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不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
金利上昇への耐性確認は今夜以降
こんばんはです。

ついに米長期金利が適温ではなく、
ダチョウ倶楽部(熱湯)な3%を超えており、3%に意味ある?
イールドカーブ拡大やん!というそもそもなツッコミは置いといて、
一応、2月に騒ぎの起きた水準を超えたということに加え、
キリのいい3%という心理的な節目でもありますし、
景気にとっても株式市場にとっても(商品も)金利上昇は負荷になるので、
堅調な景気と企業業績という裏付けさえあれば(特に先行き)、
配当利回りよりも債券利回りに魅力があろうとも、
金利上昇にも屈しない株高という動きになるのですが、
昨夜の米国市場は、金利が低下に転じるリスクオフではないものの、
金利上昇に屈する米株安(金利上昇アレルギー)で終えております。
(商いもやや増加しております)

そんな中、米企業決算発表が本格化しており、
終わった期の決算については、概ね堅調と言える結果が続いており、
マクロ指標についても物価とマインド系指標以外は堅調なので、
足元のマクロ環境と企業業績については、
金利上昇に耐えられるだけの堅調ぶりとも言えますし、
米株は2月の水準に比べるとすでに下げていることもあり、
523ショックの様な事態にはなりそうにないですけど・・・

株式市場を含む金融市場は足元よりも先行きの環境が重要ですから、
トランプ減税は先行きへの追い風にはなれど、
明確になってない関税の影響とかITへの規制強化の影響は、
先行き懸念を招くことになり、それを裏付けるようにマクロ面では、
景気の先行指標であるマインド系指標にてイマイチな結果が続いていたり、
企業決算においても昨夜はキャタピラーのおじさん(CEO)が、
「終わった期はゴリラ(堅調)やったけど、これがピークやで」
と言ってしまったことで、業績面でも先行き懸念が台頭しております

しかも最も先行き懸念が高まっているIT・ハイテク・半導体の決算が
今夜から本格化するだけに、見通しも含め堅調な結果となればいいのですが
そうではなく軟調な見通しとなってしまうと、
残念ながら米金利上昇に耐えられなくなってしまだけでなく、
キャタピラーおじさんの言ってることが正しかったんや!
マインド系指標が弱いのもそういうことや!
貿易戦争がほんまに現実化したら火に油や!
それやのに金利が上昇したら負荷になるだけや!
なにより先日まで長短金利差(イールドカーブ)が縮小していたのは、
これら先行き懸念を反映した動きやったんや!
というザックリと言えば景気の先行き(ピークアウト)懸念な解釈となり
足元で上昇している長期金利も一気に低下へと転じ(債券買いへと転じ)
いわゆる債券買い・株売りのリスクオフとなってしまい、
下手をすれば次の決算シーズン(7月)まで調整が長引く可能性もあります

従って今夜から本格化する米IT・ハイテク・半導体決算、
今夜以降のマインド系指標(来週の月初恒例の特盛な米マクロ指標も)
これらが金利上昇にも耐えられる堅調な結果となり、
金利のサジ加減を決める1-2日のFOMCにて、
市場に過度な負担を強いらない程度の引き締め姿勢を示すか、
負担を強いるとしても市場が悲鳴を上げないように采配すれば、
あわよくば適度な米金利上昇(イールドカーブ拡大)ドル高、米株高、
というグレートローテーションな動きも期待できますし、
もしくは米金利上昇を抑える適温相場リターンズとなります。

ちなみに本日発表された我らが東京エレクトロンの決算は、
ゴリラ(堅調)な今期見通しを発表しており
TSMC決算に端を発した半導体懸念を微塵も感じられず、
昨日の日立ハイテクと昨夜の米TIの決算も堅調だったことも含めると、
米半導体企業の決算への期待もやや膨らみそうではありますけどね。

そして我が国の企業決算ですが、本日はゴリラな東京エレクはともかく、
それ以外は今期見通しがやや慎重なものが多かったり、
低調なものもあったのですが、決算発表はほんの序盤に過ぎないですし
現在は業績の追い風となる円安が進んでいることもあり、
本日の日本株は下げたものの踏ん張りを見せましたが
国内材料としては明日以降のテンコ盛りな決算次第でしょう。
(政治では解散説も燻っている一方、野党が欠席しているおかげで
 国会が正常化しているという素晴らしい面もありますw)

ただし円安については、米国が債券買い・株売りのリスクオフへと転じれば
ドル高だろうとドル安だろうとリスクオフの円高となるので、
現時点での日本株は、円安とも相まった国内企業決算の下支えはあれど、
海の向こう次第という状況ですから、繰り返し書いている通り、
今夜以降からの海の向こうのヤマ場次第です。
(明後日は黒田薬局会合もあります)
現時点ではネガティブシナリオとなる可能性が高いですけどね。

ということで明日については、今夜のフェイスブック、ツイッター、
ボーイング、クアルコムを始めとする米企業決算が
金利上昇にも耐えられるだけの堅調な決算と見通しを発表し、
市場も金利上昇に屈しない株高が続くのであれば、参戦するのもありですが
明日は約120社の国内企業決算、夜にはドラギナイト、
アマゾン、マイクロソフト、インテル、GM等の決算を控え、
我が国がGW前の週末となる明後日は、黒田薬局会合、
国内企業決算の1発目ピーク、南北首脳会談、中国金融機関決算、
米GDP、エクソンモービル決算、米独首脳会談、
我が国が休場の週明け30日は、満月、米個人消費支出、マクド決算
1日はアップル決算、2日はFOMCというヤマ場が続くので、
明日に参戦するよりも、せめて週末の動きを見てから判断するのが無難です

新興市場については、繰り返し書いている通りなので、
同様に慎重に構えておくのが無難でおます。
昨日記録的な上場を果たしたHEROZが、
かつてのITバブルのような勢いを見せると賑わいそうですが、
本日の動きや商いを見ると、さすがに厳しそうではありますからね。

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