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不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
やっとこさな本日
こんばんはです。

本日の日経平均は270円安(1.18%安)に過ぎないながらも、
足元の日本株はボラ(魚)の季節なのにボラなし、薄商いでのヒョロ上がり、
というペラペラのお気楽モードに馴れてしまっていただけに、
前場の急降下を見て思わず523ショック・リターンズか・・・
と無駄にアドレナリンが放出しそうになりましたが、
後場はアドレナリン放出どころか屁こいて寝てるような揉み合いで終了。

5月第2週まで南蛮人が、6週連続で日本株を買い越していたものの、
現物買いは乏しく、先物での買い越しがほとんどであり、
円の巻き戻し(円安)と共に、
裁定買い残も急速に約2.7兆円まで積み上げながら、
現物もヒョロ上がりしていたので(信用買い残も高水準)、
本日の先物きっかけ&主導での下げからの円ゴリラ(円高)を見ると、
単なる需給の巻き戻しと言えますが、
商いについては、先物だけでなく現物の商いもやや増加しており、
本気の売りゴリラな巻き戻し姿勢が、
垣間見えるというか初動のような動きです。

以上のように国内目線だけで見れば、
裁定買い残が3月安値水準の約1.3兆円あたりまでは、
円ゴリラ(円高)と共に先物主導で日本株売りが続きそうですが、
動くきっかけとなる主役は米国を始めとする海の向こう次第であり、
特に先物のサジ加減を決める南蛮人と日本株に影響する為替市場(円)は、
黒い巨砲でもぶっ放されるか、安倍ちゃんマンが消費税でも撤回するか、
需給も呑み込むゴリラ商いでの現物主導の日本株買いにでもならない限り、
海の向こう次第ですから、反転するきっかけとしても、
当面は海の向こう次第と見ておきましょう。

そんな海の向こうについては、足元の需給環境としても、
為替市場はドル高余地が大きい需給環境ではありますが、
特に米債券と原油はいつ巻き戻しが起きてもおかしくない状況であり、
米株も日本株と同様、信用買い残は高水準ですから、
市場の空気を決めるとも言える米株と原油が、
米金利上昇、ドル高に対してアレルギー反応を起こして売られると、
一気にリスクオフムードが高まるので、
安全資産ながら高利回りとなっている債券が買われ(金利低下)、
リスク資産の株が売られるベタなリスクオフの動きとなり、
金利低下ながらも需給要因でドル高が続いたとしても、
原油と商品には重石となり、新興国の資金流出も続く悪循環となり
円はドル高であろうとも恒例のリスク回避な円最強高となり、
日本株も売られることになります。

現時点(18時)においては、米金利の低下が限定的なので、
ゴリゴリのリスクオフ感はありませんが、
それ以外のものは上記の通りの動きでの巻き戻しとなっているので、
これが続くと、米金利低下(債券買い)も加速してのゴリゴリリスクオフが
遅かれ早かれやって来ることになります。

それの動きのきっかけ(口実)となるものは、
根本的な病は金融引き締めとインフレ懸念を含む金利上昇アレルギーですが
アレルギー耐性の土台となるマクロ・ミクロに悪影響を及ぼす材料としては
貿易戦争リスク、中国を含む新興国の資金流出リスク、
単なるリスクオフきっかけ(口実)材料としては、
伊を始めとする欧州政治リスク(欧州にはマクロ・ミクロへの影響も)、
イランを始めとする中東の地政学リスク、カリアゲマンの地政学リスク、
セクターとして巨大すぎるが故のIT・ハイテクへの逆風リスク、
国内では円高が進むと、業績上振れ(増益転換)期待の剥げ落ちリスク、
もはや関心はないですけど一応、政治スキャンダルリスク、
といったところです。

しかも昨夜は巻き戻しのタイミングに合わせたかのように、
トランプマンが中国との通商協議にケチを付けていたり、
日欧韓に対する関税への強硬姿勢も見せたり、
それに対して日中欧が対抗措置を用意していたりと貿易戦争が再燃しており
さらにトランプマンはイランへの制裁、ベネズエラとトルコへの制裁、
カリアゲマンとの首脳会談もちゃぶ台返しするぞと言ってみたり、
伊ではEUだけでなくユーロからも離脱しそうな政治リスクは継続しており
ここに来てリスクオフの材料(口実)が噴き出しつつありますので、
これらが落ち着かないことには、今夜のFOMC議事要旨が、
いくら強気な姿勢と言うか金融引締め(金利上昇)を正当化する内容でも
無理矢理な金融引締めだとケチを付けられそうであり、
かとって市場にやさしい金融引締めを鈍化させる内容だったとしても、
FRBは弱気に転じるくらいヤバイのかと言われかねないので、
いずれにせよ米債券買い(金利低下)によるリスクオフモードは、
止まらない可能性は高いです(今夜は米債入札もあります)

ということで、先に述べたリスクオフ材料(口実)が落ち着くか、
(主にトランプマン次第ですけどw)
週末のパウエルおじさん(FRB議長)が火消しするなりしないと、
今夜以降から週末の他のイベント等では落ち着きそうにはないです。

市場の動きとしても、米金利が過度に低下も上昇もしないことが重要ですが
まずは市場の空気を変えるためにも米株が落ち着くことが重要です。
(トルコ等の新興国の悲鳴も落ち着くこと)
我が国も主役の先物売り・円買いモードが止まることが先決ですが、
それなりの商いを伴った反発が継続するまでは慎重に構えておきましょう。

新興市場については、繰り返し書いている通り、
海の向こうと国内が本格的なリスクオフとなれば、
リスク資産の象徴の様な新興株(米ハイテクや仮想通貨も)は
過度に売られることになるので(ちなみに本日は商いの伴った反落です)、
資金の集中している政策・テーマ関連株はともかくとしても、
新興市場全体としては、国内主力大型株以上に慎重に構えておきましょう。

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