不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
薄商いの巻き戻しからあれやこれやとトッピングされ・・・
こんばんはです。

昨夜は何だかんだ世界をサジ加減で動かしている米英がお休みだったので、
日本株は本日もヘタレ商いとなり、売りゴリラ感はありまへんけど、
動きとしては、円買いと共に先物主導の巻き戻しが続いており、
鬼(米英)が起き出す今夜以降、薄商いでの単なる需給の巻き戻しから、
フルゴリラリスクオフとなりそうなオイニーは漂っております。

それにしても無罪放免になりそうな勢いのカリアゲリスクが再び和らいだり、
国内では骨太の方針が発表され、働き方改革法案の採決も31日に控え、
IR法案の審議入り等、政策ネタも盛り沢山なのですが、
残念ながら市場はシカトしていおります・・・

足元では円高進行と共に業績上振れ期待も萎みつつあり
(今期企業想定為替レート平均は1ドル約107円、1ユーロ約130円)
政治面ではやはり一杯のモリそばカケそば問題ではなく、
個人的には消費税増税がよろしくないと思うばかりです。

いくら骨太の方針に消費税増税対策を盛り込むとは言え、
海の向こうは米国を始め減税ブームすら起きつつあるのに、
デフレ脱却宣言すらもしてない我が国では消費税増税って・・・
日出る国やなくて悪い意味で秀でる国に見えてしまいますからね。

ほんとに安倍ちゃんマンはよくやってると思うのですが、
消費税増税だけは正気の沙汰とは思えないです。
個人的にも楽しみで仕方ない東京五輪までは、
何としてでも景気を腰折れさせないで頂きたいだけに、
自民党総裁選以降、消費税増税をシレっと撤回することを期待します。
何やったらフルゴリラリスクオフとなって、
リーマンショック級の事態やから・・・と言ってくれてもいいので(笑)
(需給的には523ショックほどにはなりそうにないですけどね)

以上の通り、国内では潜在的&長期的な悪材料は気になるものの、
国内の好材料にはフル無視状態なので、
現在の単なる需給の巻き戻しがフルゴリラリスクオフモードになるのか、
まさかの金利上昇アレルギーも克服したようなフルゴリラリスクオン、
上値が限定的に過ぎない適温相場での反発モードになるのかは、
海の向こう次第という状況です。
(しつこいようですが、フルゴリラリスクオフとなりそうですけどね)

そんな海の向こうでは、市場の動きとしても、
現在は需給面での巻き戻しが起きている上に(特に米債と原油とユーロ)、
リスク面においても、現在は米金利低下で発病してないものの、
そもそもの病である金利上昇アレルギーは克服しないまま、
貿易戦争リスクは何ら解決しておらず、欧州では伊のズンドコ政治劇場、
スペインでも政治が少々揉めていることで、
南欧を除く先進国では債券買い株売りというベタなリスクオフモード、
円はお馴染みのリスク回避な円高となっているのですが、
伊とスペインの政治騒動に加え足元の欧州マクロ指標が軟調なこともあり、
ユーロ安(南欧金利上昇(債券安)も)が加速していることで、
ドル安でのリスクオフではなく、ドル高版リスクオフとなっており、
ただでさえ減産緩和観測もある原油にはドル高が重石となり、
新興国もドル高による資金流出を加速させることになり、
世界的な悪循環(マネーの逆回転(巻き戻し))となっております。

見ての通り、足元で過熱していた需給面での巻き戻しと一致するように、
都合よくと言うか・・・口実探しと言うか・・・悪材料探しと言うか・・
妙にタイミングが良く悪いこと(リスク)が重なっているので、
単なる需給の巻き戻しだった動きにリスクがトッピングされ、
フルゴリラリスクオフモードとなりそうな状況ですので、
海の向こう次第状態の我が国も同様となりそうです。

従って需給のガス抜きが終わることも重要ですけど、
口実となっているリスク面も落ち着くか、
せめてリスクや金利上昇アレルギーにも屈しないマクロ面と企業業績やで!
という土台部分の強さを示さないことには、
フルゴリラリスクオンどころか適温相場すらにもならないので、
今週発表される月初恒例のテンコ盛りな米経済指標、
足元で軟調な結果が続いている欧州経済指標という土台部分の確認、
口実となっているリスク面では、貿易戦争動向、伊とスペインの政治情勢、
原油動向、新興国の資金流出動向、カリアゲマンリスク動向、
これらが解決するのか、落ち着くのか、確認が必要でおます。

ちなみにイタリアの政治リスクだけが旬のリスクだったとしても、
かつてのギリシャのような財政(ソブリン)リスクが高まるだけならば、
果敢に悲鳴に立ち向かうのもアリかも知れませんけど、
まだ伊の国内にある腐ったミカン(債務)の処理はしてないわけですし、
EUだけでなくユーロから離脱なんて「観測」だけでも高まると、
ECBも直接的な腐ったミカンの処理や支援も出来なくなり、
かといって銀行監督権を統括してしまったばっかりに、
ユーロ圏の銀行には満遍なく腐ったミカンが配られることにもなります。

さらに通貨の異なる英がEUからトンズラするのとは違うので、
イタリアと同規模の国がユーロに加盟でもしないことには、
物理的にも通貨ユーロの価値が落ちてしまうわけですから、
ブレグジットやギリシャ騒動よりも厄介とは言えますし、
まさかとは思いますけどスペインまでが同様の騒ぎへと発展すると、
なかなかのインパクトにはなりそうですが・・・

かと言って、欧州の政治リスクが一時的だったとしても、
肝心の貿易戦争リスクは続いており、主役の米中通商協議は2-4日、
対EU等への米関税の猶予期限は1日であり、
しかもトランプマンには譲歩する様子もなく、対日関税にも変わりはなく、
御存知の通り、輸入自動車関税まで示唆しており、
(日欧中・新興国はWTOへの提訴と報復措置を打ち出しております)
来週以降、中間選挙に向けた各州での予備選も本格化するだけに、
このタイミングでトランプマンが譲歩するとも思えないですから、
今週は雇用統計を始め米マクロ指標が堅調だったとしても、
これらの口実となっているリスクが落ち着かないことには、
中間選挙等の政治事情や需給面からも、今の流れが止まりそうにもないです

ということで、これらのリスクが落ち着き、
まさかのフルゴリラリスクオン(米金利上昇・ドル高・米株高・油高)
もしくは適温相場(米金利下げ止まり、ドル一服、米株高、油高)
といういずれかのモードで商い伴った反発が「継続」でもしない限り、
引き続き、慎重に構えておきましょう。

新興市場についても同様であり、週初に書いた通りですから、
資金の集中している政策やテーマ株で勝負するのは自由ですが、
(今週は政治的に政策ラッシュとなりそうな一週間ではありますけどね)
新興市場全体としては、引き続き慎重に構えておきましょう。

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