不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
早朝トランプからの今夜
こんばんはです。

市場では貿易戦争はトランプマンとガキデカ(習近平)のプロレスや!
というクールな見方が大勢なのに、早朝トランプ(口撃)をきっかけに
プロレスのトラッシュトーク扱いとはならず、
素直に悲鳴を上げる市場というのはどうしたもんかと(笑)

プロレスは相手の攻撃を受けてオーバーリアクションするのが醍醐味なので
中国側が即座に「堂々とドツキ合いに応じるぞ!」と受けて立ったのは、
まさにプロレス感も漂っておりますが・・・

まぁとにかく貿易戦争ネタが単なるプロレス(口実)なのか、
ガチンコなのか、実質的な経済への影響とかはともかく、
市場が反応する限り、まだ材料としても風化してないと言えますので、
中国側が新たな逆水平チョップ(報復措置)を繰り出してくるようだと、
市場がオーバーリアクションすることは覚悟しておきましょう。

それにしても「中国側の不当な報復措置はけしからん!」
と言ってしまうトランプマンには呆れる通り越して笑うしかないです。

そんなトランプマン率いる米国の市場におけるリスクの主役は、
貿易戦争騒動を巻き起こしているトランプマン、
そのせいで金利が低下したことで、皮肉にも症状が和らいでいるだけの
金利上昇アレルギーを起こしたと言えるのはパウエルおじさん率いるFRB
ついでにハイテク企業への圧力もトランプマンが原因(発端)とするならば
リスクの主役はトランプマンとパウエルおじさんと言えます。
(需給的な巻き戻し余地もありますけどね)

そして本日は早朝バズーカならぬ早朝トランプが炸裂したことで、
昨夜の米国市場が米金利上昇、ドル高、
薄商い&半導体SOX指数安ながらも米株高、VIX低下、
原油高、金反落という利上げも大丈夫やで!
と言わんばかりのリスクオンモード(トランプラリー)をぶち壊し、
日出る国として早朝トランプを受けて立った我が国は円高進行と共に
夜間の先物が21920円まで上昇したことも帳消しにしてスタートし、
終わって見れば日経平均は77.9円安(0.36%安)、
TOPIXは0.31%安と反落・・・
昨日は久しぶりに40%を割っていた空売り比率も、
早速上昇(41.8%)する一貫性の無い動きなのですが・・・
(マザーズは相変わらず主力大型株よりも過敏に売られ、商いもそこそこ)

概ね堅調な小売決算たけなわの中で景気敏感株の売りが続いており、
先物主導で指数銘柄が買われているので、
(足元では裁定買い残が23日を底にジワジワ増加中でもあります)
昨日に書いたことも含め外国人買いの影を感じなくもないですが、
いかんせん海の向こうもそうですが、我が国も商いが伴わないので、
国内外共に嵐の前の静けさのような不気味さも感じるばかり・・・
少なくとも外国人が腰を据えて買いに来ている感はなく、
買戻しに過ぎない感の強い動きでおます。

そういう意味では下旬から本格化する国内企業決算をきっかけに、
外需・景気敏感株からの日本株買いが本格化するベタな展開も
期待は出来そうですが、まずは今夜に雇用統計が発表され、
まさかの低調な結果は後述するとして、予想通りの堅調な結果を受けて、
米金利上昇(ドル高も)となり、2月のように米株が悲鳴を上げず、
米国はマクロ面で金利上昇アレルギーを克服したとの解釈になれば、
理想的な展開ではありますが、ミクロ面(業績)でのアレルギー確認は
来週末以降から本格化する米企業決算となりますので、
今夜をきっかけに理想的な展開になったとしても、
2月に悲鳴を上げた水準を分水嶺と見ておきましょう。

ただし本日の早朝トランプのおかげで、皮肉なことではありますが、
2月の分水嶺まで戻す余地が大きくなったことは良かったとも(笑)

一方、まさかの低調な結果となれば、素直にリスクオフ再燃でしょうけど、
堅調な結果となったのに2月のようなアレルギー反応での悲鳴となれば、
今夜に講演する市場対話力に疑問のあるパウエルおじさんが、
火消し出来るかどうかに懸かっておりますが・・・

もう一人の主役であるトランプマンが、
せっかく火消しした市場に放火するかのように新たな口撃をぶっ放したり
お休み中にいたずらする性悪ぶりが得意でもある中国側が、
喧嘩上等の報復措置をブチかましてくるようだと、
残念ながら雇用統計やパウエルおじさんよりも貿易戦争ネタの方が、
インパクトは強くなるのでしょうけどね・・・

そしてFB、アマゾン、テスラ、半導体を始めとする
米IT・ハイテクセクターへの圧力も続いており、
来週にはザッカーバーグの公聴会も控えているので、
しつこいようですが国内外共に需給も含むイベントの多い12-13日、
もしくは国内外決算の本格化や日米欧の金融政策イベントの控える月末、
この辺まではリスクオフもしくは揉み合いの調整が続いた方が、
スッキリとした息の長い相場となるでしょうし、そうなると見てますが
そうはならずに今夜をきっかけに理想的なリスクオンになったとしても、
水準としては2月の水準が分水嶺となり、
時間軸では12-13日あたりが一発目のヤマ場となりそうです。
(ザッカーバーグの2日目の公聴会は11日なので日本は12日)

さあ、もはや週末ですから、
今夜の雇用統計以降にどの展開となるのかを待つのみです。

良い週末をお過ごしください。

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