不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
ヤマ場通過後から下旬までを見据え
こんばんはです。

シリアに逃げる時間を与える慈悲深さを見せているのか、
逃げ場のない原爆でも落とそうとしているのか、地上部隊を投入するのか、
それとも撃つ撃つ詐欺の脅しに過ぎないのかわかりませんが、
ロシアともトラッシュトーク合戦を繰り広げているトランプマン・・・
軍事行動になると毎度のことながら俺も俺もと手を挙げる英仏両国・・・

果たしてシリア騒動がどうなるのかわかりませんけど、
紅茶の国は本日の閣議でシリア攻撃の可否を判断するようであり、
フランスパンの国も週末までには判断するようなので、
両国の判断と共にトランプ合衆国の動きも決まりそうですが、
そもそもの48時間はどうなったんやと言いたくもなります。

そんなシリアリスクに対する市場の反応としては、
前回のチョコレートケーキミサイルを撃ち込んだ際の市場の反応然り、
湾岸戦争ですら、イラク戦争ですら・・・という思いはあるものの、
昨夜の原油の堅調ぶりであったり、ロシアのトリプル安基調、
リスク回避な債券買いの動き(金利低下)であったり
株式市場の米英欧だけでなく本日の我が国の薄商いっぷりを見ていると、
シリアリスクを警戒しているかのように見えなくもないですが、
少なくとも商いを伴った明確なリスクオフモードとも言えないです。

そして昨夜はフェイスブックの公聴会第2ラウンドも開催され、
フェイスブック株が続伸で終えると共に、
FB騒動をきっかけに逆風を受けていたSNS・IT・ハイテク・半導体も
昨夜の米株が大幅安だった割には踏ん張りを見せているので、
今後の規制強化や行政処分の中身、それによる業績への影響
といった懸念は払拭されてないものの、
これらセクターの決算が本格化する下旬までは(グーグルは23日)、
ひとまず逆風を押し返す動きが続きそうではあります。

同じく昨夜発表された米消費者物価については、
前月比ではイマイチだったり、前年比では前年の発射台が低かったとは言え
概ね堅調な結果では終えているので、
これまで発表された堅調な米経済指標も加えると、
FRBの金融引き締め姿勢は多少なりとも正当化されることになるので、
市場での金利上昇アレルギーも和らぐことになるのですが・・・
先にも述べた通り、昨夜を含め足元では米金利が低下しているので、
市場としては金利が上昇しない限り、アレルギー症状も再発しないので、
貿易戦争とかシリアとかFB等のハイテクの方へ目が向いております。

貿易戦争については、トランプマンがシリアに目を向けているからなのか、
中国が大人な対応のまま新たな動きを見せてないからなのか、
市場ではやや沈静化しております。

そんな中、市場ではほとんど話題になってないのが奇妙なのですが、
今夜は米下院歳入員会にて、対中を含む関税措置の米経済への影響について
公聴会が開催されるので、ここで新たな貿易戦争懸念が台頭しなければ、
沈静化モードが続きそうではあります。

ただし貿易戦争リスクは何も進展はしておらず、
トランプマンが乗り込む13-14日の米州首脳会談では、
乗り込む前から中国包囲網が目的とも言っていたり、
中国だけでなく日本も為替操作国に認定されるとおったまげ~となる
米財務省サジ加減為替報告書も中旬(週末?)に発表されるので、
いつ貿易戦争リスクが再燃してもおかしくないのですが、
どうなるのかは誰にもわからないリスクですから、
沈静化モードというのは、リスクを負った割り切りモードとも言えます。

そして我が国ですが、本日は引け後にユニクロが決算を発表し、
市場予想には届かなかったものの通期予想上方修正&増配となったので、
明日は好感・・・となってもおかしくないのですが、
御存知の通り、ユニクロは指数寄与度が最も高く、
月次や決算の内容も関係なく動くのが恒例であり、
しかも明日はSQというSQLO状態なので、
いつも以上に大人の都合で動きそうではありますが、
決算の中身自体は悲観すべき内容ではないです。

同じく本日発表された外需決算の前哨戦となる安川電機は、
これまた市場予想にはやや届かなったものの、
想定為替レートの割には十分に堅調な今期見通しと言えますので、
明日の反応はともかく、下旬からの決算シーズンを前に、
期待を抱かせる決算だったと言えます。

さらに本日発表された4月第1週の投資主体別売買動向では、
外国人が13週ぶりに買い越しに転じており(現物は2週連続)、
個人は売り越しているというベタな構図なので、
1月第2週から続いた外国人の鬼売りは、約9.4兆円で一巡し、
日本株買いに転じている可能性があります。

裁定買い残も3月23日を底にジワジワと増加しており、
空売り比率も過去最高となった3月23日をピークに、
4月に入ってからは高水準ながらも減少傾向であり、
40%を切る日もありましたので、
これらも外国人の日本株買いを感じさせる動きではあります。

ただし本日は再び空売り比率が43%と高水準だったり、
何より4月に入ってからの薄商いっぷりは顕著であり(海の向こうも)、
外国人が本気で買い越しに転じているとまでは言い切れないので、
今後も主体別売買動向、裁定買い残、空売り比率、商い、
これらが継続は力なりのように推移するのか注視が必要ですが、
先に述べた通り、海の向こうは貿易戦争リスクとシリアリスクはあるものの
沈静化モードが続き、国内はあいかわらずの政治リスク、
日米首脳会談を前にした米財務省為替報告書と対日関税リスクはあるものの
明日のSQ通過以降も沈静化モードが続くならば、
国内外共にひとまず下旬までは、足元の需給環境にも則した
リスクオンモードが続くことを視野に入れて動けばいいのですが、
現時点でも思ってた以上に崩れずに踏ん張っているという面もあり、
言っても週末はシリアドンパチリスクもあり、
あくまで予定ながら米財務省為替報告書リスクもあるので、
明日から週跨ぎで参戦するのかどうかの判断はお任せしますけど、
週明けから参戦するのが無難です。
当然ながら沈静化モードが続かず、リスク再燃となれば、
逆に下旬までリスクオフモードが続くと見ておきましょう。

新興市場については、昨日も書いた通り、
国内外がリスクオンになっても、ベタに主力大型株(特に外需)からなので
新興市場はその次というくらいの姿勢で構えておきましょう。
ヘタをすれば、新興企業決算が本格化するのはGW明け以降ですから、
4月下旬までは置き去りの可能性も有り得ますのでね。

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