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不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
ザワついた祭のあとも変わらず
こんばんはです。

昨夜から本日に掛けて、トランプマン、豊田章男ちゃんマン、
石原さとみがコラボすることで、急速にザワついていた市場ですが・・・

改めて昨夜の主役である米国を始めとする海の向こうの動きを見ると、
米長短金利上昇(イールドカーブ縮小)、英欧長期金利上昇、
ドル高(円最強高。ユーロ安)、原油は小幅反落、金は小幅続伸、
米株はマチマチ(商いやや増)、VIXは小幅低下となり、
市場の空気を決めるとも言える米株と原油が崩れなかったことで、
基調自体はリスクオンモードを維持しており、
現在も米長期金利が節目の3%に達したものの(ドル高も)、
米株先物と原油は悲鳴を上げることなく、さらに上昇しております。

いやはや・・・トランプマンによるイランとの核合意のちゃぶ台返しは
中東の地政学リスク上昇によるリスクオフにはならず、
何を今さら騒いどるんや?とばかりの織り込み済みだったのか、
原油高はリスクマネーにとって追い風というお馴染みの光景なのか、
ザワついていた米国市場と原油の反応は限定的なもので終えております。

昨夜までの市場の動きに対する裏付け(土台)理由を付けるのであれば、
足元の米マクロ指標はマインド系以外の指標が堅調、
足元の米企業業績も堅調ということが、
米金融引締めと金利上昇にも悲鳴を上げず耐えられるという解釈となり、
原油高も要因となるインフレ期待も裏付けられるとの解釈にはなります。

従ってこれらの裏付け理由(解釈)によって、
足元の巻き戻し余地が大きい需給環境をも凌駕する商いが続けば、
物価を含む実体経済と金融政策と市場の解釈が一致することで、
需給環境を問答無用で凌駕するという理想的な動きとなりますが・・・

昨夜程度の米株の商いでは、問答無用な展開とは言えず、
米長期金利の3%超えに対しても、一時的には悲鳴を上げずとも、
継続的に米金利上昇(3%超え)、ドル高、米株高、原油高
という悲鳴を上げない展開が続くと言うには早計な状況ではあります。

しかも今夜は米10年債入札、明日の我が国は元首相秘書官の参考人招致、
海の向こうは中国4月消費者物価&生産者物価、英中銀会合、
米4月消費者物価、米30年債入札、エヌビディア決算、
11日はオプションSQ、国内企業決算が概ね一巡、
といったそもそもの重要イベントが控えており(米中貿易戦争動向も)
足元の巻き戻し余地の大きい需給環境にも関わるイベントなので、
問答無用な商いを伴った米株高、原油高を含むリスクオンとならない限り、
海の向こうは今週一杯、慎重に見ておくべきでしょう。

そして我が国についても、本日は意味深な場中発表となったトヨタ決算は、
蓋を開けてみれば、終わった期が減収減益で着地することもなく、
過去最高益となるゴリゴリの着地となり、
今期予想は減収減益見通しながら市場予想は上回っていたので、
決算説明会では多少のドヤ顔でも披露するのかと思いきや、
今期予想は保守的ではなくちょっと頑張った(盛った?)数値だと言ったり
毎度のことながら日本を代表する企業としてヘタな数字は出せない使命感、
自らを叱咤激励するような印象を感じたのですが、
本日のトヨタの動きとしては、私の印象など関係ないとばかりに、
IPO銘柄の様な動きでゴリゴリと買われ、3.76%高で引けております

しかしながら日経平均、TOPIX共に、
トヨタ効果のような切り返しは見られたものの
終わって見れば前場安値付近で終える反落となり、
しかもトヨタ決算の前から商いを伴った下げではありましたので、
SQ前の水曜日という要素を差し引いたとしても、
商いを伴った下げの一日だったと言えます。

我が国の企業決算についても、思ってたほどに悪くはなく、
EPS自体は上昇しているので、業績が日本株の下支えと言えますが、
国内の需給環境については、信用買い残は依然として高水準、
4月4週は外国人が現物を売り越す一方で先物の買い越しは継続、
裁定買い残は過熱圏とは言えないものの約2.2兆円まで増加、
足元では買い越しに転じていた円の巻き戻しも継続中、
という大人の事情感満載の中で今週末にはSQを迎え、
国内企業決算も概ね一巡するという状況ですから、
国内環境だけではショック安になるとまでは言えないものの、
需給的な巻き戻しとなる余地が大きくなっております。

そして先にも述べた通り、主役である米国を始めとする海の向こうは、
日本以上の巻き戻し余地が大きい需給環境であり、
今夜以降は需給だけでなく、それ以外にも関わる重要イベントも控えており
海の向こう次第ではショック安となる可能性はありますので、
海の向こうと同様、問答無用な商いを伴ったリスクオンとならない限り、
今週一杯は慎重に構えておきましょう。

従って明日のスタンスとしては、新興市場も含め一昨日に書いた通りなので
腰を据えて参戦するにしても、決算を終えたものや中小型はともかく、
大型を中心とした全体としては、少なくとも週末以降が無難でおます。

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