不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
緊張感に欠けるのも止む無しだけに・・・な週末
こんばんはです。

我らが東京市場を投機用市場かの如くサジ加減で動かす異人さん達ですが、
1月から3月に掛けて日本株をゴリラ売りした後、
4月以降は現物を買うことも売ることもなく、
先物ばかりをイジクリ倒して現在に至っているので、
日本株にとっては本日のMSQが大きな需給の節目イベントであり、
本日は日本独自の動きっぽくも見える軟調な動きではありましたけど、
米株先物を始め海の向こうも同様に動いていたので、
結果的に海の向こう次第という構図に変わりはないでしょうし、
本日の商いからも相変わらず現物よりも先物という動きです。

だからこそ、場中だけでなく引けてからの先物や海外指数の軟調ぶりも、
イマイチ緊張感に欠けるのですが、需給的には株式市場よりも、
債券市場、為替市場、原油の巻き戻しリスクが大きく、
海の向こうの旬のネタは貿易戦争、金利動向であり、
それに関わるイベントが来週以降に控えていることからも、
現在の緊張感に欠ける空気も止む無しであり、
むしろ本番はこれからというオイニーが漂っております。
(来週のイベントの結果次第ですけどね)

ただし本日は、MSQ以外にも国内独自のイベントがあり、
寄り前に発表された1-3月期GDP改定値は、
速報値のマイナス成長からプラスに無理くり上方修正されるかと思いきや、
設備投資以外はマイナス成長のままとなり、
4-6月期もマイナス成長となれば2期連続ですから、
定義上はリセッション入りという称号を得ることになるので、
いくら海の向こうと外国人次第の日本株とは言え、
今後は4-6月の国内経済指標もチラ見する必要があります。

先日も書いた通り、小売企業の5月月次売上高は低調であり、
(ドラッグストアは概ね堅調、外食はマチマチですけど)
前年よりも休日が一日少ないとか天候不良とも言われますが、
本日発表されたマインド指標である5月景気ウォッチャー調査は、
全体としても現状判断DI、先行き判断DI共に悪化しており(50割れ)
特に小売の悪化が目立つので、休日と天候だけが理由とは思えず・・・

てな感じで欧州と同様、国内のマクロ環境が鈍化傾向なので、
海の向こう次第とも言えなくなりつつありますが、
海の向こうでは、国内のマクロ環境と企業業績に影響する貿易戦争
国内マクロ環境を左右する為替市場に影響する米金利(ドル)動向、
それを決める米金融政策動向というのが旬のネタですから、
結果的に海の向こう次第やんけとも言えますけど、
国内の症状確認として国内マクロ指標の横睨みも必要だということであり、
当然ながら症状次第では国内企業業績にも影響することになり、
症状が悪化すると今期減益見通しが保守的という見方も剥落し、
それこそトヨタが決算会見で言ってた「背伸びした今期見通し」発言も、
信憑性を帯びてくることになりますからね・・・

そんな現時点での鈍化傾向が現れつつある国内マクロ環境、
火に油を注ぎ兼ねない海の向こうの貿易戦争、
米国を始めとする金利(金融政策)動向への警戒感が燻っている中、
来週は米金利のサジ加減を決めるFOMC、
日本と同様にマクロ環境が鈍化していることに加え、
政治リスクも抱える欧州でも金融政策を決めるECB理事会がありますが
順番的に大トリとして黒田薬局(日銀)の金玉政策決定会合も控えており
ユルフン全開ハミ金(異次元金融緩和)で据え置くのか、
現在のデフレ脱却にも至ってないことも含む国内マクロ環境、
海の向こうの火に油を注ぎ兼ねないリスクも無視して、
フンドシ引き締め(テーパリング)を示唆するのか注目です。
(ECB理事会も同様です)

そして臭い物に蓋をしたままとなっている貿易戦争についても、
今夜からのG7サミット、15日が期限の対中関税の詳細発表を控え、
現時点では戦争を仕掛けた側であるトランプマンの強硬姿勢に変わりはなく
ツイッターでの挑発までしている始末であり、
他のG6各国も激おこであり、屈する気配も見られません・・・

昨夜トランプマンと会談した安倍ちゃんマンが、
貿易戦争回避に向けてなだめることも期待しましたが、
対米投資も含めた手土産を持っていたにも関わらず、
残念ながら対日関税も含めてトランプマンの強硬姿勢に変わりはなく、
拉致問題への協力を得ただけという感じなので、
貿易戦争についてはG7サミットと対中関税の結果次第となりそうです。

ということで、今夜から来週のメガ盛りイベントを待つばかりなので、
本日はこれにて失礼します。

良い週末をお過ごしください。

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