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不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
桜満開はいつになるのやら
おはようございます。

明日から名実ともに新年度入りとなり、桜満開の花びら大回転となるのか、
それとも桜散る散る花びら逆回転が再燃するのか・・・

週末は鬼の居ぬ間(海外休場)の中、日経平均先物は大きな動きも無く、
ほぼ横ばいで終えており、為替も1ドル106円台前半をキープしており、
トランプマンのツイッター爆弾を始め良からぬことが起きなければ、
週明けの日本株は平和なスタートとなりそうですが・・・

先週は国内外共に薄商いだったことからも、
年初から日本株を鬼売りしていた外国人もお休みモードだったと言えますが
GPIF等の国内クジラ軍団は配当再投資やお化粧を始め、
月末・期末・年度末という大人の事情もあり、
連日のように引けに掛けてのあからさまな忖度買いがありましたので、
鬼の居ぬ間な明日だけ・・・いや外国人が動き出す後場まで・・・
下手をすれば寄り天唐竹割りを喰らってもおかしくないです。

しかも明日の寄り前には日銀短観が発表され、
4月中旬以降からは国内企業の来期見通しを含む本決算発表シーズンを控え
足元の企業想定為替レートを微妙に割っている円高なので、
来期業績見通しと想定為替レートが注目であり、
さらに短観の調査解答期間にはちょうど海の向こうで、
金利上昇アレルギーの余韻が残る中、火に油な貿易戦争、FB騒動、
国内では政治のズンドコ劇場が盛り上がっていたので
業績見通しと共に先行きDIの結果が低調なようであれば、
依然として海の向こうの貿易戦争やFB、テスラ等の米IT・ハイテク騒動
露と米英欧の対立激化、国内政治といったリスクが燻っていることからも、
織り込み済みとか出尽くしになる可能性は低く、
寄り天唐竹割りの口実にもなりますし、桜満開の花びら大回転となるのは
結局、決算が本格化する中旬以降という口実にもなりそうですが・・・
(米国決算も注目のハイテクセクターは中旬以降)

そんなリスクがざわついていた調査期間や円高にも屈せず、
逆に日銀短観の業績見通しも先行きDIも堅調な結果となれば、
国内企業は屁とも思っておらず、市場がザワついているだけとなり、
なかなかのサプライズではありますので、
前倒しで桜満開の花びら大回転となってもおかしくはないですし、
足元ではやや円安傾向ではありますので、それが国内忖度の影響だけでなく
海の向こうや足元の需給に則した巻き戻しでの円安基調・継続ならば、
さらに追い風にはなります。

ちなみに週末に発表されたシカゴ投機筋の円売りポジは、
米大統領選直後の16年11月以来の水準まで減少しているので、
国内外の燻ったままのテンコ盛りなリスクが落ち着くと共に、
過去最大となった足元の外国人による日本株売りも一巡となり、
昨年9月と一昨年11月の水準近くまで減った裁定買い残も増加に転じると
継続していた高水準な空売り比率の買戻しも巻き込んで、
巻き戻しの円安(日本株高)となる余地が大きいと言えるのですが・・・
(12年半ぶりの水準まで積み上がった信用買い残を含む個人、
 外国人売りに立ち向かった国内勢の勝利にもなりますw)

ただし大統領選前の円は、買い越し状態だったことも事実であり、
円と日本株は忖度を含む国内よりも海の向こう次第の要素が強く、
根っこの部分で実際に重要なのは米金利とドルではありますが、
現状の円と日本株は米株次第の動きとなっているので、
足元の海の向こうの需給環境は、ドルはどちらに振れるとも言えないですが、
ユーロ買いは過去最高水準、ポンドも買い越し状態、
米債券売りは今年最高水準近辺、ついでに原油買いも過去最高水準、
というリスクオフが継続する余地の大きい需給環境なので、
(4月15日は米国の個人確定申告期限でもあります)
円が買い越しに転じてもおかしくない海の向こうの需給環境です。

