こんばんはです。
国内がアメフトのパワハラタックル祭とモリソバカケソバ祭に興じる一方、
海の向こうではアメ太(トランプマンとカリアゲマン)会談中止騒動、
トランプマンのパワハラ関税、トルコを始め新興国からの資金ヌケヌケ騒動
パスタの国の政治騒動、、中東の地政学リスクなど、
報じるべきことが盛り沢山なのですが、
国内のTVやマスコミは興味がないようで・・・
しかもこの絶妙なタイミングを想定していたからなのか、
プーチン大魔王とザキトワ姫を訪ねている安倍ちゃんマンすらも
タックルとモリカケにはニュースで勝てない異常事態に・・・(笑)
そりゃあ平和の裏返しとも言えますけど、
ほんまの平和に影響するカリアゲマンリスクも再燃しており、
経済がしっかりしているからこその平和なのですから、
トランプマンの日本に対する自動車・鉄鋼・アルミのパワハラ関税は、
もう少し深刻に受け止めて報じて頂きたいものです。
とか言いながら、シビアに現実を見ているはずの市場においても、
昨夜は英欧株の商いが膨らみ、アメ太会談中止を受けた米株についても、
一時的に大きく下げたものの、商いは減少しており、
太っちょカリアゲの隣国である日本株も本日は薄商いだったので、
今のところ太っちょカリアゲリスクに対する緊張感はありまへん。
しかしながらトランプマンのパワハラ関税については、
日本だけでなく中国、6月1日まで猶予されている欧州等に対しても、
今のところ柔軟姿勢を示す様子は欠片もないどころか、
新たに輸入自動車への関税引上げまで示唆するパワハラ姿勢を維持しており、
そんなトランプマンに対し、中国と欧州だけでなく子分である日本までが、
WTOへの提訴と共に報復措置を打ち出している状態ですから、
世界的な貿易戦争リスクの解決には程遠く、むしろ悪化しており、
織り込まれているとも思えないのですが・・・
そして先に述べた他のリスクも燻ったままであり、
そもそものリスクというか病である金利上昇・ドル高アレルギーについては
足元の物価とマインド系以外のマクロ指標が堅調(欧州は軟調)
企業業績も堅調(日本は減益見通し)
というようにアレルギーへの耐久力があるとも言えるのですが、
市場の動きにおいては、米金利上昇ドル高に対して、
株式市場、原油を始めとする商品、新興国は、
未だ耐久力を示したとは言えず、むしろアレルギー反応を示しており、
現在はドル高ながら米金利低下という中途半端な適温相場状態なので、
アレルギーへの耐久力を示したとは言えない動きです。
とにかく米金利上昇ドル高アレルギーについては、
ドル高と共に米長期金利が3%を超えてから心配すればいいのですが、
現在の動きを好意的に解釈すれば中途半端な適温相場、
悪く解釈すれば需給的に最も過熱していた米長期債と原油を始め、
需給の巻き戻しが始まっており、先に述べたリスク等によって、
米長期債買い・原油売り(原油はドル高も重石)が更に加速すると
債券買い(金利低下)株売りのリスクオフモードとなります。
(そうなるとさすがにドル安にもなるでしょう。)
つまり米金利上昇・ドル高となれば、アレルギーを発症することになり、
かといって過度に米金利低下となれば、リスクオフを発症するので、
米金利とドルが現在の水準を維持すれば、アレルギーも発症せず、
適温相場と言われながら商いの膨らまない緊張感のない相場となり、
株価も踏ん張りを見せたり、それなりに反発もするでしょうけど、
現在の需給環境を加味すると、反発の上値も限定的でしょう。
ということなので、先に述べたリスクが解決するか、
金利上昇アレルギーへの耐性の裏付けとなるマクロ・ミクロ環境が、
今以上に堅調なものとなるか、もしくは需給のガス抜きが終わるか・・・
そして金利上昇アレルギー克服ラリーのような動きとならなければ
せいぜいボックス相場が続くだけでしょうし、
先に述べたリスクが再燃するようだと、
