不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
今宵を経たあと・・・
こんばんはです。

本日で決算発表が一巡となり、目からビームを出しながら、
決算を読む日々からも解放されそうですが、
ゴリラ並みだった視力もついに落ちて来たのか、
眼精疲労の蓄積が顕著になりつつあることに衰えを感じるばかり・・・

そんことよりも国内外共に決算発表が一巡となり、
相変わらず堅調だった米企業業績に対して、
我が国は思った程に悪くなかったとか、お得意の保守的予想とも言えますし
現在の為替水準から見れば、上振れ余地もありますが、
今期は減益見通し、昨日時点ながら日経平均のEPSも低下しているので、
決算発表一巡をきっかけに、明日以降の市場でどう判断されるのか・・・

なにより米企業決算が堅調だったので、足元の米金利上昇とドル高に対し、
米株が業績(減税効果を含む)、マインド系指標と物価以外の米マクロ指標
これらを裏付けに耐久力を見せれば(米金利上昇・ドル高・米株高)、
米金利上昇・ドル高による円安を素直に好感する日本株高となりますが、
米株が米金利上昇(ドル高)アレルギーを発症するようだと、
米金利上昇・ドル高になったとしても円最強高・日本株安となりますし、
2月のようにアレルギーを発症すると同時に、
米債券買い(米金利低下)ドル安、米株安
というベタなリスクオフの債券買い(ドル安)株売りとなれば、
お得意のリスク回避な円買いと共に日本株売りとなりますので、
結局は米金利上昇とドル高に対して、米株がアレルギーを発症するのか、
アレルギーを発症せずに克服できるのか次第とも言えます。
(原油も米株と同様でおます)

もしくは米金利が上昇せず、かといってリスク回避な大幅低下にもならず、
米長期金利が3%を超えない程度に推移し、過度なドル高にもならなれば、
御都合解釈な適温相場だと言っての米株高(原油は崩れず)となり、
我が国は程良く円安を維持、日本株高というパターンもあります。

理想(健全)の形としては、金利上昇アレルギー克服ラリーであり、
健全とは思えないながらベターなのは適温相場なので、
国内外共に株高が続くにしても、出来れば前者を期待したいですが・・・

繰り返し懲りずに書いている通り、
私としてはそもそも株高が続くとは思っておらず、
さすがに米トリプル安になるとまでは思いませんけど、
ベタなリスクオフモードになると見ております。

需給的にも米債券と原油はいつ巻き戻しが起きてもおかしくない状況であり
市場の話題としても、金利上昇アレルギー動向に直結する
インフレと中東情勢は旬の話題でもありますし、
利回りとしても株式よりも米債券の妙味が高まっている状況なので、
為替が需給的にはドル高余地が大きい状況(円を含む他通貨安)ながら
米債券、原油と共に米株も巻き戻しが起きてもおかしくないと言えます。
(米株の信用買い残も高水準)

国内についても信用買い残は高水準であり(国内は3.36兆円)、
裁定買い残は過熱圏ではないものの急ピッチで積み上がっており、
先週まで買い越しに転じている外国人も含めた海の向こう次第では
巻き戻す余地は十分にあると言えます。

そして本日は新月という暦上の節目でもありますし(ラマダン入りも)、
最近は風化気味ですが45日前ルールの該当日という需給の節目でもあり
(米国は週末にSQも控えている)
先に述べた企業決算発表が一巡と言うミクロ面での節目でもあります。

さらに今夜はマクロ面では、米GDPの7割を占める消費関連指標である
米小売売上高が発表され(米5月NY連銀製造業、米5月住宅市場指数も)
明日は我が国のGDPの発表、
マクロ・ミクロ両面に影響する貿易戦争についても、
今夜は米通商代表部の関税に関する公聴会だけでなく、
貿易戦争の主役である米中の通商協議が今夜から19日まで開催され、
金利上昇アレルギーの要因でもある米金融政策面においても、
今夜はFRBの副議長と理事候補の指名承認公聴会があり、
リスク面においてもエルサレム騒動を含む中東情勢は炎上しており、
欧州でもイタリアの政治的混乱は継続しております。

以上の通り、今夜までが需給、暦、マクロ、ミクロ、金融政策、リスク、
これら全ての面において、目先のヤマ場であり節目ではありますので、
そもそもの騒ぎ(病状)の主役である金利上昇アレルギーも含めて
明日以降、市場が何事も無かったかのように通過できるとは思えず、
巻き戻しによるリスクオフになると見ているのですが・・・

本日の日本株も一応、それなりに商いを伴った下落ではあり、
18時現在もリスクオフにはなっておりませんが、
米長期金利が3%を超え、ドル高になっており、
それに対して米株先物はやや軟調に推移しているので(原油は堅調維持)、
今夜の米国市場において、イベントがきっかけになるのか?に加え、
そもそもの金利上昇アレルギーが発症してリスクオフへと転じるか注目です。

ということで、私としては明日以降、リスクオフになると見ており、
少なくとも米通商政策の概要が見えてくる6月まで(FOMCもある)、
もしくは次回決算シーズンの7月中旬以降までは、
調整モードが続くと見ているので、
じっくりと決算発表を終えたものを精査しながら、
慎重に構えておくべきだとは思いますが・・・

現時点では説得力がゼロ状態である私の想定通りとはならず、
何事もなく通過するのであれば、週初にも書いた通り、
米長期金利の3%超え(イールドカーブ拡大)
ドル高(円を含むその他通貨安)と共に、
商いを伴った米株高(日米欧株高)、原油維持、
という足元の需給環境も呑み込むフルゴリラな動きとなれば、
理想的な金利上昇アレルギー克服ラリーであり、
グレートローテーション&リスクオンなので、
株式市場の金利上昇アレルギーで悲鳴を上げた2月水準(特に米株)、
新興国の資金流出症状、これらを注視しながらも素直に乗ればいいです。

米長期金利が3%を超えない程度に踏ん張る適温相場ならば、
3%を超えるとアレルギーを起こすリスク、
先に述べた需給の巻き戻しやリスクの再燃等をきっかけに、
債券買い・株売りのリスクオフがいつ加速してもおかしくない
という覚悟の上で、割り切って株高に乗ればいいです。

新興市場も同様ですが、本日で新興企業決算も一巡となったので、
好決算となった個別の動きはともかく、新興市場全としては、
海の向こうや主力大型株がリスクオンや適温相場での株高となれば
一緒に物色される可能性はありますが、
順番としては国内の主力大型からでおます。
逆にリスクオフとなれば、過度に売られることになるのも新興市場です。
そういう意味では海の向こうと主力大型株がリスクオフではなく、
揉み合い&程よく軟調ならば、資金が流入する可能性もありますけどね。

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