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不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
現状はもちろん、そもそもと先行きも見据えつつ
こんばんはです。

トランプマンとポルノ女優が法廷闘争となったことでリスクオフ・・
ではなく、こんなチンコリスクでは支持率が下がらないどころか、
足元では就任来高値となっていることにムテキングぶりすら感じますw

それはともかく昨夜の米国市場では、
騒動の渦中であるフェイスブックを始めとするSNS関連、
その他のITセクター、自動運転事故を起こしたテスラおじさんのクッキー
それの波及で半導体の盟主と化しているエヌビディアを含む半導体銘柄、
その他ハイテクセクターが大きく売られたことでナスダックが大幅安となり
さらに米中間を始めとする貿易戦争リスクもやや再燃したことで、
米2年・長期金利低下(短期金利上昇)
米株はそれなりの商いを伴っての大幅反落となり、
ベタな債券買い・株売りのリスクオフでしたが、
これまでのようなドル安版リスクオフではなく、
昨夜はややドル高版リスクオフとなったことも、
IT、半導体、ハイテクの下げを加速させたと言えます(原油も)。

個人的にはこれらセクターの下げを見ると、
足元では金利が低下しているものの、
そもそものリスクである金利上昇アレルギーが克服されず、
根っこでの燻りを感じるばかりですけどね・・・

そういった金利上昇アレルギーの燻りはともかくとしても、
足元では貿易戦争リスクを騒がれながらもトドメを刺すのは、
ドル安版リスクオフではなく、需給要因も強いドル高版と思うばかりです。

そして本日の我が国ですが、繰り返し書いている通り、
重要なのは米金利とドルではありながらも、
足元では円と日本株は米株次第という動きとなっているのが現実なので、
本日は米株大幅安を受けて、ドル高ながら円最強高となり、
日本株は大幅安でのスタートとなりましたが、
引けに掛けては大して円安になったわけでもなく、
米株先物も横ばい、中国安もへったくれもなく、
クジラたちの配当再投資での忖度買いが入ったにも関わらず、
日経平均は配当落ち分(約160円)は埋められないまま、
286円安(1.34%安)で引けており、
配当落ちよりも配当再投資を含む月末・期末・年度末の買い需要落ちの方が
心配になるほどの引けに掛けての無理くり買いでおました。

しかも忖度買いがあったにも関わらず売買代金は、
最後っ屁の約4400億円を含めても2.7兆円ぽっち・・・
ゴリ売り圧力が無かったとポジティブな見方も出来なくはないですが、
本日も空売り比率は過去4番目の46.9%という高水準であり、
肝心の外国人が買いに転じているとは到底思えないです。

そんな高水準な空売り比率は年初から継続すると共に、
裁定買い残も年初から減り続けており、
足元では昨年9月の水準(1.37兆円)を下回り、
一昨年のトランプ大統領誕生の頃(1.31兆円)に次ぐ、
1.33兆円まで減少、逆に売り残は増え続けて1兆円を超えており、
主体別売買動向から見た外国人による日本株の売り越しは、
先週までの10週連続で累計8兆円を超えているので、
高水準な空売り比率や減少している裁定買い残については、
需給的なガスが抜けたとポジティブに捉えるよりは、
単に外国人の売りが続いているだけと捉えておくべきでしょう。
(外国人の売り越しが8兆円で一巡という見方も控えおきましょう)

しかも外国人の売りに対して個人と国内勢が立ち向かう構図も続いており、
足元では信用買い残が10年半ぶりの高水準(3.67兆円)ですから、
このまま日本株が本格反発となれば、個人と国内勢が正解だった上に、
たまにある外国人に勝利する展開となりますが・・・

すでに果敢に立ち向かっている人をとやかく言うつもりはないですが、
これから参戦しようとしている人については、
空売り比率の減少が続くなり、裁定買い残の「増加」が続くなり、
需給もへったくれも無いゴリ商いでの上昇が続くといった、
外国人が買いに転じた言える動きとなるまでは、慎重に構えておきましょう
(明日は直近の投資主体別売買動向が発表されます)

言っても、旬の騒ぎである貿易戦争リスク(近々中国が報復措置を発表)、
FB騒動やテスラ騒動を含む先に述べたセクターの売り、
(再来週にFBのCEOが議会へ呼び出し)
FB騒動にも関わるロシアゲート疑惑、英欧と露の対立、英欧政治リスク、
中東の地政学リスク、そもそもの騒ぎの発端である金利上昇アレルギー、
国内では森友学園騒動による国内政治の混乱(支持率低下)、
これら国内外のリスクは燻ったままであったり、再燃しつつもあり、
そのせいで土台となる国内外のマクロ環境と企業業績に対して、
足元ではなく先行きへの懸念も台頭しつつあるので、
(来週は日銀短観と月初恒例の米マクロ指標祭、中旬以降は国内外決算)
こういった市場を取り巻く小難しい環境という面から見ても、
全てのリスクが消えるまで・・・なんてことを言うつもりはないですが、
現時点では外国人が腰を据えて買いに来る環境とは言えないです。

だけに・・・本日の薄商いの中での引けに掛けての忖度買いは、
誰しもが承知していたバレバレだったからこそ、
外国人もあえて抵抗せずに放置プレーをすることで、
鉄槌売りを食らわすために引き付けている感もあります(笑)
せめて商いを伴う中で押し返したのであれば、
個人と国内勢の勝利に懸けてみようとも思うのですが、
本日の商いでは懸けてみようとは思えないです・・・

ということなので、明日については、
薄商いの中での忖度買いの放置プレーが続くのであれば、
米欧は週末3連休なだけに、国内特有の需給要因によって月末(週末)まで
意外と底堅く、下手をすれば反発する可能性も無きにしも非ずですが、
市場を取り巻く環境(リスク)は落ち着いたとは言えないので、
繰り返しになりますが、せめてシンプルに明らかな外国人買いとなるまでは
くれぐれも慎重に立ち回ってください。

新興市場についても、代替的に資金が集まるという地合いではなく、
国内外の燻ったリスクが再燃すれば巻き込まれるのはもちとんのこと、
足元では新興市場とも密接な米ITセクターが先に述べた通りの状況からも
むしろ新興市場が叩き売られてもおかしくないので、
局地的に資金の集まっているIPOやテーマ株以外は、
主力大型株と同様、慎重モードで構えておきましょう。

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