需給の巻き戻し(ガス抜き)とも相まったリスクオフとなるでしょう。
来週は月初恒例の雇用統計を始めとする米マクロ指標特盛りウィークなので
どれもこれも堅調な結果となり、それを受けて米長期金利とドルが上昇し、
株式市場、原油(商品)、新興国が悲鳴を上げなければ、
金利上昇アレルギー克服ラリー(リスクオン)となる可能性もありますが、
ミクロ面である企業決算は国内外共に7月中旬以降ですし、
これらマクロ・ミクロに影響する貿易戦争については、
先に述べた通り、解決して(織り込まれて)ないので、
貿易戦争の最終的な概要と方向性が見えてくる6月(FOMCもある)、
もしくは企業決算シーズンの7月までは、
目先ではリスクオフも覚悟しつつ、
良くてもBOX圏での調整モードが続くと見ておきましょう。
(今夜のパウエルおじさんも期待は出来ないでしょう)
単純に今から中間選挙まで走り切れるとは思えないですし、
だからこそカリアゲネタも入れながら、
今は貿易戦争リスクや地政学リスク等で市場が悲鳴を上げようとも、
(トランプマン自身は市場のリスクは承知とも言っているのでね)
夏頃に「見ての通り、ワシのアメリカンファーストは有言実行や!」
とドヤ顔をしながら秋の中間選挙まで株高と共に突っ走る方が、
トランプマンにとっては都合がいいでしょうからね。
安倍ちゃんマンにとっても9月に総裁選が控えているので、
今から突っ走って息切れするよりは、
夏から景気よく突っ走る方が好ましいでしょうしね。
(電撃訪朝と拉致被害者救出のニオイも漂ってますしね)
以上の通り、先行きも見据えながら現状を見る限り、
目先については厳しい(調整が続く)ということです。
とりあえず目先の見通しについては、
今夜の海の向こうの動きを見極めた上で、改めて週末の記事で書きます。
良い週末をお過ごしください。
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国内がアメフトのパワハラタックル祭とモリソバカケソバ祭に興じる一方、
海の向こうではアメ太(トランプマンとカリアゲマン)会談中止騒動、
トランプマンのパワハラ関税、トルコを始め新興国からの資金ヌケヌケ騒動
パスタの国の政治騒動、、中東の地政学リスクなど、
報じるべきことが盛り沢山なのですが、
国内のTVやマスコミは興味がないようで・・・
しかもこの絶妙なタイミングを想定していたからなのか、
プーチン大魔王とザキトワ姫を訪ねている安倍ちゃんマンすらも
タックルとモリカケにはニュースで勝てない異常事態に・・・(笑)
そりゃあ平和の裏返しとも言えますけど、
ほんまの平和に影響するカリアゲマンリスクも再燃しており、
経済がしっかりしているからこその平和なのですから、
トランプマンの日本に対する自動車・鉄鋼・アルミのパワハラ関税は、
もう少し深刻に受け止めて報じて頂きたいものです。
とか言いながら、シビアに現実を見ているはずの市場においても、
昨夜は英欧株の商いが膨らみ、アメ太会談中止を受けた米株についても、
一時的に大きく下げたものの、商いは減少しており、
太っちょカリアゲの隣国である日本株も本日は薄商いだったので、
今のところ太っちょカリアゲリスクに対する緊張感はありまへん。
しかしながらトランプマンのパワハラ関税については、
日本だけでなく中国、6月1日まで猶予されている欧州等に対しても、
今のところ柔軟姿勢を示す様子は欠片もないどころか、
新たに輸入自動車への関税引上げまで示唆するパワハラ姿勢を維持しており、
そんなトランプマンに対し、中国と欧州だけでなく子分である日本までが、
WTOへの提訴と共に報復措置を打ち出している状態ですから、
世界的な貿易戦争リスクの解決には程遠く、むしろ悪化しており、
織り込まれているとも思えないのですが・・・
そして先に述べた他のリスクも燻ったままであり、
