルの季節だけに・・・ただし信用不安でも起きない限り、
需給的には523ショック程の事態にはならんでしょうけどね。

ということで、事が起きるまではフンワリ楽観モードに乗るのも自由ですが
引き続き、今週は慎重に構えておくのが無難です。

新興市場については、相変わらずアテにならん薄商いでの続伸であり、
海の向こうと国内主力大型株がリスクオフとなれば、
リスク資産の象徴である新興市場が過度に売られるのは毎度のことなので、
貿易戦争の行方を始め今週の重要イベントを通過するまでは、
せめて商いの伴った上昇でも継続しない限り、慎重に構えておきましょう。
(不気味に仮想通貨も滑走通貨となっておりますのでね)

そういう意味では薄商いと軟調ぶりの原因が市場で噂されている?
メルカリ上場とライザップ公募による資金の待機だと言うならば、
明日以降から商いが膨らむ可能性もありますが、
リスクの主役は海の向こうなので、くれぐれも御注意を。
ただし今週も含め国会期末(20日)までは政策関連イベントも多いので、
政策やテーマ株等の資金の集まっている個別については御自由にどうぞ。

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コメント

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筋トレーダー | URL | 2018-06-12-Tue 18:10 [編集]
こんにちは。
ブログ楽しく拝見させてもらっています。
写真絶妙ですね、声出して笑ってしまいました笑
筋トレーダーさんへ
マーケット番長 | URL | 2018-06-12-Tue 18:57 [編集]
> こんにちは。

こんにちは。

> ブログ楽しく拝見させてもらっています。


ありがとうございます。

> 写真絶妙ですね、声出して笑ってしまいました笑

お宝写真満載のG7でしたw

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