しかも米国から関税対象国に認定された我が国は、
中旬に発表される米財務省為替報告書にて、
まさかの為替操作国としての称号まで得る可能性すらあります。
(ちょうど日米首脳会談前なのでトランプマンがカードとして・・)

そして海の向こうでは、米中を始めとする貿易戦争懸念は燻ったままであり
今週にも米中が関税対象候補品リストを発表する予定であり、
スパイ暗殺を巡る露と米英欧の報復合戦も俄かに激化中であり、
今週に双方の領事館閉鎖や外交官退去の期限を迎え(日本の立ち位置も)
株式市場目線で最も重石となっているFB騒動も燻ったまま、
ザッカバーグCEOが議会へ出頭するのは来週予定、
それによるSNS関連を始めとするITセクターへの波及も継続、
追い討ちのようなトランプマンのアマゾン攻撃、
テスラに至っては自動運転事故の影響どころか破綻懸念まで台頭しており、
さらにエヌビディア等の半導体セクターのザワ付きも継続していることで、
足元では米株とドルがやや反発はしているものの、
米金利低下(米債券買い、イールドカーブ縮小)は継続しており、
足元と先行きの米景気は堅調だからこその金融引締め(金利上昇)
という理屈もすっかり薄れたリスクオフ基調が継続していると言えます。
(ちなみに不気味な仮想通貨の急落も継続中です)

従ってそもそもの騒ぎである金利上昇アレルギーすらも克服さておらず、
他の病(リスク)が発症して金利が低下したことで、
アレルギー症状が抑えられているだけという皮肉な状況なので、
これを適温相場と称して米株高が続くのであれば、
我が国も円安・株高となりますが、
今週は金利上昇アレルギーを克服出来るかどうかの土台となる、
雇用統計を始めとする月初恒例の米マクロ指標テンコ盛りウィークであり、
米企業決算は来週から始まるものの注目のハイテク等の本格化は中旬以降、
FOMCは来月初であり、燻ったままの他の病に関わるイベントについても
先に述べた通り今週は週を通して多く控えておりますので、
(今週のイベントスケジュールの詳細は前記事を御参照ください)
海の向こうも我が国と同様、桜満開の花びら大回転となるのは、
早くて4月中旬以降と見ておくの妥当だとは思うばかりですが・・・
(それまでリスクオフ基調は継続)

それでもなく適温相場と称した米株高となったり、
我が国は足元のアノマリー覆しモードにも屈せず、
忖度剥げ落ちモードにもならず、4月のアノマリー通りに株高となっても、
今週はいつリスク(オフ)が再燃してもおかしくないことは覚悟の上で、
くれぐれもお気を付けて立ち回ってください。
 (可能性は極めて低いですがアレルギー克服モード(米金利上昇、株高)
  となっても悲鳴を上げた2月の水準にはお気を付けください)

そしていつも書いている通り、こういった小難しい背景は置いといて、
シンプルに判断するのであれば、足元で継続している外国人の鬼売りが、
買いに転じるまでは慎重に構えておくべきなので、
外国人売りと歩調を合わせていた高水準な空売り比率が減少、
昨年9月と一昨年11月水準まで減少していた裁定買い残が増加、
需給もへったくれも無い問答無用のニューマネーによる大商いでの株高
これらのどれかがせめて1ついや2つでも継続するまでは、
外国人が買いに転じたとは言えないと見ておきましょう。

新興市場については、先週後半はやや商いを伴った上昇ではありましたが、
海の向こうのFB、アマゾン、テスラ等の騒動やハイテク株売りは、
我が国の新興市場への影響も大きいですし、他のリスクも再燃すれば、
真っ先に売られることになるので、現状は主力大型株に代わって、
新興市場へ資金が流入するという地合いではなく、
主力大型株と同様のスタンスで構えておきましょう。
局地的に資金を集めているIPOや政策・テーマ関連については、
今週は政策絡みの発表やテーマ関連のイベントも多いので、
賑わう可能性はありますけどね。

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