fc2ブログ
不沈艦日記
マーケット展望などなど。
目先は変わらない週明け
こんばんはです。

先週は3月末・期末・年度末に向けて連日のように、
あからさまなドンドコ(忖度)買いによる高値引けの日々でしたが、
名実共に新年度入りとなった本日は、
ズンドコ(忖度)売りかのように安値引け・・・

ただし海の向こうがイースター休暇とは言え売買代金は、
今年最低を大幅に更新する1.67兆円の激薄商いですから、
(先物の商いはちょっぴり増加)
ほんまにズンドコだったのかもアテにならないですし、
寄り前に発表された日銀短観が時間と共に悪材料視されたとか、
金玉マン(GS)が日本株の見通しを引き下げたからとの見方もありますが
この激薄商いではアテにならんとしか言いようがなく、
結局は今夜の親分(米国)市場次第と言わざるを得ない現状です。

とは言いながら、国内独自の材料である日銀短観についてですが、
設備投資には明るさが見られ、調査期間(2月26日から3月30日)には
海の向こうが金利上昇アレルギーや貿易戦争等で荒れ模様だった上に、
国内では政治が炎上していた割には、業況判断DIが足元・先行き共に、
思ったほど悪化してなかったとも言えますが・・・

悪化しているのは事実ですし、今月下旬から本格化する国内企業決算を前に
注目されていた企業の今期業績見通しは、増収ではあったものの、
経常利益見通しは大企業製造業が3.2%減、同非製造業は1.2%減、
同全産業では2.2%減、純利益見通しは大企業製造業が2.7%減、
同非製造業は0.1%減、同全産業は1.5%減と減益見通しとなっており
しかも2018年度の企業想定為替レートは(1ドル)、
通期で109.66円、上期で109.63円、下期で109.68円
という現在の為替水準とは乖離した想定為替レートなので、
来期見通しが発表される4月中旬の国内企業決算シーズンまでに、
せめて短観の企業想定為替レート近辺までの円安とならなければ、
製造業はさらなる減益見通しを発表するでしょうし、
国内企業の十八番である保守的な見通し要素まで加わるようだと、
さらに引き下げた減益見通しを発表する可能性は大であり、
日本株の割安感が薄れることになりますので、
今後の決算シーズンに向けた為替市場の動きは注目でおます。

ちなみに前回調査比で先行きDIの悪化が目立つセクターは
石油石炭製品、非鉄金属、自動車、不動産、
逆に伸びているセクターは宿泊・飲食サービス、繊維、金属製品、
業務用機械といったところなので、これらセクターの決算は注目です。

以上の通り、国内独自の材料である日銀短観は好結果と言えないのですが、
市場は企業決算へと目が向いているからなのか、反応はイマイチだったので、
目先としては国内政治でズンドコ劇場が再燃でもしない限り、
(支持率は早くも上昇しているようです(笑))
日本株と円は現状の定番である海の向こう次第(特に米株)となり、
国内目線では海の向こう次第である外国人次第にもなります。

海の向こうについては、リスクの震源地であり主役の米国市場は、
足元で米金利低下、ドル安(足元はドル高)、米株安(VIX高止まり)、
原油横ばい、金上昇というリスクオフ基調は継続しており、
反転したとは言えない状況であり、これらの口実となるリスクについても、
米中を始めとする貿易戦争懸念、工作員暗殺を巡る露と米英欧の対立激化、
FB騒動(露ゲート疑惑も含む)、アマゾンの税金トンズラ炎上、
テスラおじさんのクッキーが潰れる懸念、
といったテンコ盛りのリスクが燻っているにも関わらず、
先行きではなく足元の米マクロ環境と米企業決算が堅調だと言うことで
(最近は低調な経済指標も散見されつつありますけどね)
米金融引締め姿勢に変化がないことが、
そもそものリスクである金利上昇アレルギーが克服されないまま、
先行きの米マクロ環境と企業業績への懸念も燻っており、
今週に発表される雇用統計を始めとする月初恒例の特盛な米経済指標、
来週末から本格化する米企業決算への注目度が高まると言うか、
警戒感が高まっていると言う状況です。
(今夜はISM製造業、明晩は米新車販売台数が注目)

そして足元の国内の需給環境としても、
投機筋の円売りポジが一昨年11月以来の水準まで減少、
裁定買い残が一昨年11月と昨年9月水準まで減少し、売り残は急増、
40%を超える空売り比率は本日を含め年初から継続、
それらの動きと一致するように外国人は、
年初から日本株を過去最大となる8.46兆円も売り越しているので、
(一方で国内勢の買い越しと信用買い残は12年はぶりの高水準)
海の向こうが落ち着けば、外国人の円売り・先物買いが主導する日本株高
となる余地が大きい需給環境ではありますが・・・

海の向こうで先に述べたリスクが再燃したり、
米経済指標が低調な結果となって海の向こうがザワ付き、
外国人の動向にも変化が現れなければ、
裁定買い残が一昨年9月の3400億円も視野に入れた減少が続くと共に、
日本株が売られ、一昨年11月以前のように円は買い越しに転じることも、
十分に有り得るのでせめて外国人が買いに転じたと明確になるまでは、
(空売り比率の減少や裁定買い残の増加、商いの増での株高が続く等)
慎重に構えておくのが無難でおます。

新興市場については、今週は政策絡みのイベントも多く、IPOも多いので
政策関連やIPO関連には資金が集まる可能性もありますが、
全体としては同様に構えておくのが無難でおます。

しつこいようですが、早くとも国内外の決算が始まる4月中旬までは、
海の向こうはリスクオフ基調が継続し、海の向こう次第の日本株と円は、
円高・株安基調は継続すると見ております。
(もしかしたらセルインメイではなくバイインメイかも知れませんけど)
繰り返しになりますが、テンコ盛りのリスクが再燃したり、
目先の米経済指標が低調となったり、企業決算が失望を招くようだと
もう一段のセルインメイすらも有り得ますが、
現時点では中旬以降orバイインメイを期待しつつも、
目先はくれぐれも慎重に構えておきましょうということです。

お手数ですが記事が参考になりましたら、
下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングに参加しております。


スポンサーサイト




コメント

 管理者にだけ表示を許可する

更新楽しみにしています | URL | 2018-04-02-Mon 19:58 [編集]
テスラおじさんのクッキーが潰れるwww(テスラおじさんじゃねー‼)
秀逸なおやじギャグに毎日ニヤリとしています。
更新楽しみにしていますさんへ
マーケット番長 | URL | 2018-04-02-Mon 23:20 [編集]
> テスラおじさんのクッキーが潰れるwww(テスラおじさんじゃねー‼)
> 秀逸なおやじギャグに毎日ニヤリとしています。

ありがとうございますw
ついついクッキー屋を思い出してしまいます。

トラックバック
トラックバック URL
Copyright © 2021 不沈艦日記. all rights reserved.