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不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
金利上昇アレルギーが燻る中で
こんばんはです。

米長期金利がスリリングな水準で推移する中、
週明けの日本株は下げたものの商いは薄く、緊張感無く終えております。

とにかく米株と原油が大きく崩れなければ、リスクオフにはならず、
定番のリスクオフな円高にもならないですから、
誰しもが米長期金利は大丈夫なのか?という疑問を抱きつつも、
緊張感が無いのも仕方ないとは言えますし、今夜以降の米国次第でおます。

そして米長期金利は、金利上昇アレルギーを発症した2月水準である一方、
(米2年&短期金利はとっくに2月水準を大きく超えている)
米株は2月以降、大きく下げた水準ですから、
米長期金利が2月水準と言うか3%を超えなければ、
理屈としては米株が2月の水準まで戻してもおかしくのですが、
足元の米企業業績及び米マクロ環境は2月時点と大きな差は無くとも、
先行への期待が大きいかと言えばそうではなく、
現在は米企業決算発表の真っ只中であり、
半導体・ITを始めハイテクセクターへの業績懸念が台頭しているので、
(関税の影響も、ITは規制強化懸念も)
米株が2月の水準まで戻すというのは厳しい状況です。

ましてや米長期金利が3%を超えるようだと、
百歩譲って米企業業績と米マクロ環境が2月と同環境だったとしても、
負荷としては大きくなるので、下手をすればアレルギー反応が大きくなり、
2月のように米株が大きく崩れるようだと(原油も)、
一気に債券が買われて金利が低下へと転じ(トドメのようにドル買い?)
ベタな債券買い・株売りのリスクオフへと転じる可能性は高いです。
(ドル高であろうとドル安であろうとリスク回避な円最強高・日本株安)

足元の需給環境としても、米債券買い、ドル買い、原油売りの余地が大きく
そうなると米株売りとなるので(米株も信用買い残は高水準)、
我が国も主役であり足元で日本株を買っていた外国人が売りに転じ、
足元でやや増加傾向だった裁定買い残も再び減少に転じ、
空売り比率も増加傾向に転じる動きとなり(足元ではやや増加傾向)、
円のポジも16年の水準まで買い越し幅を拡大してもおかしくはないです。

我が国においても、週半ばから国内企業決算発表の本格化を控えており、
週末には黒田薬局会合、海の向こうでは26日にドラギナイト、
5月1-2日に米金利のサジ加減を決めるFOMC、
目先では今夜のグーグル決算、明日はキャタピラー等、
ハイテク以外の大物決算、明後日のFBから本格化する米ハイテク決算
5月1日はアップル決算を控えているので、
これらのイベントを通過するまでは、ゴリラ株高にはならないでしょうし、
これらの決算が堅調な結果で終えると共に(マクロ指標も堅調)、
日米欧の金融政策イベントが波風立てない結果とならない限り、
金利上昇アレルギーを克服したとの解釈にはならず、
もしこれらが低調な結果となり、金融政策イベントの結果についても、
FOMCで強気すぎる引き締め姿勢等、波風立てる結果となれば、
Wパンチとなり、下値の大きいリスクオフとなる覚悟も必要になります。

いやはや、貿易戦争や露と米英欧の対立といったリスクも燻っている一方、
カリアゲマンやシリアのリスクは表面的には和らいでいるだけに、
(国内政治が野党のせいで空転しているのも気掛かりですけど)
市場の根幹となる国内外の企業決算と金融政策イベントだけは、
無事に終えてくれることを願うばかりです。

とにかく市場としては米長期金利動向、
それに対する米株、原油、ドルの動きが注目(動き次第)ですが、
超目先である今夜の注目イベントとしてはグーグル決算、
北朝鮮に前乗りしていた次期国務長官の承認採決(否決とも)、
明日はキャタピラー等のハイテク以外の大物決算、
貿易戦争とシリアリスクが蒸し返されそうな米仏首脳会談、
露との対立が再燃しそうなG7外相会合の声明発表もありますが、
先にも述べた通り、注目イベントが本格化するのは週半ば以降なので、
それまでは本日のように緊張感の無い動きが続こうとも、
慎重に構えておきましょう。
新興市場も同様であり、動くにしてもまずは主力大型株からなのでね。

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