不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
前倒しな兆しも感じますが・・・
こんばんはです。

本日発表された3月第4週の投資主体別売買動向では、
外国人は変わらず12週連続のゴリラ売りですが、
現物では12週ぶりに透かしっ屁程度に買い越しており、
さらに本日は日本株が大幅続伸すると共に、
空売り比率は3月16日以来の40%割れ(38.4%)だったので、
足元ではアノマリー破りが続いていたものの、
外国人は4月に買い越すというアノマリー通りとなる兆しなのか・・・

と言いたくもなるのですが、空売り比率の規制有りは高水準であり、
昨日も本日も商いはイマイチであり(米欧市場も)、
3月第4週の外国人は、先物を合わせると9355億円の売り越しな上に、
1月第2週からの12週連続での累計売り越し額は
過去最高の9兆3995億円に達しているので、
過去の様に日本株売りが7-8兆円で一巡し、
アノマリー通りに4月から外国人が本格的な買いへと転じ
これまで果敢に外国人へ立ち向かった個人を含む国内勢が、
多少の傷を負っただけで勝利を得るとは俄かに信じ難いのですが・・・
(米国も信用買い残は高水準)

まぁ信じるか信じないかはあなた次第ではありますが、
あくまで本日時点での「兆し」に過ぎないですし、継続は力なりですから、
顕著に見られるセクターローテーション、
(足元の小売決算と次期見通しは堅調なものが多い)
空売り比率の減少、裁定解消「買い」と共に、
明日以降もそれなりの商いを伴いながら続くようであれば、
超目先としては米企業決算の本格開幕と同日でもある来週末のSQ、
(前日の12日にはユニクロと安川電機の決算)
もう少し先だと米ハイテク企業決算と国内企業決算の始まる下旬、
日米欧の金融政策会合のある月末・来月初までは、
外国人の先物買い(買戻し)円安が主導する展開が続く可能性はありますが
依然として貿易戦争、米ハイテク騒動、金利上昇アレルギー等のリスクは、
解決しておらず燻ったままなので、突発的にリスクが再燃する可能性も高く
再燃しなくとも解決されないままとなると、
ヘタをすればセルインメイのリスクが高まるとも言えます。

だけに・・・息の長い相場を続けるならば、
早くとも12-13日まで、もしくは月末までは、
リスクオフ基調か揉み合い調整が続く方が好ましいと思うばかりですし、
本日時点でも懲りずにそうなるとは思っておりますが、
シンプルに国内だけの市場の動きで判断するならば、
先に述べた通り、リスク覚悟の短期目線で割り切って波に乗るのもアリです
(新興市場も同様でおます)

ただししつこいようですが、海の向こうのリスクは燻ったままであり、
旬の貿易戦争騒動は、昨夜にトランプマンが「戦争になってないで」とか、
カドロー米国家経済会議委員長が「戦争やなくて交渉でっせ」とか、
中国側も交渉姿勢を見せており、やや火消しされたような動きですが、
何も解決はしておらず、やや歩み寄りの姿勢を見せただけなので、
米国が関税を発動するまでの60日間は、何が起きてもおかしくなく
今夜は貿易戦争を仕掛けたネタ元でもある米貿易収支が発表され、
対中貿易赤字が膨らんでいるようだと、激おこトランプ丸が怒りのあまり、
昨夜の火消しを台無しにするような呟きをする可能性もあります(笑)
当然ながら対日赤字が膨らんでいれば、日本をターゲットとした、
ツイッター爆弾も炸裂する可能性が(欧州も)・・・

そしてハイテク株売りのきっかけとなったFB騒動、アマゾンいじめ、
テスラ騒動は、貿易戦争よりも解決には進んでおらず燻ったままであり、
11日に議会へ呼び出されるザッカーバーグの公聴会くらいなので、
これで解決しなければ、ハイテク企業の決算までは燻りが続きそうです。

そもそものリスクである金利上昇アレルギーについては、
昨夜までに発表されたISM製造業・非製造業、ADP雇用等の指標は、
先行指標でもあるマインド系のISMが予想を下回る不気味さはあれど、
遅行指標でもあるADPを含め数値的には堅調ではありますので、
明日の雇用統計も堅調であれば、米国のマクロ面においては、
アレルギー症状には耐えられるとの観測にも繋がる可能性はありますが、
(足元の物価は数値的に未だ鈍いですけどね)
如何せん株価の根幹となるのは企業業績であり、
ミクロ面(業績)でのアレルギー症状確認は、
来週末以降から本格化する米企業決算となりますので、
マクロ面が堅調な結果となって利上げ観測と共に金利上昇が加速すると、
2月の堅調な雇用統計発表後のようにアレルギー反応を起こし、
市場が悲鳴を上げる可能性も十分に有り得ますが、
週末の雇用統計発表後には金利のサジ加減を決めるFRBの親分でもある
パウエルおじさんの講演も控えているので、
もし市場が悲鳴を上げていたら火消し発言をする機会があると言えます。

御存知の通り、パウエルおじさんお市場対話力は、
今のところ未知数と言うか乏しいと言わざるを得ないだけに、
火に油となったり水を差す可能性も十分に有り得ます。
(金利のサジ加減を正式に決定するFOMCは5月1-2日です)

他にもスパイ暗殺を巡る露と米英欧の対立(報復合戦)が続いておりますが
現在の海の向こうの市場の動きとしては、リスクへの警戒感が和らぎ、
昨夜は米金利上昇(イールドカーブ拡大)ドル小幅高、
商いはイマイチながらダウの日中値幅は785ドルとなる米株高、
VIX低下、原油続伸、金続落というリスクオンの動きであると共に、
(仮想通貨のキナ臭い動きは継続中ですけどね)
金利上昇アレルギーを克服したと言うには程遠い水準ながら、
克服に向かうような利上げモードな動きです(我が国は円安・株高)、

つまり我が国と同様、継続は力なりですから、
今夜の貿易収支以降だけでなく、
明晩の雇用統計&パウエルおじさん講演以降も継続するのであれば、
先に述べたイベントのある中旬もしくは月末まで続く可能性はあります。

以上の通り、燻ったままのリスクはともかくとして、
市場の動きとしては国内外共に、想定よりも前倒しで動きそうな兆しがあり、
兆しではなくホンマにそうなるのであれば、シッペ返しがありそうですが、
ひとまず兆しの動きが継続するのであれば、突発的なリスク再燃、
イベントきっかけでのリスク再燃は覚悟の上で、
割り切って勝負するのはアリです。

しつこいようですが私の見方としては、本日時点では割り切れないですし、
明日は雇用統計とパウエルおじさん講演を控えた週末ですから、
わざわざ明日にリスク覚悟で飛び込む必要はなく、
月曜日からでも遅くないというくらいで構えておけばいいと思うばかりです

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コメント

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| | 2018-04-05-Thu 23:16 [編集]
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鍵コメントさんへ
マーケット番長 | URL | 2018-04-05-Thu 23:54 [編集]
再びの名乗らず鍵コメとブログを読んで頂きありがとうございます。
ネットは実生活で面と向かって言えないことを言えるというニーズもあるでしょうから
名乗らないことも否定はしませんけど、
ぜひとも実生活で面と向かって言える人であると切に願っております。
そしてSNS等での凄いんだぞアピールとか、
他人を気にしまくる必要もなくなることを願っております。
頑張ってください。
そして今後ともよろしくお願いします。

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