そもそものリスクというか病である金利上昇・ドル高アレルギーについては
足元の物価とマインド系以外のマクロ指標が堅調(欧州は軟調)
企業業績も堅調(日本は減益見通し)
というようにアレルギーへの耐久力があるとも言えるのですが、
市場の動きにおいては、米金利上昇ドル高に対して、
株式市場、原油を始めとする商品、新興国は、
未だ耐久力を示したとは言えず、むしろアレルギー反応を示しており、
現在はドル高ながら米金利低下という中途半端な適温相場状態なので、
アレルギーへの耐久力を示したとは言えない動きです。
とにかく米金利上昇ドル高アレルギーについては、
ドル高と共に米長期金利が3%を超えてから心配すればいいのですが、
現在の動きを好意的に解釈すれば中途半端な適温相場、
悪く解釈すれば需給的に最も過熱していた米長期債と原油を始め、
需給の巻き戻しが始まっており、先に述べたリスク等によって、
米長期債買い・原油売り(原油はドル高も重石)が更に加速すると
債券買い(金利低下)株売りのリスクオフモードとなります。
(そうなるとさすがにドル安にもなるでしょう。)
つまり米金利上昇・ドル高となれば、アレルギーを発症することになり、
かといって過度に米金利低下となれば、リスクオフを発症するので、
米金利とドルが現在の水準を維持すれば、アレルギーも発症せず、
適温相場と言われながら商いの膨らまない緊張感のない相場となり、
株価も踏ん張りを見せたり、それなりに反発もするでしょうけど、
現在の需給環境を加味すると、反発の上値も限定的でしょう。
ということなので、先に述べたリスクが解決するか、
金利上昇アレルギーへの耐性の裏付けとなるマクロ・ミクロ環境が、
今以上に堅調なものとなるか、もしくは需給のガス抜きが終わるか・・・
そして金利上昇アレルギー克服ラリーのような動きとならなければ
せいぜいボックス相場が続くだけでしょうし、
先に述べたリスクが再燃するようだと、
需給の巻き戻し(ガス抜き)とも相まったリスクオフとなるでしょう。
来週は月初恒例の雇用統計を始めとする米マクロ指標特盛りウィークなので
どれもこれも堅調な結果となり、それを受けて米長期金利とドルが上昇し、
株式市場、原油(商品)、新興国が悲鳴を上げなければ、
金利上昇アレルギー克服ラリー(リスクオン)となる可能性もありますが、
ミクロ面である企業決算は国内外共に7月中旬以降ですし、
これらマクロ・ミクロに影響する貿易戦争については、
先に述べた通り、解決して(織り込まれて)ないので、
貿易戦争の最終的な概要と方向性が見えてくる6月(FOMCもある)、
もしくは企業決算シーズンの7月までは、
目先ではリスクオフも覚悟しつつ、
良くてもBOX圏での調整モードが続くと見ておきましょう。
(今夜のパウエルおじさんも期待は出来ないでしょう)
単純に今から中間選挙まで走り切れるとは思えないですし、
だからこそカリアゲネタも入れながら、
今は貿易戦争リスクや地政学リスク等で市場が悲鳴を上げようとも、
(トランプマン自身は市場のリスクは承知とも言っているのでね)
夏頃に「見ての通り、ワシのアメリカンファーストは有言実行や!」
とドヤ顔をしながら秋の中間選挙まで株高と共に突っ走る方が、
トランプマンにとっては都合がいいでしょうからね。
安倍ちゃんマンにとっても9月に総裁選が控えているので、
今から突っ走って息切れするよりは、
夏から景気よく突っ走る方が好ましいでしょうしね。
(電撃訪朝と拉致被害者救出のニオイも漂ってますしね)
以上の通り、先行きも見据えながら現状を見る限り、
目先については厳しい(調整が続く)ということです。
とりあえず目先の見通しについては、
今夜の海の向こうの動きを見極めた上で、改めて週末の記事で書きます。
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