不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
懲りない目線
こんばんはです。

今年5番目の薄商い、TOPIXはほぼ横ばいの小幅安ながら、
日経平均はピロピロと続伸・・・

私は当然ながら王者の風格で・・ではなく指を咥えて見ておりました(笑)

そんな私はともかくとして、
足元では米長期金利は低下しているものの、
過去最高水準だった投機筋のユーロ買いの巻き戻しとも一致するように、
欧州ではパスタの国で良からぬ徒党を組み始めている上に、
足元のマクロ指標の悪化も続いていることでユーロ安が進んでおり、
さらに投機筋が買い越し状態だったポンドと円の巻き戻しも加わり、
結果的にドルゴリラ状態となっております。

本日についてはドル高・ユーロ安だけでなく円最弱安となっていた上に、
朝からダウ先も米中通商協議をきっかけにピョーンと跳ね上がったことも、
日本株の追い風になったと言えますが・・・

しつこいようですが、大丈夫なんでしょうか・・・(笑)

たしかに米中通商協議は、肝心の関税引き上げについて、
米国側が当面見送ることを決めたので、
貿易戦争再燃と言うよりは、良い方向へ前進したと言えますけど、
中国側は貿易黒字削減には合意してないとか、ZTEへの制裁等、
未解決な点も多く、本日には米財務省が中国からの投資規制について、
取りまとめを発表するとか(見送りになった可能性も)
欧州や韓国等に対する関税は、猶予期間としている6月1日以降、
どうなるのかは現時点では決まっておらず、
米国内で行っている輸入関税に対する企業を含む民間への聞き取り調査は、
22日が期限であり、それを踏まえた上でトランプマンが、
輸入関税の最終判断を下す予定であり
(手続き上は23日以降から可能ですが、実質的には6月以降?)、
米中だけではない世界的な貿易戦争懸念は払拭されたとは言えないです。
(我が国への関税に至っては何も変わっておらずw)

そもそもこれまでのトランプマンは、
掲げた公約を有言実行することで支持率を得て来ただけに、
中間選挙を前にアメリカンファーストの象徴でもある通商協議において、
最大の難敵でもある中国に対して、
譲歩姿勢のままで終わるとは思えないのですが・・・

以前にもトランプマンは、長期的には恩恵があるからこそ、
一時的には市場が悲鳴を上げることも覚悟の上で、
パワハラ関税を貫くと言っていたわけですからね・・・

もし中間選挙に勝つメドが立ったのであれば、
波風を立てるよりも柔軟姿勢のまま中間選挙へ突入するでしょうけど、
足元の支持率は回復しているとは言え、勝つメドが立つほどでは・・・
そういえばロシア疑惑の捜査が9月で終結となり、
トランプマンの起訴も断念したとも言われているので、
それが勝つメドが立ったということなのか・・・

そしてこういった貿易戦争懸念がほんまに払拭されたとしても、
米金利上昇・ドル高が加速した場合、市場では米株・原油(商品)、
米国のマクロ環境と企業業績という実体経済、中国や新興国からの資金流出
といった金融市場と実体経済における金利上昇ドル高アレルギーが、
再発せずに耐えられるほど堅調なのかも現時点では未知数と言えます。
米国には減税効果があるとは言え・・・

市場における需給環境についても、冒頭で書いたことに加え、
前日の記事でも書いた通り、ドル高余地だけはあれど、
特に米債券、原油を始め、いつ巻き戻しが起きてもおかしくないだけに、
需給も呑み込むニューマネーを含むゴリラ商いならばまだしも、
薄商いが続くようだと巻き戻しのリスクが高いとしか言えない状況です。

我が国については、現在は円安による国内企業業績の上振れ期待に加え、
多少なりとも正常化しつつある国会と野党のポンコツぶりによって、
政策期待が高まっていることで、日本株を押し上げていることもあり、
すっかり海の向こうの懸念材料ばかりを書いている感もありますが、
日本株は世界の景気敏感株であり、為替も含め海の向こう次第なので
黒ちゃんバズーカでも炸裂するなり、消費税でも撤回されない限り、
海の向こうには抗えないですし、足元の国内の需給環境も、
急速に巻き戻し余地が拡大しているだけに、海の向こうと同様、
薄商いが続くようだと巻き戻しのリスクが高い状況でおます。

ということなので、海の向こうが米金上昇・ドル高に対して、
商いの伴った米株高、原油も崩れないフルゴリラリスクオンとなれば、
伊情勢とユーロ圏の低調な経済指標による過度なユーロ安を始め欧州市場、
避けられない新興国の資金流出と中国動向を横睨みしつつも、
素直に波に乗ればいいいでしょうし、
米金利がリスクオフのような過度な低下ではなく程よい低下、
もしくは横ばいとなり、ドル高も加速せず、米株高・原油も崩れない
という適温相場となった場合は、商いを伴うようであれば、
あれこれ考えずに素直に乗ればいいですが、
薄商いでの適温相場は、巻き戻しリスクは覚悟の上で波に乗ればいいです。

当然ながら私としては、言い続けてたらアホでも当たるやろ状態なので、
説得力はありませんけど、懲りずに巻き戻しのリスクオフが、
いつ起きてもおかしくないと見ているので、
引き続き、慎重に構えておくことをオススメしますけどね・・・
(きっかけとなるイベント等は前日の記事で書いた通りです)

新興市場については、本日は商いを伴った上昇だったので、
継続は力なりとばかりに明日も継続するのであれば、あれこれ気にせず、
シンプルに上げゴリモードに転じたと判断するのもアリですが、
海の向こうや国内主力大型株が薄商いでの楽観モードだからこそ、
新興市場が賑わっているのでしょうから、
海の向こうや国内主力大型株が私の想定する巻き戻しのリスクオフとなれば
新興市場は海の向こうのハイテクと同様、
過度に売られることは覚悟の上で立ち回ってください。
資金の集中している個別やテーマ株は御自由にどうぞ。

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