FC2ブログ
不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
巻き戻しのオイニーが漂ったまま週末へ
こんばんはです。

新興国と我が国の新興市場はともかく、
日米欧を始めとする先進国市場の「動き」としては健全な動きであり、
株式市場の商いもそれなりに伴っております。

それの裏付けとして足元では企業業績が堅調(国内は思ったほど悪くない)
マクロ環境もマインド系指標と物価以外は堅調という土台があり、
米国の減税効果を始めとする国内外の政策期待もあるので、
米金融引締めとインフレ期待による金利上昇に対して、
金融市場も実体経済(マクロ・企業業績)も悲鳴を上げず、
十分に耐えられるという解釈にはなります。

従って、以上の様な耐久力のある環境をぶち壊しかねない貿易戦争リスク、
過度なインフレ加速懸念と過度な金融引締め懸念、
それによって加速する新興国からの資金流出リスク、
中東を始めとする地政学リスク、政策の舵取りをしている各国の政治リスク
これらが再燃しなければ、今のところ先進国では、
金融市場での需給の巻き戻しリスクだけと言えるので、
象徴的な悪材料を伴う何チャラショックではなく、
何かをきっかけに動く健全な巻き戻し(ガス抜き)相場になるだけかと・・
まぁ523ショックも巻き戻し相場でしたので、
健全というお気楽な言葉を使うのは賛否があるかも知れませんけどね(笑)

ちなみに繰り返し書いている通り、足元の投機筋のポジションを見ると、
ユーロ買い、ポンド買い、円は僅かに買い越しという状況だったので、
これらが巻き戻すことでのドル買い圧力(現在進行中)、
国内外共に株式市場の高水準な信用買い残(国内は裁定買い残も増加中)
というのもありますが、それよりも米債券売り(今年最高水準近辺)、
原油買い(過去最高水準)のポジが鬼盛り状態の中、
現在の市場では物価動向と金融引締めと金利上昇、
中東の地政学リスクも交えた原油高に注目が集まっており、
しかも御存知の通り、すでに米金利>米株配当利回りという状況ですから、
米債券(米金利)と原油が巻き戻しのきっかけとなり、
為替市場(ドル)と株式市場(米株)でも巻き戻しが起き、
我が国は円買い・株売り(先物売り)という流れになる可能性が高いので
現在の米長期金利が3%を超えたまま(ドル高も継続したまま)、
原油高、株高が続くとは思えないのですが・・・

私の心配をよそに、何のリスクも再燃せず、土台もさらなる堅調となれば、
金利上昇にも屈することなく、需給の巻き戻しも起きず、
商いを伴った健全な動き(リスクオンモード)が継続しますけど、
可能性は低いでしょうし、継続しても上値余地は限定的としか思えないです

何より今秋には中間選挙も控えているので、
今は関税や中東等の公約実現と引き換えに市場にはリスクを負ってもらい
(以前にも市場にリスクを負ってもらうことを厭わないと発言済)
夏頃から公約実現のドヤ顔と共に市場もビンビンモードになった方が、
トランプマンにとっては好ましい展開なのでは?
というザックリとしたジャイアンな御都合も感じますし、
そもそも米株は大統領選から今年の1月まで、
年に1-2度はある恒例の暴落も起きることなく、
ほぼノンストップで駆け上がって来たわけですから、
夏まで調整したところで長いとは言えないですからね。

じゃあそんな巻き戻しの調整がいつ起きるのかと言えば、
株式市場と為替市場には過熱感というほどの状況ではないものの、
米債券と原油はいつ起きてもおかしくない状況なので、
それのきっかけとなるのは、先に述べた土台(マクロ・企業業績)、
土台を壊しかねないリスク、これらに関わるイベントとなります。

そんなイベントしては、業績関連では今夜(明朝)のエヌビディア決算、
明日で国内の主要な外需企業決算が一巡、
(来週も日産自、いすゞ、コニカ他、内需・新興中心に700社あるけど)
マクロ面でもあるインフレ動向と金融政策関連では、今夜の英中銀会合、
米4月消費者物価、米30年債入札、15日の米4月小売売上高、
需給面では明日のSQ、15日の45日前ルール該当日、来週末の米SQ、
貿易戦争関連では来週中に再開と言われている米中通商協議、
15日の米通商代表部の関税対象分野についての公聴会
中東地政学リスク関連では、来週にも発動と噂の対イラン制裁、
14日の在イスラエル米大使館のエルサレム移転式典、
(式典後にイスラエルがシリア・イランを攻撃開始との真偽不明な噂も)
欧州政治関連としてイタリアでポピュリズム政権が誕生し、
ブレグジットならぬパスタジットになるかも知れないという意味では、
明日中には判明する連立協議と首相指名の動向、
ついでにカリアゲリスク?出尽くし?関連では、
トランプマンが3日以内に発表する米朝首脳会談の場所発表、

といったところなので、少なくとも今週一杯(明日)は慎重に構え、
動くのは週明けからというくらいの姿勢でいいでしょう。
新興市場は繰り返し言っている通り、動くにしても主力大型株からであり
15日まで新興企業の決算が特盛なので、長めに慎重に構えておきましょう

お手数ですが記事が参考になりましたら、
下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングに参加しております。


スポンサーサイト

コメント

 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
Copyright © 2018 不沈艦日記. all rights reserved.