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不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
大丈夫なのか状態は継続中
こんばんはです。

本丸の貿易戦争リスクが米vsEU・加・メキシコ間で再燃し、
対日関税はそのまま、輸入自動車関税にも譲歩する様子はなく、
肝心の米中通商協議も4日まで開催中・・・大丈夫なのでしょうか(笑)

欧州政治リスクについても、パスタの国ではポピュリズム連立政権が、
反EU・ユーロのコンテ氏を首相候補として擁立したのに対し、
承認権限のあるマッタレッラ伊大統領がちょっと待ったレッラとなったのに
バカンスとW杯を邪魔される真夏の再選挙が嫌だったからなのか、
急転直下でコンテ政権を容認するテンテコ舞いな決断を下し、
パスタの国の政治リスクは落ち着いたとの解釈だそうですが、
反EU・ユーロ派の首相で大丈夫なのでしょうか(笑)

何やらパスタ国民の世論調査ではEU・ユーロからの離脱に対して、
反対する意見が多いので、首相が反EU・ユーロ派であろうとも、
連立政権がポピュリズム(大衆迎合)政権ですから、
まさに国民の意見を尊重するということで、
EU・ユーロからの離脱は無いという解釈なのでしょうか・・・(笑)

そして南欧重債務国の一角であるパエリアの国においても、
今夜には牛追い祭ならぬラホイ追い祭(不信任決議案)が開催され、
先週までは否決されると言われていたのに、
かつて起きた南欧諸国間に拡がる連鎖反応のように伊に触発されたのか、
急速に可決の可能性が高いと報じられており、大丈夫なのでしょうか(笑)

昨日も書いた通り、ユーロ買いポジが過去最高水準だったところに
陰謀の様なタイミングでこのような欧州政治リスクが高まり、
足元では巻き戻しのユーロ安が進んでいたので、
お馴染みの茶番ババンバンバンの欧州政治騒動にも見えたりするので、
以上の様に謎であろうと欧州政治リスクの落ち着きという解釈と共に、
巻き戻しのユーロ安も落ち着く可能性もありますけど・・・

そんな動きを察したからなのか、巻き戻しが不十分だからなのか、
ここにきてリスク(口実)と言えば右に出る者が居ないくらいの
スットコドイツ銀行がヤバイんじゃね?とのすっぱ抜き報道爆弾を投下・・

なんでしょう・・・トランプマンがEUへ関税を強いる代わりに、
欧州輸出企業には追い風のユーロ安を容認するとの密約でもあるのか、
トランプマンが忠犬と化しているパウエルおじさんに電話して、
「ちょっと一発、ドイツ銀がヤバイネタをマスコミにリークしてくれ」
ついでに米格付け機関のサジ加減&プアーズ(S&P)にも電話して、
「ちょっと一発、ドイツ銀を格下げしといてくれ(実際に格下げ)」
と頼んだのでしょうか・・・(笑)

そうなると・・・我が国に対しても、
関税を強いる引き換えに円安を容認してくれる密約があるのか?
と言えば、御存知の通り、本日は我らが黒田ドラッグ(黒田日銀)が、
このタイミングでお薬(オペ)減額に踏み切ったということは、
そんな密約があるのではなく、表向きはイールドカーブコントロール、
本音は開催中のG7財務相・中銀会合、来週末開催のG7サミットを前に、
世界中が脱ドラッグ(金融引締め)へ向かっとるのに
いつまで薬漬けによる通貨安誘導しとるねん!という批判をかわすためか、
単に脱ドラッグに乗り遅れまいと、ステルステーパリングをやっているのか
という感じなので、円安容認の密約感はありません。

以上の通り、旬のリスクである貿易戦争、欧州政治については、
大丈夫なのでしょうか?という疑問しかない状況であり、
リスクマネーの動きと物価にも大きく影響する原油の減産緩和観測も継続中、
そもそもの病である金利上昇アレルギーは克服されておらず、
需給面でも米債券売り、ユーロ売り、原油買いのポジが、
鬼のように積み上がっていたところに、
陰謀かのようなタイミングで需給環境にも符合する旬のリスクが発生し
足元では巻き戻しの米債券買い(米金利低下)、ユーロ高、原油安と共に、
ドル高、株売りという状況が、昨夜の米国市場まで続いていたのですが・・

本日の我が国では、パスタの国に対する謎のポジティブ解釈きっかけなのか
MSCIリバランス明けと月初の買いなのかわかりまへんけど、
商いはイマイチながら日経平均は小幅安となり、
TOPIXは小幅高とマチマチの動きで終え(新興市場もマチマチ)、
日本時間の海の向こうでも中国株は軟調だったものの(アジア株マチマチ)
米株先物は堅調、原油も踏ん張っており、現在の欧州市場も堅調なので、
為替市場も含めてリスクオフ感はなく、巻き戻しの動きも一服しております。

需給的なガス抜きについては、ポジションを確認しないとわかりませんが、
この程度でガス抜きが終了したとも思えないですし、
それの口実となる先に述べたリスクも大丈夫なのでしょうか?状態であり、
肝心の貿易戦争については、トランプマンは以前にも言っていた通り、
市場が一時的に悲鳴を上げるのは承知の上で、
長期的にアメリカンファーストな恩恵となる関税はやりまっせ!
との姿勢を有言実行で貫いているだけであり、
今秋の中間選挙と来週から本格化する予備選を控えている状況では、
パワハラ関税を譲歩するとも思えないだけに、
本日は昨日に続き、束の間の平和に過ぎないとしか思えないです。

あくまで需給面で見れば、5.23ショック程のガスも溜まってないので、
ガス抜きの巻き戻し&フルゴリラリスクオフとなっても、
523ショック程の下げになる可能性は低いですけど、
米中通商協議決裂とかユーロ解体観測とかドイツ銀行がほんまに破綻すると、
需給だけではないリスクオフとなってしまいますけどね。
(本日のドイツ銀行は史上最安値近辺、CDSも高止まり中です。)

あっ、まさかとは思いますけど、薬漬けの低金利状態の我が国において、
ミニサブプライムのようなレオパレスショックとか、
ミニリーマンショックのようなスルガ銀行ショックが起きると・・・
さすがに市場全体のショックにまではならないですかね(笑)

まぁとにかく、現在の動きとしてもリスクオンとまでは言えず、
商いもイマイチであり、適温相場だったとしても動きはチグハグであり、
需給面、リスク面からも束の間の平和に過ぎない状況なので、
来週の見通しについては、今夜の雇用統計を含む海の向こうを見極めた上で
改めて週末の記事で書きます。

良い週末をお過ごしください。

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